バイデン大統領の軽口問題
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、晴れ空でスタートです。
アメリカのバイデン大統領は26日、ポーランドの首都ワルシャワで演説し、ロシアのプーチン大統領を次のように罵倒したそうです。
「帝国再建に熱心な独裁者」
「この男は権力の座に居座ってはならない」
まあ、そうでしょうが、こうした憎悪発言は、得策なのでしょうか。(演説原稿にはなかった言葉で、ホワイトハウスとしては修正に苦労しているようですね。)
日本の安倍元首相の「あんな人たち」発言と同じような気がするんですけどね。
今回の対ロシアと言う側面から考えると、一番の課題は、ロシア国民内部で「反プーチン」意識をどれだけ高揚させることが出来るかが、終結に結び付く大きなカギだと思います。
しかし、ロシアの多くの勤労大衆は今でもプーチンを支持している。
ただ、ウクライナ侵攻が長引き、経済制裁による影響が浸透してくる中で、「なんか、おかしい」「プーチンは大丈夫か」「このままで良いのか」と言う疑問・不安が出てくる時期でもあると思う。
そのようなときに、アメリカの大統領がプーチンを罵詈雑言で罵倒する行為は、ロシア国民にどのような影響を与えるでしょうか。
単純に考えて、芽生えてきていた疑問・不安より、バイデンへの怒りが先行してしまうのではと思いますけど、如何でしょうか。
ワシでもそうですが、自分に関わることを他人から指摘されると、それが正しくても、いや、むしろ正しいと、なおさら、なんか癪に障り反発を覚えることがあります。
つまり、バイデン大統領の発言は、ポーランド国民や周辺で展開する米軍の兵士たちを鼓舞する狙いやNATO諸国の皆さんへ向けたものでしょうが、同時に、ロシア国内へも伝わることを考えると、あまりいただけない発言だとシカリさんは思います。
団結を呼びかけるなら、憎悪を煽っての団結ではなく、理想を語りそのために今なすべきかを示し、団結を呼びかけていただきたいものですね。
どうも、この人は、口が軽い。
以前、「アメリカは、兵は出さない」とか言っていましたけど、それが、プーチンを後押ししてしまうかもしれないか考えなかったのでしょうか。
お互い、発言には気をつけましょうね。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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花言葉:尊重と愛情、幸福な家庭、無邪気
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