江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

「森友事件で麻生財務相が辞めないのはおかしい」と主張する近畿財務局OBの主張は、なぜ、マスコミに無視されるのか?


国の財産を自分の友達のためにとんでもない値引きをして売り払っていたという安倍晋三の「森友事件」。

この事件は安倍晋三のお友達案件だが、実際に舞台となったのは天下の財務省

トンデモ値引、国会偽証、公文書偽造、公文書破棄。

こんな国家の大罪を犯した面々が野放しにされ、そのトップは他人事のような顔をしている。

ただ一人、現場の職員が犠牲になった。


彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
東京新聞2019424日 朝刊


 

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する公文書改ざんなどを巡り、舞台となった財務省近畿財務局OBが本紙の取材に応じ、あらためて真相解明を訴えた。問題を巡っては、大阪第一検察審査会は三月に佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官らの「不起訴不当」を議決。大阪地検が再捜査している。国有地の大幅値引きや改ざんに首相周辺や政治家らの関与や忖度(そんたく)があった疑念は解消されていない。 (望月衣塑子)


 このOBは、近畿財務局で国有財産の管理処分を担う管財部に長年在籍した喜多徹信さん(70)と田中朋芳さん(63)。財務省の指示で改ざんを強要されたという趣旨の遺書を残して昨年三月に命を絶った近畿財務局の男性職員=当時(54)=とは旧知の仲だった。


 学園が取得した国有地が八億円余り値引きされていたことが発覚したのは二〇一七年二月。学園が建設を計画していた小学校の名誉校長に安倍晋三首相の妻昭恵氏が一時就任していた。


 近畿財務局は本省と相談して学園に特例で国有地を貸し付け、その後に大幅値引きをした。喜多さんは「現場だけの判断でできるはずがない」と指摘。田中さんは「値引きの根拠となった地中のごみの処分量の口裏合わせも学園側に依頼していた。マル政(政治)案件だったからだとしか思えない」とみる。


 財務省の調査によると、安倍首相が一七年二月十七日に「私や妻が関係していたなら首相も議員も辞める」と答弁したのを機に、本省理財局が記録や文書の確認を開始。近畿財務局も本省の指示を受けて、政治家関係者との応接録などを廃棄した。首相答弁の九日後には、本省理財局の要請で近畿財務局職員が政治家関係者の照会状況削除などの改ざんも行った。


 そもそも改ざん前の文書には、昭恵氏との親密ぶりを強調する学園側の発言など、首相周辺や政治家に関する数々の記述があり、改ざんはのべ三百カ所以上に及んだ。


 喜多さんは「普通はこんなに記録を残さない。大幅値引きの言い訳がつかないから、あれほどの説明が付されたのだろう。『政治的意図があったのに自分たちのせいにされてはたまらない』という抗議の意思表示だったのでは」と考える。


 喜多さんらが職員に聞いた話では、改ざんを指示された男性職員は、職場の誰が見ても分かるほど顔つきがみるみる変わっていったという。喜多さんは「改ざんを命じられたときも相当抵抗したようだ。やっているのは犯罪。自分の信念や理に反して悔しかっただろう」とおもんぱかる。


 昨年三月二日に公文書改ざんが発覚すると、男性は財務省側の聴取を受けた翌日の同月七日、遺書を残して自殺。前日に男性を見かけた職員は「ひと言でも彼に声をかけていたら」と泣きながら喜多さんに電話してきた。


 公文書改ざんを巡る有印公文書変造・同行使容疑などについて検察審査会は、佐川氏ら当時の理財局幹部を不起訴とした大阪地検の判断を「不当」と議決。値引きを巡る問題でも、政治家らの働き掛けの影響について「さらに捜査を尽くすべきだ」と促した。

 「佐川氏は国会で『学園側との交渉記録を破棄した』と答弁したが、土地代金の支
払いが済んでいない段階で破棄するわけがない。佐川氏が改ざんを指示したのは官邸を守るためと考えるのが自然だ」との見方を示す田中さん。「前代未聞の改ざんのに、最高責任者の麻生太郎財務相が辞任しないのはおかしい。真相を明
かにして、男性の無念を晴らしたい」と決意を語った。


 

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ひとりの職員の命を犠牲にして、その真相も責任者の追及もあやふやなままのこの事件。

こんな不正義がまかり通って良いはずがない!

なぜ、マスコミは追及しない。世論を無視する安倍内閣に追随するのは止めていただきたい。

ジャパンライフ事件で、ジャパンライフの山口会長と安倍政権やマスコミ関係者の繋がりが喧伝されているけど、これも、マスコミはスルーするのか?





こんな不正義を許してはいけない!

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日本国民は、忘れていないぞ!!




そして、平






成から令和になっても忘れないぞ!!