江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

加計学園は、学生諸君に責任を果たせるのか!!


入学式の時期ですが、あの超有名大学でも入学式が行われ186名の学生諸君が新たな人生に船出をしました。

入学生の皆さん、ご家族の皆さん、ご入学おめでとうございます。

これから6年間勉学に励み、四国の獣医師不足の解消のために頑張ってください。


加計学園

獣医学部で入学式 理事長「予想以上の志願者」

毎日新聞201843 2200(最終更新 44 0035)


 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)は3日、国家戦略特区の愛媛県今治市で岡山理科大獣医学部を開学した。国内では北里大以来52年ぶり、四国では初の獣医学部で、獣医学科147人、獣医保健看護学科39人の計186人が入学。入学式で学園の加計孝太郎理事長は「世界に冠たる獣医学部に高めたい」などと述べた。


 開設計画を巡っては、加計理事長が安倍晋三首相の友人であることなどから事業者認定の経緯が国会などで追及された。加計理事長は告辞で「いろいろとご心配をかけたが、予想を上回る志願者が集まった。獣医学部がいかに強く望まれていたかと再認識した」と話した。式典には昨年の国会で参考人として獣医学部新設の意義を強調した加戸守行・前愛媛県知事も招かれた。

 出席した女子学生(20)は「感染症対策に当たりたい。将来の目的があるので(国会論戦などは)あまり気にしていない」と話した。

 獣医学部の開設については、国家戦略特区諮問会議(議長・安倍首相)が昨年1月に加計学園を事業者に認定。定員を計画より減らすなどし、文部科学相は同11月に新設を認可した。学園用地16.8ヘクタールは今治市から無償譲渡を受けており、事業費のうち約93億円を愛媛県今治市が補助する。【松倉展人】


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加計さ~~ん、生きていたんですか~。国会や世論は、随分、振り回されましたけど、「ご心配」ではなく「ご迷惑」をと言うべきじゃないですか?

それに、そんな恰好はしなくて結構ですから、国民の疑問にちゃんと説明して下さいよ。

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加戸さ~~ん、「魔法の発言で岩盤を突破して」じゃなくて、国家のルールを無視し、私利私欲のために運用できるような諮問会議を悪用した「悪魔の手法」で出来た大学と言うべきじゃないですか?

自民党政権下で作っていた「四原則」を無視し、建設費の過剰疑惑や、安定経営に対する不安を無視し、教育内容に対する疑問も無視し、あらゆる疑問・不安を無視して、加計孝太郎のために安倍晋三とそのスタッフが推し進めた疑惑だらけの獣医学部設置でしょう。

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学生の募集にあたっては、こんな宣伝をしていましたよね。でも、その内容の多くに文科省は不安を示して、なぜか、懇切丁寧な修正の指導までしていたんですよね。

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絵に描いた餅のような資料で学生をかき集め、おまけに韓国では、「ノーベル賞受賞の教授を輩出した」との虚偽の宣伝までしていたんだよね。

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これまでのウソ・詐欺手法は、さておいて、問題は、集めた学生諸君にちゃんとした教育が出来て、それぞれの国家資格を取得でき、四国に定着できるような指導・運営が出来るのかどうか。

加計学園の経営は、言うまでもなく補助金の回しによる自転車操業。次のとおり、加計学園にとっては、補助金を「ゲット」することが運営の中心なんです。

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まあ、行政と言うものは強い力に弱いんですね~。

国民の血税を惜しげもなく注ぎ込んでいる。でも、こうした経営はいつまでも続くものでもないですよね。

問題は、中味なんですから。


加計理事長の松山市専修学校 入学希望者ゼロで開校断念
日刊ゲンダイ201842


 安倍首相の“お友だち案件”で、昨年11月、獣医学部新設の認可を勝ち取った学校法人「加計学園」(岡山市)。3日午後、愛媛県今治市で岡山理科大獣医学部の入学宣誓式を開く。疑惑に対して、国民の前で一度も説明をしていない加計孝太郎理事長も出席する予定だ。
 ところがその一方で、加計氏が同じく理事長を務める「英数学館」(広島市)が今月、愛媛県松山市に開学を計画していた学校は、ナント入学希望者がゼロ。「廃止認可」を突き付けられ、開校を断念する“珍事”が起きている。
 今治市獣医学部は大盛況。獣医学科(定員140人)と獣医保健看護学科(60人)の志願者は延べ2366人で、合格者は計392人。うち、獣医学科の志願者は延べ2274人で、定員の16.24倍と高倍率だった。加計氏もウハウハだろう。

 対して、目も当てられないのが「松山総合高等専修学校」だ。

「もともと、松山市には加計理事長の英数学館が運営する広島の並木学院高校の松山学習センターがありました。そこに、全日制の高等専修学校を新設するという計画でした。昨年3月の愛媛県私立学校審議会で、異議ナシで認可が下りています。定員は105人で、松山聖陵高の校長などを務めた戒田淳氏が校長に就任する予定になっていました」(地元関係者)


■「開校計画を知らなかった」
 同専修学校のHPの「ご挨拶」で、戒田氏は「元気な笑顔で入学される皆さんとの出会いを楽しみにしております」と期待していたが、はたして入学希望者はひとりも現れなかった。県私学審は3月27日、「入学希望者がいなかった」という理由で、廃止認可を「適当」とした。開校に至らず廃止となるのは、県としても極めて異例だという。まさに“幻の学校”である。
 松山市選出の県議会関係者に取材すると、「開校計画自体を知らなかった」「話題になったこともない」「英数学館の理事長が加計孝太郎氏だとは思わなかった」など、みじんも認知されていなかったことが分かった。
 今治市獣医学部は、安倍首相の腹心の友を前面に出し“加計ありき”で進んでいったが、それがなければこのザマだ――お隣、松山市の幻の学校が如実に示している。



加計孝太郎さん、安倍晋三とそのスタッフの面々。君たちは、186名の学生の夢に責任を持つとともに、国民の疑惑解明への説明責任があることを、ゆめゆめ忘れることがないように!!