カスレーザーさん学校教育・集団教育を痛烈批判!!
皆さん、お早うございます。
五島地方、昨日は昼前から雨になり、夕方になると強い風まで・・・。
今朝になると、雨はないものの風が少し残っていました。
そして、なんと、なんと・・・・
さ・ぶ・い
一昨日までは、クーラーで暑さをしのいでいたのに、今朝は、寒い。
我慢できず、暖房。
まるで、初冬のような一日の始まりです。
今日のネタも、ショトウ・・・
初等教育。^^;
皆さん、ご存知ですよね。
このお方が、テレビで学校教育について大胆なご発言をされたそうです。
「校則はルール。学校では授業で、たとえば体制を打破したガンジーだったりマンデラだったりの話をしているわけですよね。でも体制とかルールを変えようとする子を排除するのが学校」
「学校は何も期待するような場所じゃないんで、ただの不条理の集団組織でしかない。今の時代に合っていない。そもそもだって、同じ年齢でクラスをつくるとか何の意味もないことをずっとやっているわけで、それをずっとやってきた人が出世していって、校長先生とかになっていくから、変えようがない」
カズレーザーさんがこのような発言をされたのは、「ハーフの女子中学生が髪を三つ編みで8本でまとめることを希望したが、学校から校則を理由になかなか許可が出なかったことが特集された」番組でのこと。
シカリさんは、学校教育について全くの素人ですが、なんだか、納得する内容です。
現場で、多くの先生方が、それこそ昼夜を問わず頑張っておられるにも関わらず、様々な問題が解決できない状況がある。
カズレーザーさんがお怒りの「校則」の問題で言えば、下着の色まで決められていて、学校によっては、それを先生方が確認するというから、なんだかな~、な状況ですね。
他に、不登校という問題(はたして問題か?)もある。
小学校・・・5万3350人(在籍数に占める割合0.8%)
中学校・・・12万7922人(在籍数に占める割合3.9%)
高校・・・・5万100人(在籍数に占める割合1.9%)
子どもたちの個性や感性を押し殺すような状況の中で教育が行われている、との意見もある。
確かにそうかもしれないですね。
同時に、そうならざるを得ない仕組みなんでしょうね。
カズレーザーさんが言われているように、「同じ年齢」という基準で、「同じ内容の知識」を教えること自体が、超アナログな方法と思うのですが、如何でしょうか。
明治になり、西洋の色んな様式を「先進的」と受け止めていた当時の人々は、それまでの日本の教育の在り方を評価することもなく、比較をすることもなく、集団教育方式を取り入れた。
その背景としては、徹底した「国家主義」の確立が求められていたという政治的要請があったのだろう。
ちなみに、江戸時代における教育機関は、「昌平黌」、「藩校」、「郷校」、「教諭所」、「心学舎」、「私塾」、「家塾」、「寺子屋」などがあったそうだが、その特徴は、何といっても年齢に関係なく、能力の違いで学べたという所。
さらに、私塾などは、学ぶ方が「選べ」た。
こうした学びの場所は、藩校などは藩の数だけあるわけだが、私塾は全国で1500余り、寺子屋は15000余りあったという。(武道を学ぶ道場などは含まない)
現在の小学校数が約1万9千校、中学校数が約1万校だから、ほぼ現代と同じ学びの場所があったわけだ。
西洋至上主義者の皆様ために書いておきますが、嘉永年間(1850年頃)の就学率は70~86%で、同時期のイギリスの主な工業都市で20~25%(1837年)、フランス1.4%(1793年)と、圧倒的に日本の方が就学率が高かったんです。
あらゆる価値観を中央で決め、政治方針も中央で決め、人々の価値も中央で決めるような国家主義の時代は終わっているのに、その時代に作られた教育制度を維持し続けるというのは、なんだかな~、な感じですね。
そこで犠牲になるのは、感性豊かな子どもたちと、そうした子どもたちに必死で向き合おうとする真面目な先生方。
このいびつなシステムから排除され「不登校」となる子どもたちの数は注目されているが、同じように学校に行けなくなっている教師も多いということは、あまり注目されない。
同時に、将来の国・地域の在り方に繋がる教育制度について真剣に向き合う政党も見られない。(歴史修正主義者の中には、国家主義教育の復活を画策する人々がうごめいていますけど)
みんなで考えたい問題だと思います。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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リンドウ
花言葉:正義、正義感、貞節、誠実、淋しい愛情、的確、苦悩、勝利、貞淑
愛らしい、固有の価値、あなたの悲しみに寄りそう
悲しんでいるあなたを愛する、悲しんでいるあなたを慰めたい
誕生花:8月31日、9月12日、9月16日、9月17日、9月18日、9月20日
9月26日、10月2日、10月3日、10月13日、10月20日、10月23日
紫の花:9月13日、9月20日 白の花:9月18日