詩 「ADAUTI」(昔の記事再掲)
皆さん、お元気でしょうか。ワシの方は、少しずつですが回復いたしております。
五島地方、今日は、曇り空(時々小雨)の空模様でした。
殺害された安倍元総理にとって、思いもよらない不幸な事件。
一方、山上容疑者にとっては、原因は分かっていてもなんとも出来ない理不尽な状況に堪えかねての行動。
殺人と言う事実は変わらないものの、被害者が単に被害者なのか、加害者の面はなかったのか。
これから長い裁判の中で、検察と弁護団の闘いが繰り広げられるわけです。
一人の国民として、「殺人は悪だ」と単純に正義漢を装うことはしたくない。
一人の男の凶行と言うかもしれないが、ある一面では、大きな社会的犯罪を放置した日本社会が引き起こした犯罪でもあるわけです。
そうした複雑な面を理解し、今後の成り行きに注目していきたい。
同じような思いを抱き昔書いた詩をアップさせていただきます。
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テロという言葉が、蔓延しています。
テロって、なんだろう?
さて、皆さんは「赤穂義士」とかという、赤穂藩の四十七士の話しは、
聞いたことありますよね。
あれって、テロじゃないの?
そう思って、俳句形式の詩を作ってみました。
ADAUTI
残桜を
見るに見られぬ
テロリスト
夏枯れの
川床二人
テロリスト
紅葉ふみ
仇追い行く
テロリスト
テロリスト
雪と舞い入り
我国(わこ)の華
極端な言葉で、事象を規定するのは簡単だけど、
それだけで、良いのかなあ?
暴力は、良くない。
暴力の中では、全て弱者にしわ寄せが来る。
ただ、テロという言葉だけで、全てを切って捨てる風潮は、いかがなものか。
議論を封じるような極端な言葉を突きつけて、議論を有利に展開しようとする
姑息な人々がいる。
そのお陰で、アフガン・イラク・アメリカを始め多くの国の若者が死んでいった。
ぜひ、世界で起きている事を丁寧に論じていただきたい。
シカリ (id:gotoshikari) 14年前
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理解出来ないことも、矛盾していることも、切って捨てずに事実を見つめ、理解に努める努力をしたいと思います。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<1月15日の誕生花>
花言葉:「可憐」「一緒に踊って」
<画像は、ネットからお借りしています>