江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

工藤会の野村総裁に死刑判決。自民党の元総裁に判決が言い渡される時は来るのか。

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いや~、野村さんの迫力には負けますよ。



九州の端に暮らすものとしてシカリさんも、北九州の治安の悪さにはウンザリしていましたよ。

 

でも、最近では警察や町内会などの暴力団を町から排除しようという運動が実って少しは近づきやすくなっているようです。

 

その北九州の治安の悪さの元凶だった工藤会の野村総裁に死刑判決が出ましたね。

 

この野村と言う人間は「無罪」を主張してきたわけだが、主張の根拠は「直接実行していない」「若いもんがやったかもしれないが自分は知らない」などというもの。

 

しかし、福岡地裁の足立勉裁判長は求刑通り野村被告に死刑判決を言い渡した。

 

死刑制度の良しあしは別にして、組織としての関与を認めて、その実質的、絶対的な統括者の責任を全面的に認めたのは良いことだと思います。

 

もう皆さん、この流れから今日の記事の内容が読み取れたと思いますが、工藤会と同じように、若いもんに犯罪行為を実行させて、自分は知らん顔の人が政治の世界にもいますよね。

 

ヤクザの世界では「若いもんが跳ね返ってやったんだろう」、一方、政治の世界では「忖度してやったんだろう」と、形式は同じですから、仮に、政治の世界の犯罪行為が裁判のテーブルにのるとしたら、その統括者を裁けるルールが出来たことになる。

 

ぜひ、とりあえず桜を見る会前夜祭の問題あたりから手を付けていただいて、数々の犯罪行為を暴いていただきたい。

 

特に、森友・加計問題については、徹底した追及をお願いしたいですね。

 

一方、国民としては、10月か11月に行われる見込みの衆議院選挙においては、自民党公明党の無能で国民の利益より自分たちの利益ばかり考える政治家ではなく、徹底して国民に寄り添う政治家たちを国会に送れるように頑張りましょう。

 

先に行われた横浜市長選挙では、市民の怒りが爆発し、野党系の候補者が勝利しました。

 

そして、何より投票率が10%余りも前回より高かったという話しです。つまり、無党派層の怒りが爆発し、投票行動へと向かわせたわけです。

 

こうした傾向が、今回ばかりでなく、常に続くように願いたい。

 

自分の一票を過小評価しないように、貴重な一票の積み重ねで、この国が少しでも良くなりますように頑張りましょうね。

 

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安倍前首相が「キングメーカー」気取り 菅首相か岸田氏か…“両天秤”の姑息

日刊ゲンダイ、8/24(火) 14:02配信

 

 菅首相のお膝元で、全面支援した側近の小此木前国家公安委員長が惨敗――。22日の横浜市長選では、改めて菅首相の不人気ぶりが証明された。「選挙の顔」への不安感から、自民党内はすっかり政局モードだ。来月予定の党総裁選で新たな顔を選ぶのか。政権を菅首相に譲ったアノ人も逡巡している。 

◇  ◇  ◇  

 菅首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選は「9月17日告示・29日投開票」の日程が有力。26日に党選管が正式決定するのに合わせ、岸田前政調会長が出馬表明をする見込みだ。岸田派に隠然たる影響力を持つ元会長の古賀誠元幹事長は、19日のCS番組収録で「岸田会長は利口だから、出馬に踏み切る決断には至らないのではないか」と語っていたが――。

 

 「岸田さんは、安倍前総理と麻生副総理からも『次(の総裁選)まで待て』と言われたそうで、出馬に迷いがあった。しかし、派閥内で主戦論が相次ぎ、領袖として断るわけにいきません。岸田派の林芳正座長が総理総裁を目指すために衆院鞍替えを決意したこともあり、岸田さんにとって今回が最後のチャンスかもしれない。ただ、安倍、麻生両先生の支援を得られなければ、菅総理に遠く及ばなかった昨年の二の舞いになりかねません」(自民党岸田派関係者)

 

 もともと、安倍前首相の意中の後継者は岸田氏だった。昨年の総裁選では「岸田では石破元幹事長に勝てない」と急きょ、菅首相に乗り換えた経緯がある。

 

 石破氏は今回、不出馬とみられ、安倍・麻生の両氏が岸田氏を推せば、岸田派に安倍氏の出身派閥で党内最大の細田派、第2派閥の麻生派を合わせて国会議員票で圧倒。頑迷な菅首相と違ってソフトな印象の岸田氏は党員票もそれなりに獲得するだろう。

 

桜を見る会」前夜祭の問題が足かせに

 不人気な菅首相に代わって岸田新総裁が誕生する可能性は極めて高いのだ。それなのに現状、安倍氏は菅支持の姿勢を崩していない。なぜなのか。

 

 「首相在任時の『桜を見る会』の前夜祭の問題が足かせになっているのでしょう。秘書が政治資金規正法違反で略式起訴され、安倍前総理は不起訴となったが、検察審査会が今月、『不起訴不当』と議決して再捜査が行われている。

 

 7月には東京地検津地検検事正を経て次席検事として森本宏氏が戻ってきた。特捜部長時代に自民党の秋元司衆院議員のIR汚職事件や、広島地検と合同で河井夫妻の大規模買収事件を手がけたエース中のエースです。“バッジ”を挙げることに執念を燃やす森本氏の指揮で、特捜部は桜前夜祭で安倍前総理を立件できるか模索していると聞きます。桜問題がクリアにならないと、安倍前総理は自由に動けない。司直のメスに怯える日々だと思いますよ」(法務省関係者)  

 

 検審の議決について、森本氏は「議決内容を精査し、適切に対処したい」とコメントしていた。安倍前首相は枕を高くして寝られない日々だろう。

 

 数々の疑惑をともに隠蔽してきた一蓮托生の菅首相か、おとなしく言うことを聞く岸田氏か。どちらが総理総裁なら自分の身は安泰なのか、安倍前首相はキングメーカー気取りで2人を天秤にかけ、日夜、考えを巡らせているに違いない。

 

 「自民党が総裁選をきちんとやるのはいいことですが、安倍前首相の個人的な思惑で新総裁が決まるとすれば、国民不在も甚だしい」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)  

 安倍前首相が与党内でエラソーにしている限り、国民の不幸は続く。