炎天下、しかも新型コロナ感染の危機を冒しての『オリンピック洗脳教育』は、させるべきではない!!
東京オリパラの実施は、ほぼ固まり、問題は「観客の数」の問題に移行しているようだ。
この観客を入れての実施については、多くの専門家が警鐘を鳴らしているが、実施の有無と同様に、「聞く耳を持たない」組織委員会、IOC。
当然のごとく全国から人が東京に動き、感染のきっかけを作ることとなる。
国民や企業には、「出歩くな」「テレワーク」「外食するな」「外では酒飲むな」などと制限をかけながら、ことオリンピックとなると、大勢の人を動かし、オリンピック村では飲み放題、なんでもやりたい放題。
全く、ふざけた話だよ!!
ところで、検討されている「観客」の中には、大勢の小中学生の「動員」が含まれていることは御存じでしょうか。
日本国内で国際的なスポーツ大会は様々開催されているけど、これまで、小中学生を動員したという話しは聞いたことがない。
その目的は、言うまでもなく「聖なるオリンピック」の高揚感を味わわせ、無条件でオリンピックを支持する集団を作ることが目的なのは明らかだ。
単なる金儲けの一つの手段であるオリンピックを聖典視させる有効な手段と考えているのだろう。
しかも、しかもですよ、7・8月の暑いさなか、新型コロナウイルス感染症への感染の危険を冒させてまで動員しようというのだから尋常ではない。
なぜ、この問題を日本のマスコミはもっと取り上げないのだろうか。
普通と捉えているんでしょうか?
異常ですよ!!
世界的にも、こんなことをするのは、中国、北朝鮮、ロシアなど社会主義崩れの国々ぐらいものだよ。
頼むから、これ以上、みっともなくて、子どもたちを危険にさらすことはしないでくれ!!
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【東京五輪】小中学生への〝オリパラ教育〟に米政治学者「これはプロパガンダ。五輪への洗脳だ」と批判
東スポ、6/13(日) 21:30配信
都内の小中学生らに東京五輪・パラリンピックの観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」が物議を醸している。当初は81万人の子供たちを大会に動員する計画だったが、新型コロナウイルス禍が収まらない現状を鑑み、各地でキャンセルが続出。実際、該当する子供の親からは「ワクチン接種していないので心配」「子供たちを媒介して感染を広げる可能性もある」と反対の声が上がっている。
東京五輪の中止を求めるオンライン署名活動を行う弁護士の宇都宮健児氏(74)は「感染の危険性があり、大変な問題。都議会の野党議員から『辞めさせるべき』と問題提起する声も上がっている」と懐疑的。一方、米パシフィック大教授で政治学者のジュールズ・ボイコフ氏(50)は東京都が推進する〝オリパラ教育〟について「これはプロパガンダだ。教育を利用し、子供たちを五輪支持の人間に仕立て上げている。日本の学校で行われているのは五輪へ洗脳するような教育」と批判した。
2016年度から東京都内の全ての公立学校で「東京都オリンピック・パラリンピック教育」を実施。〝オリパラ〟に関連づけた取り組みが年間約35時間、行われてきた。バルセロナ五輪サッカー米国代表でもあるボイコフ氏は同制度を否定しつつ「真実は何かを考え、自分の意見を述べ、自分の国や周囲を批判的な視点で見ることができる子供を育てていくことが重要。五輪を学校で取り上げるのは結構だが、世界は複雑だ。その複雑性を教えるのが大事だと思う」と見解を口にした。