多くの国民の反対を無視して進められているバクチ拠点(カジノ)づくり。
その中心人物として自民党の中心で活躍してきた人物が、習近平の手先となって中国企業が有利になるように働いていたというニュースには驚いたものです。(習近平の手先と言うのは大げさではないかとのご意見もございましょうが、現在の中国は、完全に政治と経済が一体化されて運営されていますので、このように表現しています。)
その人物が逮捕され、保釈されている期間中に、証人に違う証言を求めて買収しようとしていたことで、二度びっくり。
その当事者である元自民党議員・秋元司衆議院議員に懲役4年の実刑判決が出されましたが、即日に、1億円を納付して釈放されたというから、ビックリを通り越して、あきれるばかり。(この人物、第一次安倍内閣の時に防衛政務官に登用されて党内での力が大きくなったとか)
上告して裁判が続く間は、そのような権利があるのでしょうが、前回の釈放の時に行った法秩序を破壊するような行為を行った人間に、そうした一般的な対応で良いはずがない。
それでも、1億円を積めば、釈放される。
お金を積めば、なんとでもなるみっともない国だということです。
ここで、シカリさんブログのクセ、横道にそれま~~す。
シカリさんは、常々、なんでもお金で済む社会を少しでも変えるべきと考えています。
その一つが、選挙の時に、立候補者は供託金を積んで候補者としての資格を得ますが、この供託金制度をいつまで続けるつもりなんでしょうか。(この制度は、戦後、労働者たちが立候補できないように作られたものです。)
お金を準備できる人は、公的に信用される人なんでしょうか、国民の信託に応え得る人なんでしょうか。
違うでしょう。
今の自民党議員を見れば、すぐわかるように、ウソつき・詐欺師・暴力団まがいの人・金儲けに権力を利用する人・友達のために国の補助金を利用する人・自分の保身のためには公的秩序をぐちゃぐちゃにしても平気な人、そんな人ばかり。
供託金制度は止めて、「この人は立派な人です」と誰かが保証する保証人制度に移行すべきです。(選挙のレベルで保証人数を変える)
当然、保証人は連帯責任を問われるようにすべきです。
こうすれば、少しは、現在の自民党議員たちのような人々は減ると思うんですが、如何でしょうか。
話しを元に戻します。
名古屋入管で悲惨な死を強いられたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんのことは皆さん、覚えておられるでしょう。
体調不良を訴えても、治療すら認められなかった。
そして、入管職員に侮辱的な扱いを受けて、やせ細ってなくなってしまった。
本当に、本当に、無念だったろうと思います。
あれが、自分の娘だったら、シカリさんは怒りで何をしでかすかわかりませんよ。(違法行為はしませんよ。^^;)
そして、妹さんたちやご家族の無念はいかばかりかと、日本人として、この国の人間として、申し訳なくて、申し訳なくて仕方がありません。
片や、お金を積んで釈放される人、片や、病気でも治療すら受けられず命を絶たれてしまう人。
同じ法務省の所管の施設でのこと。
あまりに、ひどいバランスを欠いた取り扱いではないですか!!
だいたい、入管におられる多くの人は、いわゆる一般犯罪を犯した人たちではなく、手続きミスなどでビザが失効してしまい、何らかの理由で再発行にたどり着けていない人たちなんじゃないですか?
もちろん、どの世界も、一部には犯罪に手を染める人もいると思いますけど。
国を挙げて外国人労働者を求め受け入れているのに、来日した後は、研修生と言う名目で低賃金でこき使い、挙句の果てには困りごとのサポートも十分受けられず、入管に収容されてしまう。(ウィシュマさんの来日動機は違いますけどね。)
実に、非人間的システムではないでしょうか。
国会議員たちは、コロナ対策も、こうした司法制度のアンバランスも打ち捨てて、総裁選挙だ、総選挙だと走り回っている。
なんか、おかしいよ。
話しは、また、変わります。
下の写真は、今朝、シカリさんの庭で写したものです。
さて、何でしょう?
土筆(つくし)?
いえいえ、あれは、春先ですよ~。
おいおい、成長状況をアップしますね。^^;