安倍晋三や麻生は、国民をこのように見ている【いつまで生きているつもりだ】
そんな中でも、安倍晋三や麻生は、極めつけの部類。奴らは、国民のことを次のように考えているんですよ。
<麻生氏>いつまで生きるつもりだ…高齢者について講演会で
麻生太郎財務相(75)は17日、北海道小樽市で開かれた自民党支部大会で講演し、「90になって老後が心配とか、訳の分からないことを言っている人がテレビに出ていたけど、『お前いつまで生きているつもりだ』と思いながら見ていました」と述べた。高齢者らの反発も予想される。
麻生氏は講演で国内の消費拡大などが必要と指摘したうえで、「お金を何に使うかをぜひ考えてほしい。金は使わなきゃ何の意味もない。さらにためてどうするんです?」と述べた後に発言した。【一條優太】
最終更新:6月18日(土)8時6分
こうした発言に、野党やマスコミから批判の声が出ている。当然だろうね。
なんのことはない、アベノミクスの失敗を棚上げして、経済が回らないことを「高齢者が貯蓄に励んでお金を使わないからだ」と言っているのだからね。
麻生さんよ。あんたら自民党の目標は、「美しい日本を取り戻す」じゃなかったのかね。
古き良き日本を取り戻すのが夢なんだろう?
古き良き日本人の典型的な生き方・質素倹約の高齢者の生活を罵倒するのは矛盾しているんじゃねえのか?まあ、常に都合よくコロコロ主張を変える安倍や麻生だから、その矛盾さえ気にしないのだろうね。こんな連中の作る政治公約なんて、背中に張る膏薬より効き目がないんだよ。
ところが、中には、次のような麻生言説をかばうブログもあるんだね。
・・・・だから、90過ぎてから金をためるという行為は、現実面から見て無駄そのものなのだ。
朝日の報道は、「1700兆円を超える個人金融資産」には触れているが、麻生発言を受けた岡田、志位両氏の批判は、具体的な前提を排除した切り取りだ。麻生氏はこう語っているのである。
『間違いなく1700兆円を超す個人金融資産がある。すさまじいお金。そのお金が消費に回らない。買いたい物がないとか、将来が不安だからとか、いろんな理由あるだろうが、いずれも伸びない。金なんてね、あれ見るもんじゃねえんだ。触るもんでもねえ。あれは使うもんだから。使って回さないとどうにもならねえ。じーっとしているのが最大の問題だ。』
麻生氏のいつもの口調だ。そして、言っていることは正しい。日本の経済を浮揚させるには、個人資産を市場に流動させることが必要なわけで、少なくとも発言の趣旨は、「人間の尊厳」を否定するようなものではない。
ブログ「私的憂国の書」より
「90過ぎてから金をためるという行為は、現実面から見て無駄そのものなのだ。」と言う主張。恐ろしい内容だね。何歳から貯金しようが、何歳まで貯金しようが、勝手じゃないか。
こういう連中の頭の中は、自らの主張する政策に国民の生き方を合わせないと気が済まないという恐ろしい思考回路なんだよね。ほとんど病気。
「日本の経済を浮揚させるには、個人資産を市場に流動させることが必要なわけで」との主張だが、個人資産が市場に流動して経済が浮揚するのであって、経済を浮揚させるために個人の懐を管理しようという発想は全体主義と言うんじゃないの?
同じことじゃないか、と思われる皆さん。気を付けてくださいね。「個人資産が市場に流動できるような環境を作る」ことと、「個人資産を市場に引っ張り出す」ことは形的には似ているけど、根本的に違います。
麻生やこの怪しいブログの主の発想は、「個人資産を市場に引っ張り出す」の方ですね。こうした連中は、人間を感情のある生身の人間として見ていずに、政策実行のための部品ぐらいにしか見ていなんですよね。そして、こうした連中は自らの立場を守るためには「世界の平和のためには自衛隊は海外で血を流さないといけないのだ」などと主張するんだよね。あーーー、恐ろしいことだよね。
ワシから見ると、安倍晋三や麻生よ、あんたらの方が「いつまで生きているつもりだ!」なんだけどね。
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