江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

詩 『冬の道』

 

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日も、晴れ空でスタートしそうです。

 

 

 

 

 

昨夜は、皆既月食。(一応見ました。)

 

 

昔の人たちが、不吉な色と思ったであろう赤みがかった闇は、おりしもアメリカの中間選挙投票の日。(シカリさんには、熟した柿のように見えました。^^;)

 

 

さて、どのような結果になるのか。

 

 

それ次第では、ウクライナ支援のあり方も変わるのだろうなと思うと、のんびり月を眺めている気にもなれなかった。

 

 

と政治向きのお話しはこれまで。

 

 

今日は、ガラッと変わって詩をアップします。

 

 

ずいぶん昔に書いた詩ですが、背景を少し説明しますね。

 

 

シカリさんが住む五島列島福江島には、複数の高校がありますが、我が家の娘も息子も福江地区にある五島高校に行きました。

 

 

当時、シカリさんが住んでいた地域は、五島高校から数十キロ離れた辺鄙な所でした。

 

 

 

 

五島高校には、寮があります。

 

 

福江島自体もその名の通り島ですが、さらに離れた島にも子供達がいます。(最近は、いるのかな?)

 

 

そこからの通学は当然出来ません。

 

 

陸続きの所でも、交通の便が悪く通学できない所があります。

 

 

シカリさんの子供達も、寮に入って高校に通いました。

 

 

家には、土曜日・日曜日に帰ってきました。

 

 

そして、寮に帰るのは、月曜日の朝になることが多かったですね。

 

 

シカリさんは、月曜の朝、子供を寮に送り届け、それから仕事という日が多かったですね。

 

 

そのような日の模様を詩にしました。

 

 

 

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冬の道

 

 

木立を縫うように伸びる島の道

寮へと帰る我が子を

送った

一台の車

霜解け水の滴るガードレール

触れるか

ボディはスレスレに

白い息でも吐くよに走る

 

車の中

ヴォリューム最大のままスピーカー

季節はずれの歌をたたき出す

サザンが歌う

   ヤーレン ソーラン

 

助手席のシートに

とっくに温もりはなく

空白乗せ

車は走る

走る車の中

サザンが歌う

   ワッパ ラッパ

 

陽だまりを抜ける

一台の車

湿った路面を

タイヤ軋ませ

車の中

相変わらず

調節されないヴォリュームで

サザンが歌う

   カゴメカゴメ 時間よ止まれ

   エンヤコーラ!!

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お後がよろしいようで・・・。チャオ!

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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