皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、晴れ空でスタートしそうです。
なんか、最近、世界中で権力の移行とか、不安定化が進んでいますね。
お隣の中国では、習近平の個人崇拝がより強くなっているみたいですが、共産党大会も閉幕しましたね。
22日の閉会式の冒頭には、胡錦濤前国家主席が突然退席させられるという不可思議な事件があったとか。
胡さんは、最前列の習近平の隣に座っていたけど、職員に腕をつかまれそうになると振り払い、その後、脇の下に両手を入れられて立たされ連れ出されたみたいですね。
なんでも、その前に、習近平の机にある書類を胡さんが取ろうとするのを習近平が押さえて防ぐ場面が見られたそうで、二人の間でかなりの暗闘があったことが想像されますね。
さて、この事件、中国内では、早速、『胡錦涛前国家主席、体調不良により退席』とか、報道されているみたいですね。
胡錦涛の想いをよそに、多くの国民がルール破りをした習近平の強権体制に、跪かされることになるのかな。(習近平を自分の後継者として指名したのは、胡錦涛さんだしな~)
同じように強権体制を維持しているロシアでは、2月のウクライナ侵攻以来「特別軍事作戦」と呼んできた侵略戦争のことを、やっと、プーチンの側近が「戦争」と認めたようですね。
それにしても、このプーチンと言うお方、先々責任を問われそうなことは絶対自分の口では発表しないですね。ひっきょうやわ~~。
それはさておき、「戦争」を認めたということは、国民全体に戦争状態に伴う義務が発生しますよ、と言うことを宣言したということ。
そこまで、プーチンは追い込まれたということでしょうね。
こうした状況下で、ロシア国民が、どのような心境にあるのか、という世論調査が行われたみたいですが、調査項目が新鮮で、「なるほど」と思えるものでした。
まず、我が国の世論調査と言うと、次のような項目が並びますよね。
◇あなたは、現内閣を支持しますか。支持しませんか。
◇あなたはいま、どの政党を支持していますか。
◇あなたは、日本の政治をどの程度信頼していますか。
◇あなたは、いまの暮らし向きをどう感じていますか。
◇あなたは、次の首相には、だれがふさわしいと思いますか。
◇あなたは、次の首相にもっとも必要なものは何だと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。
◇次の政治課題の中で、あなたが政治にもっとも優先的に取り組んでほしいものはどれですか。
こうした項目に、その時々のメインテーマに関する項目が追加されているという事例が多く見られます。
政治・経済・生活などについて、国民の考え方・判断を聞くという形。
ところが、今回シカリさんが出会ったロシアの世論調査は違っていた。
調査を行ったのは、ロシア独立系世論調査機関レバダセンターで、9月22日から28日にかけて行われたもので、次のような項目がありました。
<いまの気持ちについて>
「気分が良い」と答えた人は7月調査の15%から7%に下落
「普通」と答えた人65%から45%に減少
「緊張・苛立ち」と答えた人が17%から32%に増加
「恐怖・憂鬱(ゆううつ)」と答えた人も4%から15%と急激に増加
こうした結果について、レバダセンターは、「調査を始めてから、これほど劇的に国民心理が悪化したことはない」と分析結果を発表している。
つまり、プーチンが発表した「部分的動員」がロシア国民にとって大きなストレスになったことを裏付けているわけです。
「特別軍事作戦」と言う他人事だったのが、「部分的動員」と言う形に発展し、それぞれの家族の問題として突きつけられ、安心して生活できていないということでしょう。
日本の「考え方、判断」を聞く調査と違い、ロシアの調査では「国民の気分、快不快」を聞く項目があるとは、新鮮ですね。
感心するのはこれくらいにして、プーチンが行っている侵略戦争は、ウクライナの国民にもロシアの国民にも、また、様々な形で近隣諸国や世界中に、不安と不快と不信を増殖させている。
どのような形で終戦に向かうのか分からないが、一日も早く、その日が来ることを望みたい。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<10月24日の誕生花>
ウメ
花言葉:高潔、忠実、忍耐
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