皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、晴れ模様でスタートです。
１４日のロシア国営放送で起きた職員による反戦デモンストレーションは、世界中で反響を呼び、我が日本でもあらゆる放送局が取り上げ、持ち上げている。
そこには、彼女の行動をたたえ共感することで、『自分たちもあなたと同じ気持ちで正義を信じている』と言わんばかり。
こうした扱いは、民法のみならずNHKまで大きく取り上げ、「独裁政権下で声を上げた彼女の勇気を称えたい」と言い、「こうした民意が広がることを願う」などとコメントを添えている。
でも、多くの国民は覚えている。
日本のマスコミは、自公政権にとって不利なことは報道しないことを。
特に、安倍政権下での様々な情報は、その多くが無視されたり、過小化の偽装をされての取り扱いであったりしていたことを。
３月１６日付の「日刊ゲンダイ」は、『ロシア国営局スタッフの「NO WAR」は称賛…「I am not ABE」はスルーした日本のテレビ局』と皮肉った記事を投稿していた。
その記事の一部を引用させていただきます。
****************
「ISIL（イスラム国）」による日本人の殺害事件が発生した2015年、「テロとの戦い」を掲げる欧米などと歩調を合わせるかのように拳を振り上げ、「全面戦争もやむを得ない」と前のめりになる安倍政権に対し、元経産官僚の古賀茂明氏はコメンテーターを務めていた民放番組で、「I am not ABE」などと発言。
これが安倍官邸の逆鱗に触れたといい、古賀氏は番組を降板。
最後の出演でも、古賀氏は「I am not ABE」と書いた手製の紙を掲げ、「単なる安倍批判ではなく、日本人がどういう生き方をしようかという、ひとつの考え方」と説明していたが、当時、この古賀氏の言動を大きく取り上げるテレビ局はほぼ皆無だった。
****************
当時、この番組自体を見た覚えはありませんが、古賀氏がこのような経緯で番組を降板させられたという情報には接していたと思います。
当時、次のような映像がテレビで放送されることはなかったですよね。
あらゆるテレビ局が、反安倍の大きなうねりを報道しないようにし、するとしても過小に見えるようにしていた。
これだけでは、ないですよね。
森友・加計事件など、安倍元首相が関わる事件の経過報道など、出し渋りもいいとこで、NHKに至っては、ほぼ報道しない日もありましたよね。（昨夜は、ＮHKさんは予定されていた番組を変更してまで、アメリカ議会でのゼレンスキー大統領のオンライン演説を放送していましたね。どうしたの？正義の味方？）
こうした報道管制は、放送局側の経営者の意向もあるでしょうが、やはり、大きいのは官邸側からの締め付けでしょう。
安倍政権が行った人事の掌握による官僚組織の下僕化と、総務省を通じてのマスコミへの介入強化は同時進行で進められてきたのでしょう。
こうした手法は、プーチンが元KGBの友人で周囲を固め、様々な組織機構を管理下に納めて行ったのと全く同じと言える。
今、日本人の多くが「プーチン憎し」で燃え上がっているけど、足元の『ミニ・プーチン』を野放しにしていては、いつ、その家来どもが『ロシアに対抗するためには、核武装を。権限の集中を』などと言って独裁国家を樹立するか、油断も隙もないことを認識する必要がある。
当然、その時、マスコミたちは政権にヨイショする報道しかしないことを肝に銘じて、まかり間違っても『マスコミが評価しているから』などと流されないようにしましょうね。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
※ 昨夜、東北地方で大きな地震があったようですが、どうか、被害が小さくて、東北地方の皆さんの生活が壊れませんように、平穏が維持されていますように、重ねてお祈りします。
ブログ投稿数 ２０７４本目
ブログ投稿日数 ２０１１日（連続投稿日数１２３日）
****************
＜３月１７日の誕生花＞
花言葉：煩悩、恋にもだえる心
＜画像は、ネットからお借りしています＞
