江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

宗教界からも疑問。「なぜ自民はおとがめなし?」 旧統一教会問題

 

 

皆さん、おはようございます。

 

 

五島地方、今日も曇り空でスタートです。

 

 

 

 

 

 

「般若心経」をアップしたかと思ったら、次の日は、また、愚痴ですよ。

 

 

すみませんね~。^^;

 

 

タイトルの話しですが、統一教会への解散請求に関して毎日新聞が宗教団体にアンケートを取ったそうですが・・・。

 

 

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「なぜ自民はおとがめなし?」 旧統一教会問題で宗教法人が疑問視

毎日新聞、11/11(土) 6:30

 

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求に関するアンケートでは、自民党と教団の密接な関係が指摘されるなかで、宗教の側だけを「処分」することを疑問視する記述も見られた。【西本紗保美、野口麗子、中嶋真希】

 

◇「癒着明らかになっていない」  

 

「旧統一教会とその政治団体である国際勝共連合と、自民党などの癒着による根本的な問題が明らかにされていない」。日本基督教団はこう指摘し、「一方の組織のみを解散させるのは目くらましに過ぎない」と非難した。  

 

毎日新聞が実施したアンケートで回答のあった21法人のうち、請求を「評価する」としたのは10法人にとどまり、「評価しない」とした5法人のうち、日本基督教団など4法人が旧統一教会自民党の関係に触れた。

 

自民党は2022年9月、所属国会議員180人に旧統一教会との接点があったとする調査結果を発表した。しかし、深い関係が指摘された安倍晋三元首相や当時衆院議長だった細田博之氏の調査は見送った。

 

生長の家は「旧統一教会安倍晋三元首相の関係について、まともな調査がされていない」と問題視。「自民党は長年、旧統一教会と密接な関係にありながら、その責任は一切とらず、自分の都合が悪くなると教団を切り捨てた。政治と宗教の関係が難しくなるだろう」とした。

 

◇「宗教と政治」適切な距離が必要  

 

生長の家は「当教団が1983年まで行っていた政治運動をやめたのは、本来の宗教活動が後回しになる傾向が続いたり、政治家がひとたび当選すると、党や自らの事情を優先し、教団が目指す政策実現をないがしろにする傾向があったりすることが分かったから」と記し、「宗教と政治は適切な距離を保つことが必要」とつづった。  

 

幸福の科学は「一部マスコミの宗教に対する偏見や、政治利用したい政権側の思惑」が背景にあるなどとして、解散命令請求が国に恣意(しい)的に運用される恐れを強調。「(旧統一教会を)選挙活動に利用していた政治家の当選無効についても議論すべきだ」と訴えた。

 

大山ねずの命神示教会は、解散命令請求について「報道機関が伝える旧統一教会と政府(自民党)の相当多数の国会議員との密接な関係を前提とした場合、中立性や公正性があるのか疑問」とした。

 

一方、請求への評価を尋ねた質問に無回答だった創価学会は「特定の宗教団体が国から特権を受け、保護を求めるようなことはあってはならない」。立正佼成会は「請求を政局に持ち込むカードの一つとして利用しようとすることを危惧する」と危機感をにじませた。

 

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このアンケートがどのような内容だったのか分かりませんが、皆さんの意見は、『そうだよ』と思える意見が多いですね。

 

 

統一教会にとって自民党との関係は色んな意味で『バックアップ』してくれる頼りになる関係だったのは間違いない。

 

 

極端な言い方をするならば、自民党との関係があったから、色んなことが出来たんだろう。

 

 

その統一教会の行為が犯罪的として、その組織の存在の法的根拠を奪われる審査が行われるのに、一方の自民党に至っては、統一教会との関係などキチンとした調査もされず、今日に至っている。

 

 

こうした事態を目の当たりにして、一歩間違うと同じ立場に置かれるかもしれない宗教関係者としては、上のような愚痴が出るのも頷けますね。

 

 

様々な意見の中でも、「(旧統一教会を)選挙活動に利用していた政治家の当選無効についても議論すべきだ」というのは面白いですね。ぜひ、検討していただきたい。

 

 

宗教と政治の問題は、日本のみならず世界的にも様々な問題をはらんでいる。

 

 

中東の混乱も同じ。

 

 

難しい教義の問題は横に置いて、不勉強なシカリさんでも言えることは、『一つの考え方しか認めない社会を作ってはいけない』ということだろうね。

 

 

宗教だけでなく他のイデオロギー勢力でも同じですよね。

 

 

私たちは、様々な事情を抱えて生きているし、感じている。にもかかわらず、『一つの価値観』でくくろうとするのはとんでもない圧迫。

 

 

そうした社会を作らないためにも、私たちは、日ごろから自分の意見を伝え、選挙行動を行い、時には、強く抗議する生き方が大事だと思います。

 

 

あれ?なんか、話しが広がり過ぎているじゃん。^^;

 

 

少し、修正しましょう。

 

 

宗教関係者の中には、今回の解散命令請求が「宗教弾圧につながるのでは」という恐れを抱いている方もいるでしょう。

 

 

しかし、それは違いますね。

 

 

統一教会に対してそのような動きが出て来た背景は、統一教会が反社会的活動を行ってきたためであって、普通の宗教活動を行っていれば、そのような事態になることもないはず。

 

 

今回の解散命令請求は、宗教弾圧ではなく、反社会的団体、海外由来の謀略組織が宗教団体を装って活動していたのが明らかになり、日本として見過ごすことが出来ないと判断されたために行われていること。

 

 

この原点だけはきちっととらえなければならないですね。

 

 

同時に、宗教と政治の癒着の状況にも注視が必要でしょうね。

 

 

公明党創価学会自民党神社本庁神道政治連)などの繋がりが議会制民主主義の枠を外れることがないのか、外れていないのか、見守りましょう。

 

 

解散命令と同時に注目されている統一教会の財産の散逸を防ぐための法整備に関しては、自民党も何らかの法整備が必要との考え方を示しているようですが、一部には、『法テラスを利用すれば』などと自己責任と言わんばかりの議員もいるというから、こちらも注視が必要でしょう。

 

 

また、解散命令が出たとしても彼らは活動を続けることができる。しかし、それは許されない。そこまで制限できる反カルト法の整備も必要です。

 

 

私たちが、私たちの子や孫たちが、安心して生活できる環境を守るためにも、わずかな時間でも割いて政治を注視し、声を上げ続けましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<画像は、ネットからお借りしています>