安倍傀儡政権であることを隠そうとしない菅内閣<LGBT法案見送りで見えたモノ>
菅政権になりLGBT法案の審議がスムーズに進んでいるように見えて、シカリさんは「あれ、成立するの?」って思っていました。
ところが、案の定、土壇場で「提出見送り」。
やっぱりね、という思いと、これまでの勢いは何だったんだ?と言う疑問が交錯している今日この頃です。
新型コロナ感染症対策での右往左往ぶりでも自民党の無能ぶりは広く国民に知られることとなったと思うが、このLGBT法案関係でも「生産性が無い」「種の保存に反する」などと迷言を連発している自民党の政治家諸君。
その顔ぶりを見ると、安倍チルドレンの存在が目立つ。この連中に、生きづらさを抱えて苦しんでいる人々のことを訴えても、何も理解できないのだろうよ。自分さえ良ければ良い連中だよ。
しかも、歴史も生物もろくに勉強していないくせに、それらしきことを発言する。(まあ、それでなおさらバカが知れるので良いけどね。)
今回のことで、これまで曲がりなりにも法案に対応しようという自民党内の良識派の存在を感じることは出来たが、何といっても、安倍政権以来の「バカの保存」が確固たるものだということも知れる事態でしたね。
さらに、このアエラの記事では、単に安倍チルドレンの暗躍だけでなく、アホのドン・安倍晋三そのものが裏で暗躍していたことが暴露されている。
これほど、時の総理をないがしろに、バカにする行為もないだろう。
しかし、逆に言えば、菅総理の存在が軽く、安倍の手のひらで右往左往しているだけの存在であることが明らかになった。
秋と言われている総選挙では、様々な法律違反大臣を輩出した自民党政治に終止符を打つべく野党の皆さんに頑張っていただきたいものです。(秋頃は、オリパラを開催した挙句、コロナの第5波の襲来で大騒ぎしているころかな?)
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敵は「自民党内」にあり 「LGBT法案見送り」でわかった菅首相の政敵は野党だけではなかった〈AERA〉
AERA dot.6/13(日) 9:00配信
今国会で提出が見送られた「LGBT法案」。この法案をめぐる自民党内の動きを見てみると、菅首相の「敵」が党内にも潜んでいることがわかる。AERA 2021年6月21日号から。
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ワクチンや五輪・パラリンピックの成功はいまだ未知数であると同時に、行政の最高権力者であっても、自民党内では派閥を持たない菅首相にとって、党内におけるプレゼンスは極めて限定的だ。それが露呈したのが今国会で提出が見送られた「LGBT法案」だった。五輪憲章で明確に性的指向を理由にした差別を禁止していることから、五輪開催を目指す菅首相にとって同法案は前のめりではないにしても、否定はしない立場だった。
自民党を含む超党派の議員連盟が内容の修正を繰り返し、合意。あとはこの修正案を自民党が了承すれば国会提出できる段階だった。
■「これは闘争」と攻勢
しかし、最後の最後で党内の保守派から「待った」がかかる。法案の国会への提出を了承する「総務会」で保守派が巻き返しを図ったのだ。同法案に積極的だった自民党議員はこう内情を明かす。
「ある総理経験者が『これは闘争だ』と言って、(議連がまとめた修正案を)絶対に通すなと総務会役員に直接、攻勢をかけたというのです。その人物は、選択的夫婦別姓や慰安婦問題の急先鋒。拍車をかけたのが同法案の自民党の取りまとめ役が、その人物と縁が深い、稲田朋美衆議院議員だったからです」
その人物とは安倍晋三前首相だと複数の関係者が証言している。結局、同法案は6月16日の会期末を前に「審議日程が確保できない」ことを理由に提出を見送られた。しかし、ある国対委員長経験者はこう断言する。
「総理が鶴の一言で『やる』と決めれば、自民党以外の党は了承しているのだから、1日あれば衆参で審議の上、成立することが絶対にできる。つまり、総理といえども総務会、そして党内最大派閥である細田派を事実上率いる安倍氏に弓を引けないということだ」
五輪開催中に混乱が発生するなどし、歴史に汚点を残すようなことになれば、復権を狙う「安倍・麻生」氏らが総選挙前に総裁選を行い、新しい顔で総選挙を戦うために「菅降ろし」に動く可能性がある。菅首相の政敵は、野党だけでなく、党内にも潜んでいる。