御親族の心労はいかばかりかと見ているこちらも心が重くなりますね。
このマスク拒否おじさんこと奥野淳也は、逮捕は二度目だが、マスク拒否で騒動を起こしたのは三度目だそうです。
飛行機内で騒動を起こしたのはマスコミでも大きく取り上げられましたが、その前にも千葉県のホテルで騒動を起こしていたそうです。
今回の記事には、マスク拒否の理由としてコロナ対策としての緊急事態宣言やまん防への不満を漏らしているようだが、以前は、自分は体質的にマスクを出来ない、などと述べていましたよね。
つまり、騒動のたびに理由をグレードアップして、「自分が考える社会的正義」を貫こうとしている、というポーズをとっている。
飛行機騒動のあとに、この人のお父さんは「そんな子じゃない」と言っておられたそうですが、親族からするとビックリですよね。いつの間にか、身内の子がモンスターになりつつあるのですからね。
でも、こうした傾向の人々は他にも山ほどいますよね。典型的なのがDHCの会長や高須クリニックの勘違いおじさんなど、ゴロゴロ。この人たちは、自らの主張を日本社会で主流を占めるようにするためには、大資本を使って差別を広げたり、民主主義の基本である住民投票を骨抜きにしたり、今回のように暴力的な手段を使う傾向になっている。
これは、とても危険な兆候だと思います。
それは、他でもないアメリカの白人主義者や銃規制反対派のような主義主張のためには暴力も辞さないという傾向を強めることだろうと思う。
つまり、こうした傾向はテロリストを育む土壌が広がっているということです。
そこを気づかずに「マスク拒否おじさん」などとのんきなネーミングをしているマスコミの責任はとても重たい。
このマスク拒否男の場合は、ホテルの食堂、飛行機内、町中の食堂で、「マスクをして下さい」という関係者のお願いを拒否して暴れている。
どのような理由を掲げようとも、抗いがたい欠点を抱えている。
それは、私有財産の中での横暴と言うこと。三件全て、誰かの財産の中です。当然、そこの所有者はそこを管理する権限を持つ。商法では、理由もなく営業拒否を出来ないが、現状の新型コロナウイルス感染症による混乱の中で、行政の指導に基づきお客にマスク着用を要請する行為は、実に正当な行為。
つまり、そのエリアでのわがままな行為は許されないのだ。この程度のことも理解できない人々が多い。
公道での行為と店舗内、船・飛行機・電車内での行為への規制は根本的に違うということを理解させるべきですね。
そして、ズレまくった主張を少しでも冷ましてあげるお勉強タイムが必要ですね。でも、この人の場合は、なにか他の理由があって突っ張っているかもしれないので、なかなか引かないでしょうね。
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〝マスク拒否おじさん〟2度目の逮捕 飲食店入店トラブルで警官を殴った疑い
東スポ、4/11(日) 14:12配信
飛行機内でマスクを拒否して運航を妨げたとして威力業務妨害罪で1月に起訴されていた〝マスク拒否おじさん〟の30代男が、今度は公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
10日午後1時ごろ、千葉県館山市内の飲食店に男がマスクをせず入店しようとしたところトラブルになったという。男は通報を受けて駆け付けた館山署員を殴った疑いがある。男は黙秘している。
新型コロナウイルスの第4波が押し寄せそうだというなかでもマスク拒否を貫いていたようだ。この男は以前から「マスパセ」と称してツイッターをやっており、事件直前の10日午前11時にはこうつぶやいていた。
「緊急事態宣言や『まん延防止措置』は、伝家の宝刀で、どうしても必要な時に講じるからこそ意味があります。『閉店セール』と同じで、年がら年中やっていると、もはや誰も自粛しないでしょう。私も、一切自粛しません」
自粛しない結果が2度目の逮捕だったのか。