中田翔問題ではなく、野球界とマスコミ界の問題だ。
芸人では「闇営業」をしたということで会社から縁切りをされたり、ステージから遠ざけられたりしているけど、野球界では「暴力事件」を起こして9日間の休養で終わり。
同じ野球界でも、一方、コロナ禍で不倫密会騒動を起こした選手は、1ヶ月の謹慎処分。
このことで、中田選手への風当たりが強いようだが、それを決めたのは日本ハム球団と読売ジャイアンツだから、風はそちらに向かうべきだと思うが・・・。(本人は、謝罪会見もしているし)
問題なのは、上記のようなことは誰でも気づくことなのだが、多くのテレビ番組などでは、ほとんど触れられていない、ということ。
なぜ、マスコミ界は、このような素人でも分かる矛盾を見て見ぬふりをしているのだろうか。
一部では、中田選手への「更生コール」で美談に仕立てようとする動きも見えるが、中田選手個人の問題ではない。(それは、個人としては当然更生してほしい。)
二つの球団が、暴力行為と言う犯罪をどのように受け止め、実行者とどのように向き合い、社会的責任を背負いながら、再発防止への対応をどのようにするのか、選手たちへの向き合い方をどうするのか、などの説明責任があると思うが、何もコメントしない。
二つの球団の監督は、なぜ、キチンとコメントしないのだろうか。(いつも笑顔で記者会見する二人の裏の顔を見たようで気持ち悪い。不気味だ。)
そのことについて、ほとんどのマスコミは黙ったまま。
日本ハムと読売ジャイアンツという企業の力が、そんなに大きいということだろうか。
現在の日本の権力機構を支える大きな柱なのだろうか。
陰に陽に国民の感情を自民党政権に近づけるような仕組みの大事な一部分なのかもしれませんね。(こういうのをうがちすぎと言うのだろうか。^^;)
田舎者のシカリさんには、わかりません。
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西武選手は女性と密会で謹慎1カ月も暴行の中田翔は9日…“特別扱い”に批判殺到
女性自身、8/26(木) 6:15配信
25日、埼玉西武ライオンズは所属する佐々木健選手(25)が新型コロナウイルス感染防止のルールに違反したとして「1カ月対外試合出場禁止」の処分を課したと発表した。
西武では、新型コロナへの感染対策として、同居家族以外との会食など感染リスクの高い行動を禁止している。そんななか、佐々木選手は、7月と8月に知人女性と長時間面会。さらに、義務づけられている行動記録の未提出及び記載漏れがあったことが公式HP上で発表されている。
今回の処分を受け、公式HPには佐々木選手の謝罪コメントも掲載されていた。
「今後、二度とこのようなことを起こさないよう、十分に注意するとともに、あらためてチームで定められたルールを心に刻み、責任ある行動をとってまいります。このたびは大変申し訳ございませんでした」
深く反省の意を示した佐々木選手。いっぽう、後輩への暴力行為を起こした中田翔選手(32)への批判が改めて強まっている。
11日に後輩選手への暴力行為が発覚し、所属する北海道日本ハムファイターズから全試合出場停止処分を受けるも、20日に読売ジャイアンツに移籍した中田選手。これに伴い出場停止処分も解除となり、翌21日に代打ではあるが、早速試合に復帰。さらに22日には、スタメンで出場し、ホームランを打つなど見事な“復帰劇”を見せていた。
コロナ禍での“逢瀬”により1カ月謹慎となった佐々木選手。対して、暴力行為を起こした中田選選手はたった9日で処分解除。これは佐々木選手の約3分の1にも満たない期間だ。この二人の処遇の差について、ネット上では“不公平では?”との声が相次いでいる。
《これは不公平感じる。》
《暴力を振るった選手よりも厳しい処分っておかしな話》
《これに比べて中田の処分が何と軽いこと……》
《球団内規違反で1か月、傷害まがいのことして10日。どっちの方が罪が重いのだろうか?》
密会と暴行行為、どちらが重いということではないが、9日間で処分が解除された中田はさすがに“特別扱い”ではないだろうか。今後、不祥事を起こした選手に対する球団の処分のあり方には、これまで以上の注目が集まりそうだ。