般若心経(はんにゃしんぎょう)
皆さん、おはようございます。
五島地方、今日は曇り空でスタートです。
シカリさんの愚痴を読んでいただいて、心がザワザワしている皆様。
般若心経を読んでいただき、心を安らかに、清らかにして下さい。^^;
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(ひらがな部分を拾って読んでくだされば、それらしくなります。^^;)
仏説(ぶっせつ)・摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)
観自在菩薩(かんじざいぼさつ)・行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃはらみったじ)、照見五蘊皆空(しょうけんごうんかいくう)、度一切苦厄(どいっさいくやく)。
舎利子(しゃりし)。色不異空(しきふいくう)、空不異色(くうふいしき)、色即是空(しきそくぜくう)、空即是色(くうそくぜしき)。受(じゅ)・想(そう)・行(ぎょう)・識(しき)・亦復如是(やくぶにょぜ)。
舎利子(しゃりし)。是諸法空相(ぜしょほうくうそう)、不生不滅(ふしょうふめつ)、不垢不浄(ふくふじょう)、不増不減(ふぞうふげん)。
是故空中(ぜこくうちゅう)、無色(むしき)、無受(むじゅ)・想(そう)・行(ぎょう)・識(しき)、無眼(むげん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜっ)・身(しん)・意(い)、無色(むしき)・声(しょう)・香(こう)・味(み)・触(そく)・法(ほう)。無眼界(むしきかい)、乃至(ないし)、無意識界(むいしきかい)。
無無明(むむみょう)・亦無無明尽(やくむむみょうじん)、乃至(ないし)、無老死(むろうし)、亦無老死尽(やくむろうしじん)。
無苦(むく)・集(しゅう)・滅(めつ)・道(どう)。無智(むち)、亦無得(やくむとく)。
以無所得故(いむしょとくこ)、菩提薩埵(ぼだいさった)、依般若波羅蜜多故(えはんにゃはらみったこ)、心無罣礙(しんむけいげ)、無罣礙故(むけいげこ)、無有恐怖(むうきょうふ)、遠離(おんり)・一切(いっさい)・顛倒夢想(てんどうむそう)、究竟涅槃(くきょうねはん)。
三世諸仏(さんぜしょぶつ)、依般若波羅蜜多故(えはんにゃはらみったこ)、得阿耨多羅三藐三菩提(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい)。
故知(こち)、般若波羅蜜多(はんにゃはらみった)、是大神呪(ぜだいじんしゅ)、是大明呪(ぜだいみょうしゅ)、是無上呪(ぜむじょうしゅ)、是無等等呪(ぜむとうどうしゅ)、能除一切苦(のうじょいっさいく)、真実不虚(しんじつふこ)。故説(こせつ)、般若波羅蜜多呪(はんにゃはらみったしゅ)。
即説呪曰(そくせつしゅわつ)、羯諦羯諦(ぎゃていぎゃてい)、波羅羯諦(はらぎゃてい)、波羅僧羯諦(はらそうぎゃてい)、菩提薩婆訶(ぼじそわか)。般若心経(はんにゃしんぎょう)
<現代語訳>
観音菩薩が、 六波羅蜜を実践されている時、人間の心身を構成している5つのもの(物質的な肉体、苦楽の感覚、イメージ、意思、認識する主体)に固有の実体はないと知らされて、一切の苦しみを解決された。
舎利弗(しゃりほつ)よ。 物質的なものには実体がない。
では何もないかというとそうではなく、因縁が一時的にそろって物質的なものが生じているのだ。
つまり、物質は実体のないものであり、実体のないものが物質として生じているわけだ。
心身を構成する物質以外の心の4つの働き(苦楽の感覚、イメージ、意思、認識する主体)もまた同じである。
舎利弗よ、一切が空であるすがたというものは、因縁がそろったり離れたりするだけで、無から有が生じたり、有ったものがなくなったりしているわけではない。
汚れているとか清らかというのも因縁によるもので、汚れた実体や清らかな実体というものもない。
因縁がそろったり離れたりしているだけで、何かが増えたり減ったりしているのでもない。
だから、すべては因縁によって生じている空なるものだから、今あると思っている物質も、因縁が離れればなくなって、別のものになってしまう。
今あると思っている苦楽の感覚、イメージ、意思、認識する主体という心の4つの働きも、因縁が離れればなくなって、別のものになってしまう。
認識の働きも、認識の対象も、認識の主体も、実体がない。
十二因縁の最初の無明にも実体がなく、無明が尽きるということも実体がない。
そこから始まって、十二因縁の最後の老死に至るまで実体がないし、老死が尽きることにも実体がない。
十二因縁のすべてに実体がないし、十二因縁が尽きることにも実体がないのである。
また、苦集滅道の四聖諦(ししょうたい)にも実体はない。
このように言うと、般若の智慧というのは、「一切が空ということだ」と思うだろうが、そのように頭で理解するようなものではない。
なぜなら何かを知ったり、得たりする私にも実体はないし、得る対象にも実体がないのだ。
菩薩は六波羅蜜を実践して高い悟りを開くとそのような境地に至り、心に煩悩がなくなる。
煩悩がなくなるから、恐怖がなくなる。
一切の逆立ちした考えも、妄想も離れて、究極の涅槃に入る。
過去、現在、未来の一切の仏も、そのように六波羅蜜によって仏のさとりを開かれたのである。
だから知るがよい。
この彼岸に渡る智慧の、
不可思議なまことの言葉、
明らかなまことの言葉、
この上ないまことの言葉、
並ぶもののないまことの言葉を。
六波羅蜜を実践し、彼岸に至る智慧を完成すれば、自分の苦しみも他人の苦しみも本当に除くことができる。
この故に智慧の完成のまことの言葉を説こう。
「羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」
この意味は、「仏道を求め、完成して、彼岸へ至り、仏のさとりを得た」ということである。
<日本仏教学院HPより>
般若心経の本当の意味を分かりやすく解説 (true-buddhism.com)
※ 便宜上、上のサイトから引用しましたが、上記学院の各種方針等を支持するものではありません。ワシのような不勉強者は、内容に優劣・可否の判断をしかねますのでご容赦を。(シカリ)
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始めてで、読み上げ方の勝手がわからないお方は、次のユーチューブをご覧ください。(こちらも、便宜上引用いたしております。内容等を全て支持、推奨するものではありません。)
【般若心経】よくわかるシリーズ①「原文唱和+現代語意訳つき」5分弱 松島龍戒 - YouTube
如何でしたでしょうか。
お互い世の流れにもまれながらも、少しでも心穏やかに日常を過ごせますようお祈り申し上げます。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<11月11日の誕生花>
花言葉:「よき便り」「誠実」「男ぎらい」
<画像は、ネットからお借りしています>