江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

自民党憲法改正草案は、北朝鮮などと同じ内容









ボチボチ参議院選挙をめぐる論争が報道されるようになりましたね。そして、早くも自民党によるゴマカシ、すり替えが展開されていますよ~。








<9党討論会>改憲巡り応酬 自民草案を野党批判

毎日新聞 618()2155分配信


 参院選公示を22日に控え、与野党9党幹部の討論会(関西プレスクラブ主催)が18日、大阪市内で開かれた。憲法改正自民党稲田朋美政調会長が「自衛隊は合憲だとしっかり憲法に書くべきだ」と9条改正を主張。民進党山尾志桜里政調会長は、自民党憲法改正草案が前提の議論には応じない姿勢で、共産党小池晃書記局長は「立憲主義否定の政権をこのままにしておけない」と訴えた。

 稲田氏が「野党第1党も(改憲案を)示して」民進党をけん制したのに対し、小池氏は「自民草案が参院選で議論すべき提案ということか」と質問。稲田氏は「たたき台だ」とした。山尾氏は「自民草案は自衛隊国防軍に変え、集団的自衛権の制約をなくすとしている。自民草案がある限り、充実した憲法の議論にはなりにくい」と語り、自民、公明両党を含む改憲勢力の「3分の2」獲得を阻止すると強調した。公明党佐藤茂樹政調会長代理は「環境権の加憲」を示したが発言はなかった。

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「統治機構の改革や憲法裁判所の設置が必要だと提案している」と述べ、改正は9条以外から進めるとした。小池氏は「解釈改憲に明文改憲を重ねるやり方は許さない」と改憲反対を鮮明にした。社民党福島瑞穂副党首は「憲法改悪阻止」を主張し、生活の党の玉城デニー幹事長も改憲反対を表明。日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は自主憲法制定を求めた。新党改革荒井広幸代表は、議論は必要だが改憲は時期尚早とした。
<以下略:シカリ>
高橋恵子

最終更新:619()130








自民党の稲田とかいう極右の姉ちゃんは、自衛隊は合憲だとしっかり憲法に書くべきだ」とおっしゃっているが、自民党憲法改正草案には、そのような記述は一言も見られない。




ご覧くださいな。





国防軍

第九条の二
 我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する
国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、
国会の承認その他の統制に服する。

3 国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。
4 前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。
5 国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。


 


 自民党草案には、「自衛隊」という記述はなく、「国防軍」となっているんですよ。



自衛のための組織ではなく、どこにでも戦争のために出ていく「軍」になっています。しかも、「軍法会議」の設置も明記しています。第二次世界大戦の頃の日本に戻したいのでしょうね。




ところで、稲田政調会長は「野党第1党も(改憲案を)示して」と民進党を挑発していますけど、憲法改正の議論をしている場合ですか?





東日本や熊本の復興は、どうなっているんですか?憲法議論ごっこをしている場合か?




子どもの6人に一人は貧困状態にある日本で、その対応策を放置して憲法ごっこ?ふざけるな!



1000兆円をとっくに超えてしまった日本の借金。どーーーーするんだよ。何も対策を打てないくせに、憲法ごっこ?ふざけるな!



公明党やおおさか維新も何をボケているんだよ。



これまで、消費税率を上げて来て、その財源は何に使ったんだよ。こんなことをほったらかして憲法議論ごっこ




ウンザリなんですけど。





自民党改憲案 アノ独裁国家そっくり?


毎日新聞2015630日 東京夕刊


 「独裁政治」とまで言われている。安全保障関連法案成立に突き進む安倍晋三政権のことだ。最近も自民党の勉強会で「安保法制や安倍政権を批判するメディアを懲らしめろ」との声が上がったばかり。どこの独裁国家か、と思うが、実は自民党が掲げている憲法改正草案からして、北朝鮮共産党一党独裁の中国の憲法と似てきているのだ。【吉井理記】

文化、歴史に特定の見方 「国民の義務」多く


 まず、次の文章をお読みいただきたい。

 (1)「公民は国家の法および社会主義的生活規範を守り(中略)尊厳を守らなければならない」

 (2)「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」

 (3)「国民は憲法および法律を順守し(中略)社会の公徳を尊重しなければならない」

 (1)は北朝鮮憲法82条、(2)は自民党憲法改正草案(2012年)102条、(3)は中国憲法53条だ。どれも国民の憲法尊重義務、つまり「国民は憲法を守れ」ということだ。

 もっともらしく聞こえるが、今の憲法にこんな規定はないし、主要7カ国(G7)首脳会議参加国のうち米国、英国、フランス、カナダにもない。残り2カ国、ドイツ、イタリアはナチズムやファシズムへの反省という歴史的理由から、自由や民主主義をうたう憲法の擁護義務を国民に課している。ちなみに韓国や豪州はもちろん、大日本帝国憲法にもない条文なのだ(ただし憲法発布時の「勅語」には「臣民は憲法に対し従順義務を負う」とある)

 「ここに自民党の目指す国家像が透けて見える」と指摘するのは、憲法学を専門とする早稲田大教授の水島朝穂さんだ。「まず憲法は国家権力を縛る目的で制定するもので、国民を縛り、従わせるためのものではないのです。これが立憲主義、つまり近代国家の基本であり憲法を守る義務すら国民に押しつけてはならないという考えで、だからこそ米英仏などには規定がない。自民党改憲案はそこを逆転させ国民を縛る、という。北朝鮮や中国に近い考え方です」

 歴代政権や憲法学者違憲とした集団的自衛権行使を「『限定的』なら合憲」と独自論理を展開し始めた安倍政権。保守派で改憲派の慶大名誉教授の小林節さんも「法の支配を無視した独裁政治だ」(22日の衆院平和安全法制特別委など)と批判してきたのはご存じの通りだ。その「独裁政治」の最たる北朝鮮や中国そっくりの条文、自民党改憲案のあちこちにある

 水島さんが解説する。「改憲案の前文は『日本国は長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴(いただ)く国家であって……良き伝統と……』などとある。憲法に文化や歴史、伝統について特定の見方を書き込むのも北朝鮮や中国と同じです

 確かに中国の前文は「中国は世界で最も古い歴史を有する国の一つである。中国の諸民族人民は、ともに輝かしい文化を築き上げ、栄光ある革命の伝統をもっている」北朝鮮も「(北朝鮮は)偉大な領袖(りょうしゅう)金日成同志と偉大な指導者金正日同志の思想と指導を具現した主体(チュチェ)の社会主義祖国である」とある。

<以下略:シカリ、全て読んでみたい方は、↓>







ご覧のとおり、自民党改憲草案あきらかに独裁を目指すもので、中国や北朝鮮と同じ制度を目指しているのです。





イメージ 1



独裁国家、戦争のできる国。そんな選択を許してはなりません。



日本を安倍晋三のオモチャにしてはいけません。



反自民、反安倍の声を高めましょう!!






ブログ村「離島情報」に登録しています。


応援クリックよろしくお願いします。


              


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ離島情報へ