江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

<統一教会の星>山際大志郎大臣と、なぜか枝野さん。

 

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日は、晴れ空でスタートです。

 

 

 

 

統一教会との関係で、自民党議員たちの歯切れの悪い記者会見が続いていますが、ここに来て、確信犯のウソツキが出現しました。

 

 

 

 

その名も「山際大志郎」。

 

 

「大きな志」を持っているだ「ろう」ということでしょうか。

 

 

このお方、統一教会関連のイベントに数々参加しているようですが、それらについて、25日の記者会見で下記のような弁明を行っています。

 

 

山際大臣:「当時の資料を探したものの、発見できなかったものですから。少し前ということもあって明確に覚えていないことから、問い合わせに事務所から『出席は確認できなかった』と。しかし報道に出ているものを見る限り、私が出席したと考えるのは自然」

 

( 2019年、東京都内で開かれたイベントについて)

山際大臣:「発起人に自民党の先輩議員たちが名前を連ねていることや、大使や国連機関の方が発起人として連ねているということもあって、そういうことを判断基準にしたんじゃないかと」

 

(2016年、ネパールでの国際会議について)

山際大臣:「会議に出席したことすら、残念なんですけども、自分自身も覚えてない。会議そのものに出席したかどうか覚えてない人間が、どういう判断をしたかと尋ねられると、なかなか明確にはお答えできない」

 

(2010年2月、韓国の国際会議について)

山際大臣:「正直に申し上げますね。2016年・2019年のものですら定かではないわけ。そこから、さらに前のものに対して、よっぽど強烈な印象に残っているイベントでない限りは、今の段階で『記憶をたどれ』と言われても、正直申し上げて難しい」

 

(2010年の国際会議について)

山際事務所:「ご指摘の団体のホームページに私が出席したと記載されていれば、そのように考えることが自然だと思っております。率直に反省した上で、今後は一切関係を持たないように、慎重に行動していくことを改めて申し上げます」

 

 

この人、2003年に神奈川18区に国替えし、選挙区では民主党樋高剛に敗れたものの、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活し、初当選している。

 

 

つまり、質疑を受けている期間については、全て国会議員としての活動を聞かれているわけです。

 

 

ところが、「記憶がない」「資料がない」と具体的回答を誤魔化し、挙句の果てには、『ご指摘の団体のホームページに私が出席したと記載されていれば、そのように考えることが自然だと思っております。』と、すっとぼけた回答で、一応関係を認めることで記者たちを満足させ深追いさせないような裏技を使っている

 

 

皆さん、お気づきと思いますが、海外でのイベント参加についても、記憶がない資料がない、と回答を実質拒否しているけど、国会議員が海外に旅行する場合は国会への届け出が必要で、当然、調べればわかること。

 

 

その調査すらしていないのに、平然と「記憶にない」「資料がない」と回答を拒否している。(適当にあしらわれる記者たちの情けないこと・・・)

 

 

この男が、なぜ、ここまで平然とウソをつけるのかと言うと、それは、統一教会の理念を普及する自らの使命に確信を持っているからです。

 

 

自分の信念だけでなく、山際の事務所には統一教会の活動家が「職員」として勤務しているのです。

 

 

25日のミヤネ屋で、統一教会を追跡取材している鈴木エイトさんは、次のように証言しました。

 

 

「山際さんの場合は、事務所に統一教会の関係者がいるっていうのは以前からずっと指摘されているんですよ。であるならば、事務所の中で秘書、スタッフに確認すれば、すぐ分かるんじゃないですかね」

 

「以前からずっと自民党の内部で指摘されていて、僕も以前からずっとその話を聞いています。もしそれが仮に事実だとすれば、事務所の中で確認するのは容易だと思うんですけどね」

 

 

いわば、山際事務所は、統一教会の一つの「拠点」なのですよ。

 

 

ミヤネ屋で、この男の記者会見の模様を見ていた弁護士・本村健太郎さんのコメントが一番シカリさんの気持ちにしっくりくるものでしたね。

 

 

 

 

「しゃべり方に違和感がある。公判などで、知っているけど、知らないふりしている人のしゃべり方で、この違和感は多くは当たっている」

 

 

その通りです!

 

 

自民党は、あれほど「党は関係ない。個人の問題」と言っていたのに、ついに、国民の怒り・不信を前に方針を転換せざるを得なくなり、党としての調査をすることになりましたね。

 

 

その内容は、「会合への祝電・メッセージ等の送付」や「関連団体の会合への出席」、「選挙におけるボランティア支援」の有無など、教会や関連団体との関係について、8項目についてアンケートに答えるという形。

 

 

でも、「関係」を規定する基準も不明確で、またしても、「適当な調査」で誤魔化そうとするでしょう。

 

 

カルト集団犠牲者支援・カルト集団規制の法制化に動き出すまで、逃げ切りを許してはいけない。

 

 

特に、山際大志郎を逃がしてはいけない。

 

 

統一教会のメンバーが、山際事務所でどのような身分なのか分からないが、仮に、公設秘書などとなると、税金で統一教会の活動を支えていることになる。

 

 

そこまで、調べ上げないといけない。

 

 

一方、立憲民主党でも14名の議員が何らかの関わりがあったが、『全員、統一教会との認識がなかった』との弁明を行い、これに対して、「そんなわけあるか」という突っ込みが入ったようですね。

 

 

これに対して、枝野さんは、『認識がなかった』との説明は自分の場合は正確ではないと、自分なりに調査した内容や考え方をツイッターで公表しています。

 

 

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2022 年 8 月 25 日

統一協会関係団体と「関係」「接点」と報じられていることについて

衆議院議員 枝野幸男

 

(一部抜粋)

一般論としては、いわゆるアウェイ(敵対あるいは対立する勢力の場)であっても、取材等に応じ、自分たちの考えを少しでも広めるための努力をすることは必要なことであると考えます

この場合、与野党で、あるいは各党間で公平に扱われるのかどうかや、少なくとも自分の発言部分について歪めて伝えられることのない手続的担保を確保できているのかどうかが重要であり、今回指摘されている記事では、これらの点については確保されたものとなっています。

一方で、よく知らない媒体については、その「まっとうさ」についてより慎重に調査し対応すべきであったとの指摘については、真摯に反省し、今後、一層 慎重に対応してまいります

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上の文章は公表されたコメントの後段部分にあたるのですが、枝野さんとしては、相手(統一教会)の懐に入って自らの考えを広めようと考えた、と言うことでしょうか。

 

 

なんだかな~、って思ってしまいます。

 

 

未だに、相手のこともわかっていないし、政治家がどのように利用されているかも理解出来ていないようですね。

 

 

統一教会にとって、政治家は「箔をつける」「手続き上、肩書を利用する」でしかなく、誰かと論争して何か新しい世界観・価値観を築こうなどと言う考えはサラサラないことぐらい気づいてほしいものですね。

 

 

そして、与党だ、野党だ、と意地の張り合いをしている場合じゃないことを認識して、良識ある国会議員全員が協力してカルト集団による被害者の救済と活動制限を法制化できるように頑張っていただきたい。

 

 

ところで、最近、「Googleさん」が、ちょくちょくシカリさんのブログを覗きに来ています。

 

 

昨日もご来訪を頂いていますが、覗いていた記事の中には、次のような記事がありました。(お時間が許しましたら、読んでみて下さい。)

美しい日本の風景 <犯罪者が国会に恩を売り、国会議員は怪しい宗教に忠誠を誓う> - 江戸っ子でぃ (hatenablog.com)2019,10,26

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<8月27日の誕生花>

ホウセンカ

花言葉:私に触れないで、短気

<画像は、ネットからお借りしています>