選挙が終わると、次々に出てくる不都合な情報

一時、静かになっていた福島第一原発に関する色んな情報が出てきています。

海に汚染水１日３００トン　福島第一原発　国費で対策

朝日新聞デジタル 8月7日(水)21時44分配信 




海へ流出する汚染水と建屋を囲む予定の凍土壁のイメージ



　東京電力福島第一原発の建屋近くの地下水から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、政府の原子力災害対策本部は７日、１日あたり推定３００トンの地下水が放射性物質で汚染され、海に流出しているとの試算を明らかにした。東電による汚染水対策は破綻（はたん）しており、政府は国費を投入して対策に乗り出す方針を固めた。

　資源エネルギー庁によると、福島第一原発では山側から海側に１日約１千トンの地下水が流れ込んでいるという。このうち、原子炉建屋などへ約４００トンが流れ込んで汚染水になっているとしていた。

　しかし、試算では、残り６００トンの地下水のうち３００トンが建屋周辺の汚染土壌の影響で汚染水となり、海に流れ出ているとした。漏れ始めた時期は特定できず、事故直後からずっと漏れ続けている可能性も否定できないという。残りの３００トンは汚染されずに海に流れているとみられる。

朝日新聞社

「静かになっていた」のではなく、「静かにさせられていた」のでしょうね。参議院選挙が終わった途端、地下水の問題が大きくクローズアップされてきて、海へは流れ込んでいないと言っていたのが、実は、流れ込んでいたと言うし。

東電のドタバタを見ていて、日本語の絶妙な言い回しが面白くなってきました。

例えば、東電が記者会見で「・・・・が確認されました」という発表をたびたび行っていますが、その多くは早くから研究者から指摘されていたことで、「・・・・が確認されました」ではなく、「隠し切れなくなりました」と言っているんですね。

自民党の政調会長が「死者が出ているわけでもない」と言ったことと同じで、どうしようもない事実を突き付けられないと「ありました」と認めないのです。困った人たちです。

ところで、地下水は山から海に向かって流れるだけでしょうか。横にだって流れるんじゃないですか？どこまで拡散しているんでしょうか。早く情報を開示して、危険な個所は地下水の使用を禁止すべきじゃないでしょうか。これも「誰も死んでいないし・・・」なんてうそぶくんでしょうかね～。

もっと、面白いのは破たんした企業に税金をつぎ込んで、好き勝手にさせる国・国民って何だ？ってこと。これから先も、じゃぶじゃぶ税金を入れるとわかっているのに、株主総会とかやっているし。すべての財産・企業活動を国の管理下に置くべきじゃないんですか？

私の考え方がおかしいのでしょうか？よ～わからんわ～～。ただでさえ暑いのに、これ以上、カッカするのはや～～～～めた。

　
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