バカな県議会と普通の県議会
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、晴れ空でスタートです。
民主主義の基本は、議会の健全な運営。
例えば、地方自治にとって議会は理事者と合わせて「車の両輪」などと言われて、その存在の重要性が教えられて来た。
車の両輪である以上、片方に依存した両輪なんてありえない。
つまり、議会としてのチェック機能を失った議会なんて存在意義がない。
20日、二つの県議会が、両極端な議決を行いました。
長崎県議会の臨時議会は、県が誘致を目指すカジノを含むIR=統合型リゾート施設の「区域整備計画」の議案を賛成多数で可決しましたが、賛否の内訳は、共産党と社民党の議員合わせて3人が反対、それ以外の議員が賛成し、42対3での議決だったそうです。
一方、和歌山県議会はIR(カジノを含む統合型リゾート)を誘致するための計画を国に申請するかどうかについて、本会議で採決を行い、反対多数(22票が反対、18票が賛成)で否決したそうです。
否決された要因は、4月19日に行われたIR対策特別委員会で、「資金計画があいまい」などの意見が相次ぎ反対多数となり、本会議でも否決されてしまったそうです。
日本において賭博は違法なわけで、そのこと自体から反対する国民が多い中、一部行政は強引に進めようとしている。
今日は、その問題には触れません。
ひたすら議会の在り方の問題です。
進めようとする計画の内容が十分に示されない中で、「賛成して下さい」と言うのは、議会軽視、住民無視も甚だしい。
計画の中でも最も重要な資金調達が出来るのかどうかわからない提案なんて・・・。
そうした意味で、和歌山県議会の議決結果は、極めて健全だと言えます。
さて、さて、我が長崎県議会の方はと言うと、前日の委員会では『資金調達の内容が開示されていない』と随分紛糾したそうですが、本会議では、ごっそり賛成してしまっている。
バカの極みですね。
議会が議会たる意義を放り投げてしまっている。
理事者のすることに、形だけ「議会議決を得た」ということを示すだけの議会に成り下がっているということ。
今に始まったことではありませんが、バカの集団です。
賛成する彼らには『理事者のすることを理解するのが議会であり、議員の良識』と言うアホな意識があるのです。
こうした議会の存在を許す長崎県と、和歌山県の違いは、やはり、『民意のレベルの違い』と言えるでしょうね。
長崎県、最悪~~~~!!
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<4月22日の誕生花>
花言葉:罠、未練
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