民主主義って、本当に、国民を幸せに出来るのでしょうか?
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、久しぶりに晴れ空でスタートです。
最近、ふと、こんなことを考えることがあります。
『民主主義って、本当に、国民を幸せにするのだろうか?』
間違いなく、選挙で代表を選び、代表による議会が運営され、そこで決定された方針に基づき行政が執行されています。
様々なトラブルや違法行為は、司法が取り締まり、処分を決定してくれる。
ところが、国会では、例の100万円の文書通信交通滞在費の改正の見送りなどに見られるように、あきらかに民意と違う動きが横行している。
行政府では、厚労省や国交省に見られるように国の根幹にかかわる統計が改ざんされ、時のトップに忖度し公文書まで改ざん・破棄される始末。
さらには、公務員の中には、経産省のキャリア官僚のように、新型コロナに関連して制度を悪用して金儲けを図る不届き者も後を絶たない。
せめて、司法だけでもと思いたいが、森友事件の赤木さんの奥様の裁判打ち切りのように、行政府の動き次第で公平性が損なわれる事態が発生している。
戦後生まれのワシ等は、『日本は民主主義国家である』と教えられ、その制度は、国民を幸せにしてくれる素晴らしい制度だとも教えていただいた。
しかし、現在の日本や世界で見られる状況は、『民主主義』に疑問を抱かせるような事態ばかりが目に付く。
それぞれ、選挙は公平に行われているはずなのに、なぜ?
国民は、何を求めているのだろうか?
ワシが思う「幸せ」と、他の国民が思う「幸せ」では、中身が違うのだろうか。
いや、同じ内容でも、違った形で意図的にゆがめられている場合もあるし、政治家を目指す人たちの中にはウソの主張で選挙に臨む人たちもいる。
民主主義の前提としては、ウソがあってはならない、と言うことだと思うのですが、そこが崩れている。
政治の世界は、「善悪」で判定しようがない。
何かが行われた事実が連なるだけ。
「これが幸せに繋がるだろう」と選択しても、そうはならないことが多すぎる。
16日には、憲法審査会が開催され、これから先の日本の形を検討する議論が始まった。
どの程度の議論を深めるのか知りませんが、仮に、何らかの案が策定され国民投票や国会での議決がなされると、その先、100年・200年の日本の国の形が決まることとなるわけです。
絶対多数を獲得している自民党にとっては、またとない状況が出来上がっている。
本当に、国民の意識・意向に沿うような議論がなされるのでしょうか。
ワシは、『この人たちに、その資格があるのだろうか』ととても不安な気持ちで見ているんです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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セントポーリア
花言葉:小さな愛
誕生花: 12月22日