医療崩壊の中、看護師500人の徴集が報道されたり、医師200人の無償徴集が行われたり、国民が呆れる中、着々とオリンピックに向けて準備が進んでいる。
北海道では、札幌市を中心に感染が急激に拡大し続け国に「まん延防止等重点措置」の適用を5月5日にも要請しようという中、東京五輪マラソンのテスト大会「札幌マラソンフェスティバル」が開催されるという。
国民に対しては、外出の自粛を求め、あらゆるイベントが中止に追い込まれ、子どもたちの部活も各種大会も中止されている中、オリンピック関係のテスト大会だけが開催されるという異常事態。
これは、まさに狂気。
何が狂気なのか。それは、菅政権の何が何でもオリンピックを開催し、秋の衆議院解散に備えようという政治的思惑のために、国民の命も医療関係者の尊厳もすべて失ってでもやりぬこうという実に「えぐい」思いが狂気なのです。
安倍晋三は、「オールジャパンで取り組めば開催可能だ」などと精神論をぶち上げたそうだが、自らは精神論で続かずに政権を投げ捨てたくせに、今さら、国民に対して精神論を述べられる立場かよ。
自らの犯した犯罪的行為について説明責任を果たしてから言いなさい。
それは、さておき。
この政権の狂気を変だと指摘できずに、虚しい聖火リレーを報道し続けるマスコミの姿勢も大きな問題だ。明らかに狂気への道連れを国民に強いようとしている。
野党は、恐れている場合じゃない。解散総選挙を求めるべきだ。国民の命と経済を守るため菅政権の狂気にストップをかけるために解散を要求すべきだ!!
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玉川徹氏、一般参加中止も五輪マラソンテスト大会実施に「オリンピックだけは別枠だと…」
スポーツ報知、5/4(火) 10:58
4日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、東京など4都府県に緊急事態宣言を発出も下げ止まりが見られない新型コロナウイルスの感染拡大について特集した。
番組では、5日に行われる東京五輪マラソンのテスト大会「札幌マラソンフェスティバル」について、鈴木直道知事が「必要最小限にして万全の感染対策で実行してほしい。沿道での観戦はせずテレビなどで観戦してほしい」などと発言したことを伝えた。また、この問題にネット上で「過去最多の感染者で市民マラソンは中止なのにあまりに理不尽」「部活も休止中で市民マラソンも中止なのに道民の命を優先してほしい」などと声があがっていることも紹介した。
リモートで出演したコメンテーターで同局の玉川徹氏は「市民からこういう声が上がるのは、なぜかと考えた方がいいですよね」と指摘し、「こういう声が上がってくる背景には、オリンピックだけは別枠だと。そういう風なことを国の姿勢とかを含めて、みんな肌で感じているわけですよね」と分析。
そして「別に今回の北海道のマラソンだけではなく、オリンピックに関しての全てのことが『そこのけ、そこのけ、オリンピックが通る』みたいな。なぜかオリンピックに関するものだけが、コロナだろうが何だろうが関係なく、やる。とにかく理屈は別にしてでも、とにかくやる、ということがあっての怒りではないですか」と話した。