江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

ウクライナ問題で日本の与野党・経済界は・・・。

 

 

皆さん、お早うございます。

 

 

五島地方、今日は、曇り空でスタートです。

 

 

 

5日、プーチン大統領ウクライナでの軍事作戦の主な目的である軍事インフラ破壊は「事実上完了した」と発言し、作戦は予定通りだと強調した模様です。

 

 

さて、これはプーチンの停戦への意思を表す言葉なのでしょうか。

 

 

シカリさんは、瞬間的に「やった」と早とちりして「停戦への意向」を表明したのかと思いました。

 

 

でも、やはり、早とちりですよね。^^;

 

 

プーチンが求めているのか、ウクライナの軍事的・政治的中立化ですから、プーチンとしては、『軍事的中立化の入り口が見えた』程度でしょうか。

 

 

ただ、なぜ、こうした信号を発するのか、と言う疑問が残る。

 

 

先日、ショッキングなニュースに出くわした。

 

 

3月1日、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の一人であるコナニキン氏は、「ロシアおよび国際法にのっとり、プーチンーチンを戦争犯罪者として捕らえた軍当局者に、100万ドルを支払う」と約束するメッセージをアップしたそうだ。

 

 

理由としては、「ロシア民族として、そしてロシアの一市民として、ロシアの非ナチ化を促すことが自分の道徳的義務だと考えている」と述べているそうです。

 

 

ただ、さすがにロシア国内には居住しておらず、ニューヨーク在住だそうです。

 

 

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出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

オリガルヒ(露: Олигархи, 宇: Олігархи, 英: oligarch, 仏:Oligarque)とは、ロシアやウクライナ旧ソ連諸国の資本主義化(主に国有企業の民営化)の過程で形成された政治的影響力を有する新興財閥。名称は寡頭制を意味するギリシャ語 ὀλιγάρχης (oligárkhēs) にちなむ。

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この他、ロシア国内在住のオリガルヒで、プーチン氏に近く「アルミ王」と呼ばれるオレグ・デリパスカ氏は「いったい誰がこのパーティーの代金を支払うのか。戦争を終わらせるための話し合いをできるだけ早く開始すべきだ」SNSに書き込み、これまでプーチン氏を批判したことがないオリガルヒが一斉に戦争反対の声を上げているらしい。

 

 

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こうした動きは、とりもなおさず国際協調による経済封鎖がジワジワと効き始めていることを意味している。

 

 

ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、このオリガルヒ達は決して「正義の使者」ではないということ。

 

 

これまで、プーチンはロシア国内外で政敵の暗殺など犯罪的行為を繰り返してきたが、オリガルヒにしてもアメリカを始めとする資本主義諸国にしても、それを黙認してきたことは忘れてはならない。

 

 

それは、オイル・天然ガスなどをはじめとするロシア資源で利益を上げる魅力を優先してきたからだ。(とりあえず、天然ガスの輸入先を示します。)

 

 

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こうしたハイエナたちも、にわかに現実味を増してきた「世界戦争」を目の当たりにして、『より傷の少ない段階での事態収拾』に動き出しただけだ。

 

 

<黙認された事柄>

プーチン氏批判の急先鋒だったロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害。

・リトビネンコ氏暗殺

・2008年のグルジア(現ジョージア)紛争。

・14年のクリミア併合とウクライナ東部紛争。

・18年の市民が巻き添え死した元二重スパイ父娘暗殺未遂事件。

 

 

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どのような背景があろうと世界(ロシアを含む)の世論が「プーチン退場」に動き出していることは歓迎したい。

 

 

一方、外交努力も続いている。

 

 

イスラエルのベネット首相は、5日にモスクワを訪問してプーチン氏と会談している。

 

 

この他にも、各国の首脳たちが、停戦を巡る国際的仲介や水面下の協議を続けているとのことだ。

 

 

ところで、日本の政治家や実業家たちは、どうだろうか。

 

 

なんだか今一、動きが見えない。

 

 

国会でのロシア非難決議はされたものの、様々なパイプを使ってのウクライナ撤退などの働きかけは見られない。

 

 

ロシアと経済的な繋がりが太い日本の政財界は、それなりのパイプを持っているはずなのに、動きがない。

 

 

見えるのは、「核共有」「防衛費増大」と騒ぎ、プーチンと歩調を合わせて、武力でしか解決できないと言う人々の動き。

 

 

日本経済がどれほどロシアとつながりが深いかを考えれば、プーチンと一緒に沈むより、未来のロシアに賭けた方が余程よいと思うのだが、動きが鈍い。

 

 

日本は別にして、外国の政治家たちは、真剣に動いている。こうした動きを背景として、冒頭のプーチンの発言が出てきたとしたら、それはいくらかの期待を抱きたくなる。

 

 

しかし、プーチンの残虐性に油断は禁物だ。

 

 

一方で、アメリカの政治家の一人が、プーチン暗殺を推奨する発信をしたようだが、とんでもないことだ。

 

 

必要なのは、一日も早く停戦に導き、プーチンを国際軍事裁判にかけ、全ての経過を明らかにし、歴史の教訓とすることだ。

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<3月7日の誕生花>

ニリンソウ

花言葉:友情、協力、ずっと離れない

<画像は、ネットからお借りしています>

 

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