江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

災害見舞もせず国会審議・・・後がないんや。





北関東や東北の豪雨災害は、凄いですね。




罹災された皆様にお見舞い申し上げます。




シカリさんの故郷でも、昔はよく川が氾濫して後片付けで苦労した記憶があります。現地では、これから不明者の捜索や、復旧のための労力は大変なものでしょう。





一日も早く、平常の生活を取り戻すことが出来ますように、願っています。





そんな中、今日も国会では安保法案関係の質疑が交わされる見込みです。日程が押されているせいで、安倍ちゃんも被災者への見舞いどころじゃないのでしょうか?




<安保関連法案>自民が衆院再可決検討 19日前の成立狙い


毎日新聞 910()530分配信


 自民党は9日、安全保障関連法案を16日の参院本会議に緊急上程できない場合、憲法「60日ルール」を使って衆院で再可決し、成立させる検討に入った。今国会の会期末が27日に迫る中、谷垣禎一幹事長ら衆院側の執行部は、参院本会議での採決が19日からの連休中に重なった場合、国会周辺での反対集会などと重なって政権のイメージダウンになると懸念している。しかし、参院自民党は、野党の同意を得て本会議採決に持ち込む方針を変えておらず、自民党内での衆参の駆け引きが激しくなっている。

 安保関連法案の審議が大詰めを迎え、野党は衆院内閣不信任決議案、参院に問責決議案などを次々に提出して抵抗する構えをみせており、これらの処理には2日以上要する可能性がある。そこで、政府・与党は16日の参院平和安全法制特別委員会で法案を採決し、同日中に参院本会議に緊急上程して可決、成立させる道筋を描いてきた。連休前の18日が実質的な期限とみている。

 しかし、参院自民党は慎重だ。9日、佐藤勉国対委員長吉田博美参院国対委員長と党本部で会談した谷垣氏は、16日の参院本会議への緊急上程を求めたが、吉田氏は、野党の協力を得るには17日以降の本会議採決が望ましいと主張し、平行線で終わった。

 安倍晋三首相は9日、首相官邸で谷垣氏からこうした報告を受け、「できるだけきちっとした形で終わらせてもらいたい」と要請した。ただ、谷垣氏は会談後、「とにかく早く結論を出さなければいけない」と記者団に語り、成立を急ぐ意向を示した。

 60日ルールは、衆院が可決した法案を参院が60日以内に採決しない場合、衆院の出席議員の3分の2以上の賛成で再可決すれば成立するという憲法の規定。安保関連法案は7月16日に衆院を通過しており、今月14日以降に適用が可能になる。与党が多数を占める参院は存在意義を問われかねないだけに、衆院側が再可決に踏み切れば、参院自民党の反発は必至だ。参院自民党幹部は「60日ルールは使わないと与党内で合意していたはず」と不快感を隠さない。

 一方、特別委は9日の理事会で11日と14日に首相が出席する集中審議の日程を決定。参院議院運営委員会は9日、中央公聴会を15日に開催することを正式に決めた。【高橋克哉、水脇友輔】


最終更新:910()857





これだけの重要法案なのに、地方公聴会は開催せず、中央公聴会の開催だけで日程を確定させ、使わないと言っていた「60日ルール」を使うことを検討するという。




自民党内部で意見が割れているという報道ですが、そんなのは茶番。もともと、現在の参議院なんて、あってないようなもの。安倍ちゃんが、この国会で成立させるというのは分かりきったこと。それだけの議席を国民からいただいたのですから、それを行使しない方がおかしい。



ただ、成立させようという法案について国民に十分説明せず、と言うより誤魔化しだらけで、数を頼みに成立させるのは、これまで何度も言ってきたとおり民主主義の否定。本格的、独裁国家のスタート。



こんなでたらめな政党と分かって投票した国民に責任があると言えばそれまでだけど、国のトップとしての品性も自覚も感じられない。



この報道の中で注目に値するのは、連休にかかり集会やデモが激化することを自民党がおそれているという部分。一部には、「あの程度の人数で国民の声を代表しているとは言えない」などという負け惜しみの意見もあるが、あの参加者の背後にどれだけ多くの国民の意思があるかは世論調査が示している通りだ。部分部分を切り取って反撃する負け惜しみの反論のロジックに騙されてはいけない。(こういうことを言い出したのは、あの有名な嘘つきヤクザもどき橋本大阪市長だ)



自民党がどのような政党か、公明党がどのような政党か、これらに群がる人々がどのような人々か、よ~~~く見ていましょう。そして、子々孫々まで言い伝えましょう。この連中が日本の民主主義を壊したんだと。(もう、成立したような書き方じゃないか)



これだけの豪雨災害なのに見舞もせずに、国会審議は淡々と進められるなんて。国民の目前の生命の危機や安全確保より、アメリカのための安保法案が大事なんですよ。ね、安倍ちゃん。これから先、余程のことがない限り、安倍ちゃんの目論見を阻止することはできないでしょう。(どんなことが起きたら国会審議が止まるのかな?隕石が国会に落下するとか?でも、場所を変えて開催できるだろうしね・・・)



国会の日程は切迫していますが、野党の皆さん頑張ってください。






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