江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

「憲法解釈の変更は悪いことと分かっていました」内閣法制局の証言











このずる賢い、と言いたいが、実際は、「間抜け」な人々の仕業をご覧ください。










憲法解釈変更>法制局、経緯公文書残さず


毎日新聞 928()930分配信


 政府が昨年7月1日に閣議決定した集団的自衛権の行使容認に必要な憲法9条の解釈変更について、内閣法制局が内部での検討過程を公文書として残していないことが分かった。法制局によると、同6月30日に閣議決定案文の審査を依頼され、翌日「意見なし」と回答した意思決定過程の記録を行政機関に義務づける公文書管理法の趣旨に反するとの指摘が専門家から出ている。

 ◇審査依頼の翌日回答

 他国を攻撃した敵への武力行使を認める集団的自衛権の行使容認は、今月成立した安全保障関連法の土台だが、法制局はこれまで40年以上もこれを違憲と判断し、政府の憲法解釈として定着してきた。

 法制局によると、解釈変更を巡り閣議前日の昨年6月30日、内閣官房国家安全保障局から審査のために閣議決定案文を受領。閣議当日の翌7月1日には憲法解釈を担当する第1部の担当参事官が「意見はない」と国家安全保障局の担当者に電話で伝えた。

 横畠裕介長官は今年6月の参院外交防衛委員会で、解釈変更を「法制局内で議論した」と答弁。衆院平和安全法制特別委では「局内に反対意見はなかったか」と問われ「ありません」と答弁した。法制局によると今回の件で文書として保存しているのは、安倍晋三首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の資料▽安保法制に関する与党協議会の資料▽閣議決定の案文--の3種類のみで、横畠氏の答弁を裏付ける記録はない。

 集団的自衛権行使は憲法上許されない」とする1972年の政府見解では、少なくとも長官以下幹部の決裁を経て決定されたことを示す文書が局内に残る。法制局が審査を行う場合、原則としてまず法制局参事官が内閣や省庁の担当者と直接協議し、文書を残すという。しかし、今回の場合、72年政府見解のケースのように参事官レベルから時間をかけて審査したことを示す文書はない。

 公文書管理法(2011年4月施行)は「(行政機関は)意思決定に至る過程や実績を検証できるよう、文書を作成しなければならない」(第4条)とする

 解釈変更を巡る経緯について、富岡秀男総務課長は取材に「必要に応じて記録を残す場合もあれば、ない場合もある。今回は必要なかったということ。意図的に記録しなかったわけではない」と説明。公文書管理法の趣旨に反するとの指摘には「法にのっとって文書は適正に作成・管理し、不十分との指摘は当たらない」と答えた。横畠氏にも取材を申し込んだが、総務課を通じて「その内容の取材には応じない」と回答した。【日下部聡、樋岡徹也】

 ◇「民主主義の原点」…記録なし、識者批判

 内閣法制局に関する本や論文を多数執筆している明治大の西川伸一教授(政治学)は「戦後の安全保障政策の大転換であるにもかかわらず、たった一晩で通すなど、あまりにも早すぎる。白紙委任に近い。従来の法制局ならあり得ないことだ」と指摘する。さらに、検討の過程を公文書として残していないことについても、「記録を残さないのは疑問。国民によるチェックや後世の人々の参考のため、記録を残すのは民主主義の原点だ。政府は閣議の議事録を公開するようになり、公文書管理法も制定された。その趣旨にのっとって、きちんと記録を残すべきだ」と話す。

 ◇内閣法制局

 内閣直属の機関で、審査事務(政府が作る法令案の審査)と意見事務(内閣に対する法的な助言)を主な役割とし、今回のような憲法解釈は後者に当たる。積み重ねられてきた法解釈との整合性を重視した厳格な審査をすることから、「法の番人」と呼ばれてきた。職員数(定員)は77人。


最終更新:928()1046








横畠長官は国会で「議論した」と答弁したが、その証拠がない。議論していないのに、議論したと虚偽の答弁をしたのか。となると、国会での答弁の真贋を国会で正してもらわないといけない。





実際に議論したのに記録がない、と言うことは?





普通公務員は、規則、先例に従って、きちんと仕事をしますよね。議論に職員が参加したのであれば、必ず、担当者は会議録を作るはず。





でも、ないということは、最初から「記録を残さない」というトップからの指示があったのか、あるいは、作ったがトップから「ないのもにしろ」と言われたかの、どっちかだろう。




いずれにしても、「悪いこと」をする、あるいは、「そうなる(悪い結果)」という意識のもと動いていたことは明白。そして、この間抜けなずる賢い行為は、その内心を証言しているようなもの。





7月1日に閣議決定をすると分かっていて6月30日に審査要請をしたのか、6月30日に審査要請をしたら7月1日に「意見なし」の回答が来たからその日に閣議決定をしたのか、そのいきさつも興味のあるところですね。




皆さん、横畠長官と言う人の顔、テレビで見たことありますか?あるいは、実際に見たことありますか?




悪そうな顔していますよね~~。さも、悪いことをしそうな顔。この結果を聞いて、「ほ~~~ら、ご覧」という感じですね。




シカリさんのこだわりですが、こういう人に対しては「お家断絶」の処分がよろしいかと思います。おうおうにして、その子たちも似たようなことしちゃうんですよね。だから、その系統の人には行政にはタッチさせないという処分が良いと思うんですが。横畠さんのお子さんたちは、どんな仕事をしているんだろう。まさか、霞が関で働いていないでしょうね。(もちろん、親の悪いところを見て、自分の生き方を正す子どもたちも沢山いますけどね。我が家も・・・^^;)




ウソと誤魔化し、記録なし。




安倍内閣とそれを支える機関は、揃いもそろって、犯罪集団。な~~~んか、引き下ろす方法ないのかね。「次の選挙で」なんてのんきなこと言ってられないよ。






応援クリックしていただきますとありがたいです。よろしく~♪♪


              ↓


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ離島情報へ