人間落ち目になると、やることなすこと裏目続き。プーチン悲哀 ^^;
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、曇り空でスタートです。
シカリさんが、「プーチンの落日」と言う記事をアップしたのは2月18日で、ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始したのは2月24日でした。プーチンの落日(報道されない内情) - 江戸っ子でぃ (hatenablog.com)
プーチンが言う「特別軍事作戦」は、もう、三か月にも及んでいるわけです。
そうなると、いくらロシア国内と言え、『プーチン・ヨイショ』だけではなくなったみたいで、様々な報道が飛び交うようになってきました。
デイリー・メール紙は「プーチンの最も有名な操り人形のひとつ」であるソロヴィヨフ氏が軍部を「公然と批判しはじめた」と報道したそうだが、その内容は、次の通りです。
(ロシア軍の輸送網の貧弱さについて)「ドンバス地方に何かを持ち込みたいなら、(西部)リヴィウのウクライナ税関を通す方がまだ早い」
また、同紙は、ロシア国内の状況について、「ウクライナ政府転覆をねらう『特別軍事作戦』に数日間を見込んでいたところ、突入から2ヶ月以上が経つ。プーチンの太鼓持ちたちでさえ、進展のなさに言い訳が尽きたようだ。」 とも報じています。
これまでプロパガンダを積極的に展開してきた戦争特派員のアレクサンドル・スラドコフ氏も、日々押し寄せるウクライナ軍に対してロシア軍がかろうじて対処しているのみであり、「ルーティーンであるべき事柄を、さも手柄のように語っている」と報道しているそうです。
さらに、ロシア軍の指揮官たちは「恥ずべきほど成果を出していない」と痛烈に批判しているとのこと。^^;
また、軍を支えるべき国内経済については、軍事評論家のコンスタンティン・シヴコフ氏は出演したTV番組で、「我々の現行の市場経済は、我々の軍の需要に耐えることができない」との分析を示し、暗に、現在の作戦の行き詰まりを示唆している。
日本のテレビでは、ロシア国内の報道と言えば、『プーチン・ヨイショ』画像しか流さないけど、現実は、かなりシビアに展開しているようです。
5月9日の対ドイツ戦勝記念日に華々しい『勝利宣言』も出来ず、国内の著名人からもチクチクと批判される状況の中で、プーチンが、唯一、成果を見せることができると踏んでいたロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」(ロシア、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン)の首脳会議が、16日に開催されたが、これまた・・・。
プーチンが期待していたであろう「ウクライナ批判」どころか、ベラルーシのルカシェンコ大統領以外の4首脳は『ウクライナ』という単語すら発言されなかったそうです。(皆さん、「世界の空気」を読んでいるんでしょうね~。)
ただ、唯一ウクライナに言及したルカシェンコ大統領も今月上旬に「侵攻が想定より長引いている」と苦言を呈している。
さらには、アルメニアのパシニャン首相に至っては、協議の予定もなかった、2年前から続く隣国・アゼルバイジャンとの紛争に言及しごね出す始末。
もう、やることなすことガタガタ。
もともと、ウクライナのNATOへの加入を阻止するつもりで始めた侵攻が、かえって、スウェーデンとフィンランドをNATO加盟に追い込む羽目になってしまったことからも、今回の侵攻のズレまくりがわかる。
唯我独尊の独裁者のやることは、残念なことに、「裏目裏目」の結果を導き出すための「特別軍事作戦」として終わりを迎えるのでしょうね。
さて、あとは、プーチンがどのように裏舞台に引っ込むのか。
盟友である安倍晋三君のように、体調不良で引退する日は、そう遠くないのかもしれないですね。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<5月20日の誕生花>
花言葉:喜び、輝く心、母のやさしさ
<画像は、ネットからお借りしています>