プロ野球音痴のシカリさんも、さすがに驚きましたよ～。
２０日に移籍が発表された中田選手が、２１日の試合に出場したのですから。
なんの話し（？）、と思われるかもしれませんので、一応経過を記載しますね。
あ、その前に、中田選手と言うのは元日本ハムファイターズから巨人にトレードされた中田翔選手のことです。
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８月１１日・・・日本ハムは中田翔内野手（３２）がチームメートに暴力行為を行ったとして１、２軍の全試合の出場停止処分（無期限）発表。（４日に行われたＤｅＮＡとのエキシビションマッチ（函館）の試合前にベンチ裏でチームメート１人に暴力行為）
８月２０日・・・巨人は中田翔内野手（32）をトレードで獲得合意発表
８月２０日・・・中田選手記者会見の冒頭、「（被害者）本人もそうだし、ファンを裏切ったことに関して、すごく後悔し、反省しています。すみませんでした」と謝罪。
「自分はまた一からやり直す気持ちと、覚悟をもってやらないといけないと思っている。そう簡単に信頼を取り戻すことは出来ないと思う。また一から、しっかりと自分を見つめ直して、野球人として、人としてしっかり前に進んでいきたい」とも発言。
８月２０日・・・日本野球機構（ＮＰＢ）、日本ハムから処分解除の届け出発表。
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４日に暴行事件が起きて、１１日に処分されて、２０日にトレードが成立して、２１日には試合出場。
な、なんというスピード感！！
政府のコロナ対策がこのペースで進められれば、どれだけ国民は安心するか。
でも、なんか、違和感を抱きますよね。
巨人OBでヤクルトや西武で監督も務めた広岡さんは、次のように述べたそうです。
「なぜ天下の“大巨人”が中田を獲得したのか、本当に巨人が中田を救うべきだったのか、との疑問が浮かぶ。私はこのトレード発表を聞いて、正直、あきれてしまった。反対だ。トレードが決まった経緯や理由は、よくわからないが、おそらく栗山が原に一生懸命、頼んだのだろう。原は“オレが再生してみせる”という覚悟で獲得を決めたと思う。だが、今、このタイミングで引き受けるべきだったのか。昔から表に出ないチーム内の暴力事件というものはプロ野球界にはあった。理由がどうであれ、それを簡単に容認するような野球界であってはならない。ようするに甘いのだ」
広岡さんの発言の中には、随分、推測に基づくところがあるし、素人のシカリさんとしては評価のしようがありませんが、唯一、「それを簡単に容認するような野球界であってはならない。」と言う部分には共感を覚えます。
同時に、「甘いのだ」という部分についても、上記の三週間程度の経過を見ると、「ほんと？」という疑問が出てきますし、芸人などの行動・発言の失敗に対する芸能界・マスコミの厳しい対応と見比べた時に、「随分、甘い対応だな」と感じてしまう。
さらに、ワシのような素人すら不愉快にさせるのが、処分解除を申し出た日本ハムや中田選手を受け入れていきなり出場させた巨人が、「暴力行為」についてどのように受け止めたのか、判断の基準も、解除の基準も、受け入れにあたっての球団として今後暴力行為とどのように向き合うのか、中田選手の改心の確認内容など一切コメントしない点！！（もちろん、だれでも過ちを犯す可能性はあるし、やり直すチャンスは与えられるべきですが）
こうした不愉快な状況を放置したまま平然とその状態を見せつけ続ける。（この人たちは、素人じゃないんですよ。エンターティンメントのプロですよ。素人でも、周囲にいやな感じを与えていると気づいたら謝るなり何らかの対応をしますよ。）
この「のっぺり感」が、記者会見などで、平気でウソを言ったり、かみ合わない回答をしてニコニコしたり、何の効果も出せない対応策を発表してしたり顔をしている自民党の政治家が放つ「のっぺり感」と同じに感じるのです。
と～～～っても、いや～～な感じで、近づくと、とんでもない腐臭がしそうな人々。
日本の現状の悲劇・違和感と言うのは、政治家だけでなく、いわゆる「上に立つ人」たちの品性・倫理観の欠如から創り出されているのでしょうか。
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巨人、トレード移籍の中田翔を出場選手登録
スポニチ、8/21(土) 12:06配信
日本ハムから巨人へ無償トレードで移籍した中田翔内野手（32）が21日、出場選手登録された。代わって北村拓己内野手（25）が抹消された。
中田は試合前練習では、同学年の小林、丸らとストレッチ。一塁では、遊撃でノックを受ける坂本、広岡らの送球を受けた。打撃練習では丸、亀井らと同組で行い、快音を響かせた。
中田は4日に行われたDeNAとのエキシビション戦前にベンチ裏でチームメートに暴行し、球団から1、2軍の全試合の出場停止処分を科されたが前日に同処分が解かれていた。
