江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

参議院で、中条きよしさんがやったこと。「うそ~~!」

 

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日も、晴れ空でスタートしそうです。

 

 

 

 

 

歌手で参議院議員の中条きよしさんが、やらかしましたね~。

 

 



と、本題に入る前に、このお方が選挙に出ると分かった時にシカリさんは記事にしていました。

 

 

内容は、やわらか~く難くせをつけるものです。^^;

 

 

 中条きよしさん、日本維新の会から参院選出馬。ウソ~!! - 江戸っ子でぃ (hatenablog.com)2022,4,30

 

 

選挙のうたい文句に、「国民の恨み晴らします」と言う文句を使い始めたことに異議を唱えた次第です。

 

 

だって、この「恨み晴らします」は藤田まことさん他、「必殺仕事人」に関わった皆さんの財産ですからね。

 

 

個人的に使われることが不愉快だったのです。

 

 

で、本題ですが、15日の参議院の文教科学委員会で、初めて質問に立った中条さんは、「プロ歌手というのになりましてから、今年で54年になります。今年で53枚シングルを出しました。アルバムも何枚か出させていただきました」と切り出し、コロナ禍でのアーティスト支援や発達障害児の保育環境などに関するものについての質疑を行った後、問題発言をやらかしてしまったのです。

 

 

「もう時間だということなので、最後になりますけれども、私の新曲がですね、9月7日に出ております。昭和の匂いのする『カサブランカ浪漫』という曲だ。ぜひお聞きになりたい方は、お買い上げください。12月28日に『中条きよしラストディナーショー』というのをやります。今年最後のディナーショーではなくて、芸能界最後のラストディナーショー。ぜひ機会がございましたら」

 

 

国会議員の質の低下は、彼に始まったことではないけど、国会の場で、自分の商品の宣伝をしたのは中条さんが初めてではないでしょうか。思わず『ウソ―』と叫びたくなりますよ。(他の人の優れた本などを紹介する場面は見たことありますけど)

 

 

一部の出席議員からは拍手も上がったものの、直後に「不適切な発言だ」「参議院の品位に反する」「発言は委員会の場になじまない」などの指摘が上がり、中条さんが所属する維新が議事録からの削除を申し入れたそうです。

 

 

今回のケースには、様々な問題があると思います。

 

 

発言の場所は、参議院文教科学委員会。

 

 

参議院の委員会は、次のようなものがあります。(特別委員会は除く)

 

令和4年10月2日現在 

議長

尾辻  秀久

 

副議長

長浜  博行

 

常任委員長

内閣委員長

酒井  庸行

 

総務委員長

平木  大作

 

法務委員長

矢倉  克夫

 

外交防衛委員長

馬場  成志

 

財政金融委員長

 

 

文教科学委員長

山下  雄平

 

厚生労働委員長

山田   宏

 

農林水産委員長

長谷川  岳

 

経済産業委員長

石橋  通宏

 

国土交通委員長

古賀  之士

 

環境委員長

古賀 友一郎

 

国家基本政策委員長

室井  邦彦

 

予算委員長

山本  順三

 

決算委員長

松村  祥史

 

行政監視委員長

吉田  忠智

 

議院運営委員長

福岡  資麿

 

懲罰委員長

鈴木  宗男

 

 

 

 

この中の文教科学委員会ですが、委員長は山下さんと言うお方。

 

 

 

山下 雄平(やました ゆうへい)

自由民主党

選挙区(佐賀県)選出/平成25年、令和元年/当選 2 回

 

 

中条さんの資質も問題ですが、この山下さんと言う委員長は、目の前で繰り広げられる「不規則発言」を制止しなかった。

 

 

当選2回と言うことですが、常任委員会の委員長を務める力量はあったのでしょうか。つまり、7月に2回目の当選をしているわけで、経験は1期しかないわけですよね。(派閥のたらい回しでしょうね。まあ、1期でも力量のある方はおられるでしょうが)

 

 

以前、他の委員会であるけれど、安保法制などの時には、野党からの通常の発言ですらさえぎっていたのに、今回は野放し。

 

 

次は、中条さんと維新の資質の問題ですけど、質問内容が「コロナ禍でのアーティスト支援や発達障害児の保育環境など」と言うことだが、前半は文教科学委員会での質疑で良いだろうが、後半の「発達障害児の保育環境」の問題は、厚生労働委員会に属する問題だと思うのですが、如何でしょうか。(幼稚園の問題なら文教ですけどね)

 

 

その前に、4月の出馬表明の時点で「命あるかぎり、高齢者のみなさんのために、国のために命をかけられる。人生100年時代というけれど、俺の歳でも25年は生きなくちゃいけない。どうやって生きるんだろう。年金だけでみなさん生活ができるのか」などと高齢化や年金政策に意欲を示していた人が、なぜ、厚生労働委員会ではなく文教科学委員会に所属しているんですか?

 

 

今回のケースを考えると、中条さん自身だけでなく維新の会の好い加減さも見えて来るし、自民党の役職配置の好い加減さも見えて来る。

 

 

4月の出馬会見では、「年寄りの良さと力と経験と常識みたいなものを、もう1回見せられないかなと」と言っていたそうだが、とんだ「非常識」を見せられてしまったもんだ。(出馬時点で、公私の区別をつけられない危険性を感じていましたが、当たっていましたね)    

 

 

この事態に、日本維新の会の幹部も「ど素人の極みだ。政治家としての常識を指導していく」とコメントしたそうだが、公認して政治家として世に送り出した『製造者責任がありますよ』と言いたいですね。(16日に謝罪していましたけど、言い訳がましかったですね。)

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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