内部崩壊が始まっている菅政権。何も決められない症候群。
バリバリやっていて輝いて見えて、近づいてみると意外と人間の器が小さい人っていますよね。
菅総理もそんな人だったんでしょうかね。
支持団体の「ガネーシャの会」とかいう怪しい外国崇拝(?)の議員集団が、崩壊寸前だとか。
なんだそれ?
ほら、新型コロナで飲酒自粛の世の中で、よりにもよって首相官邸でグループの飲み会をやっていた連中ですよ。官邸を自分の観光ルートにしていた坂井とか言う議員がトップをしている集団ですよ。
さすがの非常識集団である自民党内ですら嫌われてしまったようで、当然と言えば当然。
ところで、親分の菅総理だけど、緊急事態宣言の扱いも、オリンピックの扱いも気分次第で決めて、医療資源も枯渇する中、国民の生活よりも自らの成果を最優先して、何が何でもオリンピックを開催しようとしている。
国内をめぐる聖火リレーは、あちこちで観客を排除して公園内をぐるぐる回るなど、とても虚しく悲しいイベント化している。
こうした残酷な状況を多くの人々に強いていることに、何も感じないらしい日本国の総理大臣。
それでも、世論調査での支持率は微増していたりする???
世論調査の項目は、キチンと設定されているのか?
まあ、それはそれとして、内部崩壊が表面化することはないにしても、実質的に機能不全に陥り、こっれまで以上に決められない内閣になる日も近いようですね。
野党の皆さん、一日も早く政権構想を発表して広報活動を強化していただきたいですね。(選挙が始まってからでは遅いよ~)
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「非常識」首相の足を引っ張っている…「菅系」グループ、結束にほころび
読売新聞、5/2(日) 10:28
菅首相に近い自民党衆院議員のグループ「ガネーシャの会」の活動が約1か月間、停滞している。会を主導する坂井学官房副長官が首相官邸で同会の会合を開き、批判を浴びたことがきっかけだ。結束にもほころびが見え始め、停滞が長引けば首相の党内基盤に影響しかねないとの懸念も出ている。
ガネーシャの会は首相を支持する無派閥議員グループの中核的存在で、若手・中堅衆院議員15人で作る。首相も派閥に属しておらず、昨秋の党総裁選では同会が選対の実動部隊となった。坂井氏は、首相官邸と党や国会をつなぐ要職の官房副長官に起用され、同会の存在感は高まっていた。
風向きが変わったのは、坂井氏が4月1日、ガネーシャの会の議員を首相官邸に集め、食事を伴う会合を開いたためだ。党内の派閥と同様に毎週木曜昼に議員会館で会合を開いてきたが、この日は首相官邸に場所を移した。
だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が国民に多人数での会食を控えるよう呼びかけていることに加え、公務の場である首相官邸では党派的活動は控えるのが不文律のため、「あまりに非常識だ。首相の足を引っ張るだけだ」(自民党幹部)といった声が噴出した。
党側にはかねて、坂井氏に「党への重要な連絡が遅い」(閣僚経験者)といった不満があったことも手伝い、擁護の声はほとんどなかった。党内の冷たい視線を意識し、翌週からは議員会館での定例会の開催も見送り、再開のメドは立っていない。
メンバーからも「首相に迷惑をかけるくらいなら集まる必要はない」「衆院選に向けた地元活動の方が大事だ」などと、会の存在意義に疑問を呈する声が漏れており、次期総裁選に向けて結束を図れるかどうかが課題となりそうだ。