「核共有議論すべき」約8割の重み・・・。
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、晴れ模様でスタートです。
人々は、時として、知らず知らずのうちに、とても大きな罠に引っかかることがある。
今日のタイトルが、そうだ。
JNNが土・日(5・6日)に行った世論調査の結果として公表され、様々な討論番組で引用され、ほぼ「これが国民の意思だ」と言わんばかりに徘徊している。
核共有をめぐる世論調査結果。
「核共有に向けて議論するべき」・・・18%
「核共有はするべきではないが議論はするべき」・・60%
「核共有の議論はするべきではない」・・・18%
この結果からは、回答項目の内容の組み合わせ方で、「議論をするべき、約80%」と言う結果と、「核共有するべきではない、約80%」と言う結果と、「核共有するべき、18%」と言う結果が出されている。
しかし、直後の報道からして、「核共有するべきでない」の方は、なぜかあまり報道されず、「国民は議論を求めている」という世論づくりが行われている。(調査に応えた国民は、「国会で議論する」ことを想定していたのか、「みんなで議論する」ことを想定していたのか、「専門家が議論する」ことを想定していたのか、も、分からない。)
現在の日本のマスコミにとっては、「稼ぐ」ことだけが目的だ。
部数・アクセス数を稼ぐためには、どうしてもショッキングなタイトルが欲しくなる。
報道機関が世論調査をするときには、常に、そうした下心を含んで回答項目が設定されていると感じる。
シカリさんも何度か電話での世論調査を受けたことがるが、即座に電話を切りましたよ。
世論調査結果で日本の政治や庶民の生活が良くなったためしがない。(・・・と思う。^^;)
「どこの社の調査結果が一番注目されるか」だけが重要なのです。
さらに、今回の結果で特に注意が必要なのは、多くの国民が求める「議論」が行われるのか、と言う点です。
現在の国会での議論が正常に行われているでしょうか?
常に、結論ありきで、世間体を繕うために最低限の時間を消費しているだけ。時間が来たら、まともな回答もしていなくても打ち切り。これが現実です。(多くの議論がすれ違いなのは認識されていますでしょうか?)
議論が行われたにしても、その議事録すら改ざんされる恐れがある。
中には、国会で118回も虚偽の答弁をする総理大臣もいる。そのような状態で、憲法改正とか、憲法の骨抜きに繋がるようなことが議論されていいのでしょうか。(簡単に修正できるような内容ならば議論しても良いでしょうが、取り返しのつかない事柄や、簡単に修正できない事柄を議論できる環境ではないことは認識したほうが良い。)
ロシアや中国と大して変わらない状況だということを認識しないといけない。
ロシアや中国のことは批判しても、自分の国のことは大目に見る。
それは、逆であるべきでしょう。
自分達や子孫の将来に直接かかわることなのですから。
今、核共有の議論をすることは、ロシアが設定した人道回廊を使うことと同じだ。
「逃がす」と言いながら、出口はロシアとロシアの子分・ベラルーシだけ。人質にされるようなもの。(手法が全く同じ)
「議論する」と言う言葉に幻想を抱くのも「平和ボケ」だよ。(議論する、より、国会の正常化が先でしょうね。)
将来のことを考えるならば、もう少し情報を真剣に味見しないとね。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<3月9日の誕生花>
花言葉:犠牲、献身、あなたと二人で旅をしましょう
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