北関東に続いて、東北・宮城でも大変な災害に見舞われました。本当にお気の毒です。
一日も早く落ち着いた生活に戻れますようお祈りします。
宮城・大崎で堤防決壊 約1000人が孤立
日本テレビ系(NNN) 9月11日(金)10時46分配信
大雨特別警報が出されている宮城県では、大崎市で堤防が決壊し、約1000人が孤立している。
県内ではこれまでに経験したことのないような大雨となっていて、河川の氾濫も相次いでいる。重大な災害に警戒し、命を守るための最善の行動をとるとともに、自治体からの避難情報にも注意が必要。
気象庁は11日午前2時20分、富谷町の三ノ関付近で吉田川が氾濫したと発表した。陸上自衛隊によると、11日午前5時までに、自宅の浸水などで自力で移動できなくなっていた住民3人を救助したという。3人は80代と50代の女性と20代の男性で、いずれも命に別条はないという。
一方、大崎市によると、11日午前5時前、古川地域の渋井川が20メートルにわたって決壊し、400世帯、約1000人が孤立しているという。
また、11日午前7時現在、避難指示が1市3町の少なくとも2944人に、避難勧告が9市8町のあわせて約63万人に出されている。
気象台によると、県内では12日午前6時までに予想される24時間雨量は多いところで150ミリとなっている。
最終更新:9月11日(金)18時56分
これほどの大災害が起きているの政府の情報発信はゼロ!
菅官房長官は、11時の記者会見で記者から激甚災害指定について問われて、「当然そういう方向になるのではないか」と他人事のように回答しただけ。(この言葉には、「金は出すさ」と言う上から目線が見え見えですね)
あれほどの大災害に、被害状況や政府や自治体の対応状況を記者会見で説明し、国民に安心してもらおうという気がないらしい。全て、報道任せ。
現場では、自衛隊員・警察官・海上保安官・自治体職員などが必死で対応していました。そのおかげで、被災者の皆さんは、どれほど心強かったことでしょう。
しかし、その統括主体である政府は、副大臣などを現地に派遣しただけで、11日は対策本部会議も1回も開催していません。(関係閣僚を集めて「総力で対応しなさい」という原稿を読み上げただけ)
この内閣には、本当に、国民の命や暮らしを守ろうという気持ちがあるのでしょうか。(ないと思っているくせに、持って回った書き方をするいやらしい性格)
と同時に、危機管理能力もないということが、ハッキリわかります。官僚がおぜん立てしないと、総理大臣が「どうなっているんだ」と対策本部会議の開催を求めることもない。くだらない安保論議にうつつをぬかし、うまくごまかせて、してやったりのニヤケ顔をするくらいしか能がない。
さらに、政府が自ら公表しなければならない状況も発生していたのです。それは、次の記事です。
東日本豪雨 除染廃棄物の袋が川に流出、30袋回収も「全体の数は分からず」
環境省は11日、大雨で福島県飯舘村の河川が氾濫し、東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質の除染で出た土や枯れ草などが入った大型の土嚢(どのう)袋が流出したと発表した。約30袋を回収したが全体の流出数は分かっていない。中身の漏洩などは確認されていないという。
同省によると、11日午前6時ごろ、飯舘村役場から環境省に袋が流出していると連絡があった。袋は川に浮いて流れている状態で、連絡を受けた除染業者が回収した。
土嚢袋は約1立方メートルの「フレコンバッグ」と呼ばれる袋で水田に仮置きしていた。飯舘村以外に同県川俣町の仮置き場2カ所でも冠水したが、袋の流出は確認されていないという。
最終更新:9月11日(金)18時59分
このことについては、全く情報を発信していません。(現時点で、シカリさんの知る限り)
この小さなことのように思えることですが、「小さな重大事項」を国民に知らせない、報告しないということが、現在の政府の体質を物語っています。トップがそのような考えだから、官僚は益々自分たちに都合の悪い情報は出さなくなります。ブラック政府です。
安保法案どころか、あらゆることについて国民には知らせず、自分たちだけの考えで、好き勝手に国政を運営している、こんなわがまま内閣はうんざりです。
このような内閣には、一日も早く退陣してもらいたいものです!
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