皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、晴れ日和になりそうな星空でスタートです。
2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻して、もうすぐ7か月になろうとしている。
この間、シカリさんは、ずっと疑問に思ってきました。
『あんな露骨な侵略行為をロシア国民は見て見ぬふりをするのか。』
でも、彼らにとっては、侵略行為ではなく、NATOの東方侵攻を防ぎ、ウクライナのナチ化を防ぎ、東部にいる同胞を解放する「特別軍事作戦」だったのですよね。
西側からの遠慮がちの経済制裁の効果も少なく、ロシア国内での経済的混乱もあまり成果は見られない。(西側企業が撤収し、商品のロゴがまがい物に変わったぐらい)
それでも、わずかな人数ではあるけど、抗議する人たちはいましたよね。
ただ、外部から見ている限り、その数は限られており、大方のロシア国民はプーチンを信じ、プーチンの特別軍事作戦を支持している。
その風景は、80数年前に大東亜共栄圏を夢見て中国大陸や南方諸国で侵略行為を行った日本と同じで、国民はまた、大本営発表を鵜呑みにし、日の丸の旗を打ち振って歓喜していた風景と、うり二つに見える。
残念なことだが、政治への認識が薄く、正しい情報を持たない人間としては、こうせざるを得ないのだろうか・・・。
そんな忸怩たる思いで眺めて来たロシア軍の侵略行為。
ここに来て、ロシア国内で微風が吹き出しているようです。
モスクワ市ロモノソフスキー地区の議会は8日、「あなたの考え方や統治手法は絶望的に時代遅れで、ロシアの発展と可能性を妨げている」「プーチン氏とその側近らの不寛容で攻撃的な考え方はロシアを冷戦時代に逆戻りさせ、再び核兵器で世界を脅している」として、プーチン大統領に辞任を要求したそうです。
また、サンクトペテルブルク市の議員らも国家反逆罪での告発を提案するなど、地方議会で「反プーチン」の動きが広がっているとのことです。
一方、侵略行為の現場・戦場では、厭戦気分が広がり、前線逃亡を図る兵士が軍服を脱ぎ捨てて私服姿になり、地元住民らの間に紛れ込んで脱走を試みる事例が発生しており、私服に着替えた脱走兵はロシア本土への帰還を求めているそうで、1日あたり15件以上、把握されているそうです。
さらに、ロシア軍として全般的に兵力が不足しており、民間派遣会社を通して兵士を募集しているものの集まらず、戦線の維持が難しくなっているとのことです。
ロシア国防省は、10日夜の声明で「(ハルキウ州の)バラクリヤとイジュームに駐留していたロシア軍部隊を再編し、ドネツク州の前線を補強する決定がなされた」と発表しているが、要するに、ハルキウ州駐留軍をドネツク州に後退させたということ。
ウクライナが奪われた国土を取り返せているということは、喜ばしいことです。
ただ、ロシア国内外の状況変化がどの程度になった時にプーチンが完全撤退・停戦を決断するのか不透明なまま。
そうしている間にも、戦場ではウクライナの兵士や市民、ロシアの若い兵士たちが傷つき、命を落としている。
ロシア国内外の反戦の声がもっと高まり、ロシア国民が正しい情報に触れ、『ノー・プーチン』の動きが表面化し、プーチンを表舞台から引きずり降ろす日が一日も早く到来することを祈るばかりです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<9月13日の誕生花>
花言葉:汚れなき愛、便りがある、期待
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