礼は往来を尚ぶ
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、久しぶりの青空でスタートです。
「礼(れい)は往来(おうらい)を尚(たっと)ぶ」と言うことわざがあるそうです。
意味は、『礼と言うものは一方的なものでなく、敬礼にはかならず答礼するというように、双方が儀礼をつくすことが大切である。』と言うもの。
立憲民主党の泉代表は、1月31日のBS番組で共産党との関係をめぐり「これまでの連携は白紙にする」と発言したそうですが、連携した相手は寝耳に水と言う状態だったとか。
共産党の小池書記局長は、「これは見過ごすことができない発言だ。この間、総選挙に向けては立憲の当時の執行部と真摯な話し合いを重ねて、共通政策、政権の協力、そうした合意をもとに選挙の協力を行ってきた。これは公党間の正式な合意で、それをもとに選挙を戦ったので、国民に対する公約だ。」と述べたそうです。
また、当時の責任者の枝野さんは、共産党との選挙協力について、「誤解で世の中を染められた」と悪影響があったと総括し、「野党共闘」による候補者一本化だけでは無党派層を取り込めなかったとし、夏の参院選に向けて「中道の立ち位置までウィングを伸ばす」重要性を強調したそうです。
ちなみに、市民連合が間に立ち共通政策で合意できたことについて、当時、立憲民主党はホームページで次のように書いています。
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市民連合と立憲民主党をはじめ野党4党が共通政策で合意 - 立憲民主党 (cdp-japan.jp)
2021年9月8日
立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組の野党4党は8日午前、市民連合と会談し、「衆議院総選挙における野党共通政策の提言」に合意しました。立憲民主党から枝野幸男代表と福山哲郎幹事長が出席しました。
提言は、新型コロナウイルスの感染の急拡大の中で統治能力を喪失していることが明らかになり、9年間にわたり情報を隠ぺいし、理性的な対話を拒絶してきた自公政権を倒した上で新しい政治を実現し、日本の世の中に道理と正義を回復するとともに市民の命を守るために必要な事項を提起しています。提言の6本の柱は(1)憲法に基づく政治の回復(2)科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化(3)格差と貧困を是正する(4)地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行(5)ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現(6)権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する――です。
市民連合の山口二郎運営委員から共通政策の趣旨の説明を受けた後、枝野代表、日本共産党の志位和夫委員長、社会民主党の福島みずほ党首、れいわ新選組の山本太郎代表が提言に署名しました。
これを受けてあいさつに立った枝野代表は、まず全国で活動する市民連合の皆さんに謝意を表しました。共通政策に合意した意義について「この9年近くにわたって日本の基本、土台が壊されてしまっている。立憲主義が壊され、民主主義が壊され、そして国民生活が壊され、社会のモラルが壊され、その中で今、たとえば治療を受けることができずにコロナで命を落としていらっしゃる皆さん、生活困窮に陥られて自ら死を選ばれた皆さん。国民の命がこうした状況の中で奪われている大変危険な状況にある」「この状況を根本から正していくために、本当に網羅的で重要な政策テーマについて、今回市民連合の皆さんのご尽力によって各党の皆さんともこうして合意をすることができたことを大変うれしく思っている」と語りました。
また、この9年間近くの失政は「菅総理や安倍総理、個人の問題ではなく、まさにトータルとしてこれを支えてきた自民党や公明党、与党全体の問題であり、その構成をひっくり返さない限りは、国民の暮らしを守ることができない、命を守ることはできない。そのためにはこの総選挙を何としても勝ち抜かなければならない」と述べました。
共に掲げる政策で一致できたことについて、各党が「違いは違いとして認め合いながら、それぞれの政党、そして市民の皆さんのそれぞれの持っている強みをお互いに活かし合いながら、この衆院選挙を戦えば、必ずや政権を代えることができると確信している」と語りました。 最後に、「衆院選をしっかりと皆さんとともに戦って、変えること、そしてその代えた政権でしっかりと国民の皆さんの期待に応え、命と暮らしを守る政権を作り上げていくことをお約束申し上げる」と決意を表明しました。
枝野代表は、会談終了後記者団の取材に応じ「市民連合の皆さんに大変ご尽力ご協力をいただいて、野党4党で共通政策が作れたことは大変良かった」「総選挙までどんなに長くても2カ月余りという状況で、こうした旗印をしっかりと作ることができた。ここからいよいよ総選挙に向けて、今の政治状況に不安と不信を抱いている皆さんの声をしっかりと掘り起こし、それを受け止めるには十分な時間があると思う。これまで積み重ねてきた努力をベースにしながら、さらにギアを二段くらい加速して、しっかりと結果につなげていきたい」と述べました。
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随分、良いことを書いているじゃないですか。
この政策合意は、小池さんが言うように関係者だけでなく、公党として国民に対しての約束でもあるのは間違いない。
だとするならば、「誤解で世の中を染められた」と感じたからと一方的に破棄するのではなく、関係者で「なんで、染められたんかいね」とか「染まったのは何色?」とか「染められない方法はなかったんかい」「誰が染めたんかいな」とか話し合うべきでしょう。
そのうえで、道を共にできないとするなら、「もう、あかん。あんたとは手を切るわ。」と言って後に、世間に公表するべきじゃないの?
それが仁義っちゅうもんでっせ~。
仁義を守らん人間や組織は、信用されんし、世間の勘違いで「信用もどき」を手に入れたとして長続きはせえへんで。
こんなこと、普通なら「恥ずかし~」って思うんやけどね。
なんか、『イタチの最後っ屁(ぺ)』みたいで、見ている方も気持ちが悪いわ。
江戸っ子としては、もっとも許せない行いですね。
ここまで読むと皆様の中には、シカリさんは共産党員か共産党シンパなのか、と思われるかもしれませんが、残念ながら、シカリさんは素行が悪いのであのような上品な政党には近づけません。^^;
単なる一国民として、自公政権による日本社会の法秩序や倫理など社会規範が破壊されてしまうのを食い止めるために、野党第一党の立憲民主党の立ち直りを望む者として、礼を忘れた所に社会生活は成り立たないし、政治も腐れるということを言いたいだけです。以上!
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<2月4日の誕生花>
ボケ
花言葉:平凡、早熟、先駆者
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