江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

燃費をごまかすぐらいなんでもない三菱









ワシがマイカー(軽自動車)を購入したのは、え~~と5年前かな?お金がないワシにとって、燃費の比較は大事な作業でした。もちろん、他の選定要素もありますけど、多くの皆さんにとっても燃費の比較は大事な作業だと思います。







25年前から規定無視=社長「知らなかった」―燃費目標上方修正繰り返す・三菱自


時事通信 426()1750分配信


 三菱自動車26日、燃費不正問題に関する社内調査の状況を国土交通省に報告し、公表した。国の規定と異なる方法で燃費試験データを収集する法令違反を、25年前の1991年から行っていたことを明らかにした。記者会見した相川哲郎社長は「知らなかった」と釈明したが、2000年に発覚したリコール(回収・無償修理)隠しで社会的な批判を浴びても違反を続け、自浄作用が働かなかった同社の企業体質が厳しく問われることになる。

 法令に違反して燃費試験データを収集した対象車種は「調査中」と説明するにとどめたが、数十車種、数百万台規模に上る可能性がある。国交省511日までに再度報告するよう求めた。

 道路運送車両法91年に走行抵抗の測定法を指定したが、三菱自はこれとは違う従来方法を継続。07年には社内の試験マニュアルだけ法令に沿った測定法に改定し、実行していなかった。

 今回の報告では、燃費目標達成のため不正が行われた軽自動車「eKワゴン」と日産自動車向け「デイズ」について、燃費の最も良いタイプの開発目標燃費を、社長以下の役員が出席する会議で5回上方修正していたことも明らかにした。

 112月の開発当初は、ガソリン1リットル当たりの走行可能距離264キロを目標に設定したが、ダイハツ工業の「ムーヴ」などとの競争を意識して上方修正を繰り返し、132月に最終目標を292キロに引き上げた。同社の中尾龍吾副社長は記者会見で「結果から見れば社員にプレッシャーがかかった」と述べた。 

最終更新:427()027


 


 


ワシのマイカー、結局、ダイハツになりました。^^;






それはそれとして、どうしてこのような企業体質が生まれて来るのか。ワシは、現在同時進行的に報道されている、次のニュースにその疑問を解くカギがあると思うのですが・・・・。
 


 





豪政府、潜水艦の共同開発相手に仏DCNSを選定=関係筋


ロイター 426()1015分配信


 


シドニー/東京 26日 ロイター] - オーストラリア政府は次期潜水艦の共同開発相手に、フランスの政府系造船企業DCNS社を選定した。関係者2人が明らかにした。まもなく正式に発表する。

 入札には日本の防衛省三菱重工業7011.T>・川崎重工業7012.T>で作る官民連合と、ドイツのティッセンクルップTKAG.DE>も参加していた。

 ディーゼルエンジンを動力とする「コリンズ級」潜水艦6隻を保有するオーストラリアは、2030年ごろから世代交代を計画。最大12隻の潜水艦を調達する予定で、共同開発相手を求めていた。

最終更新:426()1112







防衛省川崎重工とタッグを組んで、日本の技術の海外持ち出しを企んでいたのですね。





この企みは、安倍晋三君の肝いりだとか。一企業のために、政府を挙げた取り組み(税金を使って)をし、落選すると国を挙げて嘆く。国を挙げてと言うか、NHKをはじめマスコミをあげて嘆いている。




まあ、そのことは横に置いて、三菱と言う企業は政府すら動かす企業と言うことなんです。いわゆる「財閥」なんですからね。だから、燃費を誤魔化して国民をだまそうと、大したことではないんですよ。





ずいぶん昔のことですが、ワシにとって、三菱は誇りでした。三菱造船所のある長崎にいたワシにとって三菱は誇りでした。なにせ、尊敬する叔父も働いていたのですから。




ところが、ある時に三菱が武器を作っているということを知り、いっぺんに興ざめしてしまったのです。ベトナム戦争で日本が潤っていたころの話です。三菱で作った武器がベトナムに持っていかれていたわけではありませんが、なんとなく、日本の高度成長がベトナムの人々の苦しみの上に築かれたものではないかと言う感覚に陥ったのです。(実際、佐世保にはベトナム帰りの米戦艦が立ち寄り特需に沸いていました)




話しはそれましたけど、それほど身近な存在だった三菱は、実は、ワシらの感覚とはかけ離れた支配階級の存在だったということに気づいたのです。




支配階級の人々は、いろんな形でつながって、一企業のためでも政府を挙げてセールスに取り組み(恥ずかしくないのかね?)、防衛方針すらそのために変更しているのです。




シカリさんは、基本的に非戦論者(相手から攻められない限り)ですが、そのワシですらおかしいと思うのは、日本の軍事技術を海外に持ち出す行為を政府と企業が連携して行うということ。今は友好国であっても、いつ、日本の敵になるかもしれないのに、自分の懐を開け広げて、金儲けの手助けをする。なんと、アホな国でしょうか。




まあ、こんな国だから、一企業に完全になめられているんですね。法律を守らなくても、何でもないんでしょうね。残念な国です。




 


応援クリックしていただきますとありがたいです。よろしく~♪♪


              ↓