皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、晴れ空でスタートです。
ヤル気のない岸田内閣において、唯一、なんか期待できそうなのが河野太郎消費者担当大臣。
前職では、行政手続きにおける押印の廃止に向けて頑張って結果を出している。
昔は、思い付きで突飛なことを言ったりして物議を醸していたが、最近は、結果を出せるようになっている。
その河野大臣の所管である消費者庁で、29日に、霊感商法対策有識者検討会の初会合を開くとのこと。
河野大臣は会見で「被害の未然防止や事業者への対応について、最近の動向を踏まえて積極的に議論してほしい」と話し、検討会の設置は12日に河野氏が消費者庁に指示したそうだが、早速、明日２９日には会議と運びとなったのは素晴らしい。
さらに、当初は世界平和統一家庭連合（旧統一教会）を念頭にしていたが、その後「霊感商法一般について議論したい」と、個別の団体に絞らないことを強調しているそうで、評価できる内容と言えます。
委員には、全国霊感商法対策弁護士連絡会で世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の被害者救済に取り組んできた紀藤正樹弁護士や、カルト問題に詳しい西田公昭立正大学教授などが入っており、早くも国民の期待が寄せられているようです。
河野大臣は「霊感商法などに関する消費者庁のこれまでの対応をしっかりと検証して頂いて、被害の未然防止、被害の救済、事業者への対応について最近の動向を踏まえて議論して頂きたい。スピード感をもってやっていただきたい」と話し、次のようなことを議論すると説明しています。
＜ 検討会は、霊感商法や開運商法全般への対策を議論するほか、これまでの消費者庁の取り組みが適切だったかを検証する。 ＞
この検討会での議論の結果は、法務省、警察庁、消費者庁などが参加する「旧統一教会」の問題を話し合う関係省庁連絡会議に報告されるとのことです。
◇ 消費者庁の検討会の委員は次の通り。（敬称略）
菅野志桜里 弁護士（一般社団法人国際人道プラットフォーム代表理事）（シカリさん注：元議員の山尾志桜里さんです。）
紀藤正樹 弁護士（リンク総合法律事務所所長）
西田公昭 立正大学教授
宮下修一 中央大学教授
芳野直子 日本弁護士連合会副会長
この検討会は、毎週開催予定で公開して国民の意見を広く取り入れられるようにするとのことです。
何と言うことでしょう。
これまでの政府の会議と言えば、スーツでビッシと決めたオジサン、ジイサンたちが部屋にこもり、何を話し、どのような結果になったのかも国民は知らされることもなかった。（議事録は公表していますけどね。改ざんしている場合もあるし）
まずは、メンバーの選定から、消費者庁対応の検証、内容を限定しない議論内容、毎週開催と言うスピード感、会議の持ち方など、かなり期待が持てるな、と思っています。
ただ、問題と思われるのは、この会議で成果を出したとして、次の省庁連絡会議で具体的な法制化などの手続きに進めるのかどうか。
さらには、その連絡会議の中には、宗教法人を所管する文科省が入っていないなど岸田総理の及び腰、いい加減さが見え隠れしているので、河野太郎さんの頑張りを国民がしっかり応援して、成果につなげていかなければならないと思います。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
ブログ投稿数 ２２１９目
ブログ投稿日数 ２１５５日（連続投稿日数５７日）
***************
＜８月２８日の誕生花＞
キキョウ
花言葉：永遠の愛、誠実、清楚、従順
＜画像は、ネットからお借りしています＞
