皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、曇り空でスタートしそうです。
統一教会対策ですが、ここに来て、政府の動きが活発になっています。
17日、文化庁は旧統一教会に対して宗教法人法が定める質問権を行使するため、21日に宗教法人審議会を開くと発表しましたね。
永岡大臣は、質問の項目や理由について意見を聞き、了承が得られれば、質問権を行使した調査に入ると表明したそうですが、教団による問題行為の「組織性や悪質性、継続性」が認められれば、裁判所に解散命令を請求する方針ということです。
一方、統一教会の被害者救済に向けた新法づくりも、マインドコントロールと言う文言は盛り込まないものの、霊感により不安をあおる行為などを禁止し、違反した場合には寄付を取り消せるようにする方針での法案作りが山場を迎えているようです。
ただ、実際に統一教会に適用できるか不安視する向きもあることを考え、もっと、与野党で議論を深めていただきたい。他には、悪質な勧誘行為をした場合は懲役刑を含む刑事罰を設ける方針のようです。
こうした政府の動きに、シカリさんは被害者の声、二世の声を聞いた岸田総理が、「聞く力」を発揮したのかと思っていたら、そうではないみたいだ。
18日付NEWSポストセブンでは、政治ジャーナリストの藤本順一さんの次のような見解を載せていました。
「岸田政権は旧統一教会問題に加えて閣僚の相次ぐ辞任で支持率が急落中です。基本的にはこうした状況で解散・総選挙は行なわないものだが、今回は首相に解散を打つメリットがある。一つは、ネックとなっている旧統一教会問題を収束できること。旧統一教会の支援を受けていた議員は有権者の厳しい批判を受けて落選する可能性が高いし、それでも当選した議員は有権者の禊ぎを受けたことになる。総選挙によって自民党は旧統一教会とのしがらみを払拭した体制に生まれ変わることができる」
「旧統一教会と関係が深い議員の多くが最大派閥の安倍派に所属している。安倍派は岸田政権を支えているとはいえ、首相にとっては目の上のたんこぶのような存在です。いま解散総選挙を打てばその安倍派の勢力を削ぐことができる。大敗して野党に転落すれば元も子もありませんが、野党は選挙準備をしていないから、自民党は議席を減らしても政権まで失うことにはならないという見通しはあるでしょう。 旧統一教会問題を早期に収束して安倍派以外の派閥に選挙の同意を取り付け、選挙後の政権運営のために野党の一部にも根回しする。そうした布石が打てれば、岸田首相にとって解散は現実的な選択肢になる」
う~~ん。
臨時国会では、統一教会関係以外に、1世帯約4万5000円の電気・ガス代支援策や出産一時金10万円増額などを盛り込んだ約29兆円の補正予算でも、一応、「国民寄り」のポーズを見せ、そのうえで選挙に打って出ようともくろんでいるみたいですね。
なるほどね~、そう言う戦略が考えられるか。
そう考えると、岸田内閣の急ぎぶりが腑に落ちる面はある。
秋風は過ぎ、次の木枯らしではなく、解散風が吹き出しているみたいですね。
その時期については、12月10日までの国会会期を1週間程度延長することを検討しているそうで、そうした布石を終えれば、新たな国会会期末となる12月18日前後に解散の準備が整うことになるそうです。
で、いつ解散か、と言う所までは書いていませんが、『一つの可能性』として近々の総選挙が考えられるということでしょう。(アドバルーンを上げて、風を起こそうとする考えもあるかもしれませんが)
望むところだ!!
統一教会を利用しているつもりで、逆に利用され、国の隅々まで浸食されてしまった自民党・公明党による政権に終止符を打つための絶好のチャンスではありませんか。
野党さんは、準備は、よろしいですか?
候補者がいないと勝てないんですよ。
とにかく、野党が政権を取れるなんて、夢見たいなことは言いません。
せめて、勢力が拮抗する所までは、持って行きたいものですね。(まだ、決まってもいないのに、気の早すぎるシカリさんです。^^;)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<11月19日の誕生花>
オトギリソウ
花言葉:迷信、敵意、秘密、恨み
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