秋ですね~~^^;
まずは、秋に関する歌なぞ、どうぞ。(万葉集より) |
誰(た)そかれと 我れをな問ひそ 九(なが)月(つき)の 露(つゆ)に濡(ぬ)れつつ 君待つ我れを |
秋の田の 穂(ほ)向(む)きの寄れる 片(かた)寄(よ)りに 我れは物思ふ つれなきものを |
こほろぎの 待ち喜ぶる 秋の夜(よ)を 寝る験(しるし)なし 枕と我れは |
黄葉(もみちば)に 置く白露の 色(いろ)端(は)にも 出(い)でじと思へば 言(こと)の繁(しげ)けく |
皆さん、どの歌が気に入りましたか。 |
実はね、万葉集って「好いた惚れた」の歌ばかりで、シカリさんは、どうも苦手です。 |
ところで、『涼しいのはシカリさんの頭だけだよ』な~んて言っているのは、誰だい? |
まあ、大体、想像はついているんですよ。エリザベスさん!! |
え?他にも・・・・。どんだけ~~~~。 |
「わたり」ってなんでしょう? |
(借り物です。)
こいつが、渡るのです。 |
こいつの、名前は「ハチクマ」 |
蜂の幼虫などを食べる熊鷹類なので「ハチクマ」?? |
ホンマかいな。信ずる者のみ救われます。 |
ちなみに、シカリさんと同じ「準絶滅危惧種」です。 |
日本で繁殖期を過ごしたハチクマは、瀬戸内海沿岸から北九州、福岡、唐津、長崎県北部(烏帽子岳、冷水岳、平戸島)、五島列島北部を経て福江島に入ります。その後、玉之浦湾に集まり、時期を見て中国へと渡ります。 渡りの時期 9月20日頃 ~ 10月20日頃 渡りの場所 玉之浦町大瀬崎(大瀬山:標高250m) 1989年9月24日 日本野鳥の会長崎県支部(谷口、寺島、竹上)により、東シナ海へ飛び出すハチクマ の渡りルートとして発見された。 渡りの区間 玉之浦町大瀬崎 ~ 中国・船山群島(約600km) スピードは、45km/h前後で、高度3000mを飛行し、単純計算で13時間で 船山群島に到達します。 <ある人の「東大大学院アジア学講座の皆さんの夏期合宿講座資料」より>
このハチクマの渡りを助けるのが、漁師言葉で「あおぎた」と言われる季節風です。 |
ちなみに、ハチクマさんは、こんなに長旅をするそうです。 |
(借り物です。)