犯罪議員を辞めさせるシステム作りを急いで。(木下東京都議の件)
皆さん、お早うございます。
五島地方、昨日からの雨模様でスタートです。
今日のネタですけど、国・地方を問わず、「犯罪者」として立件されても、なかなか辞めない議員さんがいますが、何とかならないものか、と言うお話です。
その心臓の強さと言うか、俗に言われる「面の皮の厚さ」には、ビックリします。
東京都議会から2度、「辞職勧告決議」を可決され、直接説明を求める召喚状を送られていた木下富美子東京都議。
先週、3度目となる召喚状を送ったところ、昨日、議長と副議長と面会し「辞職しない」と説明したそうです。
この人、何をしたのかと言うと、今年7月、無免許運転で人身事故を起こしたうえ逃走したそうで、9月に書類送検されています。
東京都のことについて、よそ者が口を出すなと言われるかもしれませんが、気になりますよね。
と言うか、理不尽と言うか、無法と言うか、同じ国に住む人間として無関心ではいられませんよ。
昨日の記事に記載しました公明党の遠山元議員については、党からの締め付けもあったのでしょうか、2月に辞職しました。
しかし、なかなか辞めない議員が多いですね。
こうした事例が出るとテレビなどでは、支払われ続ける議員歳費の問題などが取り上げられますけど、問題なのは、このような人々が議員を続けられる異常な事態を解消する法律改正をしない議員たちの問題、議会の在り方ではないでしょうか。
もちろん、事件の中には、いわゆる「でっち上げ」というのもありますから、気をつけないといけませんが、木下議員のように、犯罪行為が明らかな場合には、何らかの措置が出来るような法改正が必要と思うのです。
シカリさんは、これまでも立候補の在り方(供託金を納付すれば誰でも立候補できる)を改めるべきと主張していますが、今回の事例にも通じる問題です。
供託金制度を止めて、保証人制度に変更し、違法行為などが確認された時に、保証人の一部が保証を辞めたら「自動失職」になるなどの方法を考えるのも良いかもしれないですね。
大雑把な提案で恐縮ですが、党首選挙の時には「20人の推薦人が必要」などと報道されますよね。
あれと同じように、選挙のレベルにより、複数人の保証人を必要とする制度にした方が良いと考えます。
お金さえ納めれば、法律を平気で無視する人間でも、倫理を無視する人間でも、政治制度をおちゃらかす人間でも、誰でも立候補できる。例えば、N党のような・・・。
完全に人を知ることは出来ませんが、少しでも、候補者の人柄を見るすべを制度とした方が良いと思うのです。
いずれにしても、この問題は急いで解決するべき課題だと思います。
急ぐ必要もない憲法改正は大声で主張するが、こうした民主主義の根幹にかかわる選挙制度や国会議員の不祥事に対応する制度改正には踏み込まない政治家にはウンザリです。
「民主主義」を看板・党是とする政党の皆さんには、ぜひ、積極的に取り組んでいただきたいものです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
*********************************************************
花言葉:「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」
誕生花:11月16日、12月13日、12月26日