想定外に深刻だった統一教会による日本浸食。
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、気持ちの良い晴れ空でスタートです。
あれほどショッキングに取り上げられていた「統一教会問題」。
圧力がかけられたのか、忖度なのか、それとも、組織内の統一教会信者による工作なのか、大手メディアが「統一教会問題」から手を引き始めている。
特に、NHKなどは、昨日、岸防衛大臣と統一教会の関わりが明らかになったにもかかわらず、「一言」も触れない。
そんな中、頑張っているのが「ミヤネ屋」。
シカリさんは、25日・26日分を録画し確認しましたが、多くの独自取材による成果を含めて、実に、核心に迫る報道をしてくれている。
その中で、驚愕したのは、そのネットワークが実に広範囲にわたり、しかも、確実に「その分野」の専門家たちを取り込んでいるということ。
まず、政治家レベルの話しで言えば、安倍派の国会議員を中心に、「日本・世界平和議員連合懇談会」が設立され活動している。
当然、統一教会の意向を受けた政策実現のための団体だ。
「この度前会長が引退され、私が後任の『議員連盟会長』に選ばれました。名誉会長に細田派会長・細田博之氏を迎え、心強く動けます。会員議員は約100人の所からスタートします」(原田義昭氏のFacebookより)
なんと、会員は100名を超え、衆議院議長が名誉会長ですよ!
会員議員たちが、それぞれの立場で統一教会のために頑張っている。(自民党は、「組織としてかかわっていない」と言うけど、全体が乗っ取られている。)
政治団体「国際勝共連合」が発行した2022年1月号の機関誌には、“家庭再建を軸にした子供政策を”という言葉と共に、こう紹介されていたそうです。
「心有る議員・有識者の尽力によって、子ども政策を一元化するために新しく作る組織の名称が『こども庁』から『こども家庭庁』になりました」
この件では、安倍派議員が積極的に動いたというのは知られている話だ。
確実に成果を上げている。
確実に、日本の政策が「統一教会」の意に添うようにゆがめられているのですよ!
ミヤネ屋の報道によると、この他にも地方議員への拡大もひどく、いや、現在は注目されていないが、そちらの方が深刻なような感じでした。
なぜ、地方議員への浸食が激しいのかと言うと、勝共連合の活動家たちが、ある時期から拉致被害者家族会の事務局に入り込むようになったのです。(ここは、シカリさん情報です。)
そこで行ったのが、拉致被害者救済の各種の陳情や署名活動。
特に、成果を上げたのが、地方議会での陳情活動でした。
その成功体験から、彼らは「活動の積み上げ」(地方から中央へ)の重要性を学んだのでしょう。
中央での政治家の取り込みの成功と合わせて、幅広く着実に勢力を拡大していったようです。
その活動範囲は、政治家だけでなく、学者たちまで取り込んでいるのには、驚きました。(世界のマスコミまで買収しているのも注目です。日本のマスコミは買収しなくても言うことを聞いてくれるのでしょうね。)
画像の中の「世界平和教授アカデミー」が発行する機関誌には、普通にテレビに出てコメンテーターとして活動している学者まで寄稿しているのです。
ところで、統一教会関係で質問を受けた政治家が口をそろえて言うのが、「信教の自由」があるから、と言う逃げ口上。
皆さんは、問題の本質を見逃してはいけませんよ。
その点、ミヤネ屋では、きっぱり指摘していました。
『信教の自由とかと言う問題ではなく、霊感商法や多額の献金を強制する反社会的団体と思われるような統一教会と安易に関係を持つのが問題』
その通りです。
ところが、『反社会的団体なのかどうか、宗教団体なのかどうか』を調査し、認定する組織まで統一教会に押さえられてしまっている。
この人たちの働きは、統一教会の名称変更として、最大・最悪の成果を上げている。
これにより、統一教会の活動と現在の世界平和統一家庭連合の活動を「別物」と誤魔化すことが出来、実質的に、反社会的組織が公然と活動することを許す結果に繋がっている。
政治家の一部、マスメディアの一部で頑張っている「統一教会を野放しにするな」という取り組みがもっと広がってほしいと思う。
しかし、現実は、とても深刻だと思います。
統一教会関連の各種団体の動きを、一つ一つ見ても、その本質は見えない。
しかし、日本のマスコミにしても、官僚にしても、自分の得意分野には触れるが、全体像を見るということには慣れていない。
まして、日本政治の主流を握っている安倍派集団が公然と統一教会に味方しているのだから。
シカリさんは、16日の投稿で次のような引用をして、統一教会の本質に注目するように書きました。(自民党は、日本を韓国の支配下に置かせることを目的に??? - 江戸っ子でぃ (hatenablog.com))
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部引用
文鮮明は教義の一つとして、「日本の天皇と韓国の王とが交差結婚をしなければならない。」「日本の皇室と(文教祖の)孫たちが結婚する時が来て、すべての国の王権の代表者たちと結婚する時代に入る。」「韓国が支配された立場とは逆に日本を支配するところまでいかなければなりません。」と説いた。
統一教会の教典「原理講論」の韓国版には「日本はサタン(悪魔)の国」であるとしており、文鮮明教祖はイエス・キリストの再来と書かれており、日本支部会長扮する天皇陛下が文教祖一家にひざまずく儀式を行っている。
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統一教会の目指す国の形は、「韓国が支配された立場とは逆に日本を支配するところまでいかなければなりません。」と明確にされている。
つまり、宗教団体を装った政治集団・経済団体と言うのが本質だと思います。
「韓国が・・・日本を支配する・・・」
そして、そのトップは「韓総裁」が務めるというのが、統一教会の方針であることを見逃してはならない。
信教の自由どころの話しではないのです。
最後に、もう一度言います。
統一教会は、自ら世界を掌握しようという方針を持つ政治集団・経済団体であり、反社会的団体なのです!(宗教は隠れ蓑でしかないのです)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<7月27日の誕生花>
花言葉:尊敬、信頼、真の友情
<画像は、ネットからお借りしています>