岸田内閣唯一の仕事、解散決定。総選挙でまともな国会に生まれ変われるのか。
皆さん、お早うございます。
五島地方、四日ぶりに爽やかな秋晴れの朝となりました。
下の写真は、夜明け前の様子ですが黒い点々は、出勤中のカラスさんたちです。^^;
さて、今日は、岸田内閣による衆議院解散の日ですね。
閣僚の皆さんは、この10日間、充実した仕事は出来たのでしょうか。
『な~~んも、出来なかったじゃないか。』
と、ストレスを抱えた閣僚さんもおられるかもしれませんね。
大丈夫です。
最後に、しっかり仕事をしていただきますか。
解散の閣議決定書への署名。
なんか、岸田内閣って、『解散閣議決定書署名内閣』って感じ?
形だけの本会議での党首討論は、見るまでもなくすれ違いばかり。
ほぼ、意味が無い。
議会制民主主義に不信を抱かせるような日本の状況ですが、他国では、色々あっているようですね。
シカリさんが注目したのは、イギリス。
12日、英下院の保健社会福祉委員会と科学技術委員会は、政府の新型コロナウイルス対応を検証した報告書を発表したそうです。
この委員会は超党派の議員で構成され、報告書は約150ページにも及んでいるそうです。
「与党だ」「野党だ」との立場で、白も黒に理解し、数の多さだけで、モノの善悪を決める日本の国会とは、かなり違うようだ。
報告書では、感染が広がり始めた際にロックダウン(都市封鎖)を迅速に導入せず、対処が遅れたことが欧州最悪水準の死者を出すことにつながったと厳しく批判しているとのこと。
さらに、「英国が経験した最も重大な公衆衛生上の失敗の一つ」であり「深刻な過ち」だったと結論付けている。
与党も野党もない。
イギリスの国会議員として、自らの国の過ちを分析し反省している。
実に、真摯で気高い行為だと思います。
与党だけの失敗を批判しているのではなく、自らの国の失敗として分析している所が、幼稚な日本の政治家と違う。
ちなみに、失敗の原因として、『感染を積極的に抑制するのでなく「管理」するにとどめた政府の「運命論」的姿勢と検査体制の整備が遅れたことも状況悪化をもたらした』を挙げている。
課題に向かう国会議員たちの姿勢だけでなく、日本では、一定期間の国政の分析をしようと言う議論すら国会にないのが日本の致命的な所だ。
反省・検証のない国・ニッポン。(これが、安倍元首相が言う「美しい国」なんだろうね。国会議員が違法行為をしても生きていけるから・・・)
常に、鼻先にニンジンをぶら下げて走り続ける馬みたいな国会だ。
日本に、イギリスような国会が生まれることはあるのでしょうか。
今回の解散総選挙で、少しでもまともな国会に近づけるようになると良いな、と思うシカリさんです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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トルコキキョウ
花言葉:「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」
誕生花:6月28日、7月12日、7月20日