江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

「フードレスキュー」と言う愛のカタチ。七尾旅人さん

今日は、曇り空でスタートした五島地方。

 

「お帰りモネ」が始まるころになると、青空に。

 

余りある時間、ボチボチ、楽しみたいと思います。

 

ところで、生来怠け者のシカリさんですが、8月2日以来、毎日ブログを更新し続けています。

 

どーしたんだろう、と自分でも不思議。

 

でも、明らかに疲れが出てきている。

 

昨日なんか、ブログタイトルを間違っていた。

 

「SDGs」を「ADGs」と書いていて、あとで気づいて、そそくさと書き換え。^^;

 

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この人、七尾旅人さん

 

ミュージシャンだそうです。(すみません。知りませんでした。^^;)

 

今日のワシのブログの主役です。

 

今朝のNHKニュースで知ったんですが、この方が、「フードレスキュー」という取り組みを始めたそうです。

 

その動機は、次のようなことだそうです。

 

《自宅療養して食料も届かず、ひもじい思いをしてる人へ。何か買って持って行こうか? 家の外に置き配ならできそう。》

 

そうした思いをSNSで発信したところ、共感する人々が次々と現れ、こうした取り組みが広がっているそうです。

 

 「私も置き配します」

 

 「都内なら行けそう」

 

 「買い物代行ならできます」

 

共感し、取り組む人々が各地で続出し、中には、訪問診療を手がける『ファストドクター』をはじめ、自宅療養者へ無償で食糧支援を行う団体も現れ始めているそうです。

 

コロナの感染者数は減少傾向にありますが、 今なお6万人を超える感染者が自宅療養(自宅放置)を余儀なくされている状況の中で、ありがたい。

 

七尾さんは、「呼びかけ」たのではなく、「自分はこうしている」と発信しただけだそうです。

 

実に自然体で、嫌味がなく、だからこそ、なお深く共感を覚えます。

 

素晴らしいですね。

 

困窮者に寄り添う心。

 

人間として、人間への愛を持っておられる方。

 

そして、その取り組みに共感し、愛をつなぐ心を持った方々。

 

七尾さんが、なぜ、このような思いに至ったのか。そのことについて、次のように語っています。(「週刊女性」9月26日配信より拝借)

 

「8月17日に、一家でコロナに感染し、夫や子どもと共に自宅療養中だった40代の女性が亡くなってしまったんです。

 

 つまり幼い子どもが母親の死を間近に見たということで、これがすごいショックで。

 

 自宅療養と言えば聞こえはいいけど、実質は単なる自宅放置であり、ネグレクトですよね。ちょうど同じ日に、医療逼迫が原因で救急車の搬送先が見つからず、死産してしまった妊婦もいました。

 

 本当だったら生き延びていたであろう母親と、無事に生まれてきたはずの子どもの死。この2つの命が自分にのしかかってきたんです。

 

  コロナ禍での政治の動きにも納得がいかなかった。国民の命や生活に真摯に向き合っているようには思えなくて、ずっと腹が立っていました。

 

 一応は先進国といわれてきたはずの日本で、必要な医療を受けられずに亡くなる事例が当たり前になってしまった。言いようのない怒りを覚えて、いても立ってもいられない気持ちになりましたね」

 

この言葉の中に、全てが包含されていると思います。

 

シカリさんの余計な解釈は止めておきます。

 

朝から、心温まるニュースでした。

 

こうしたニュースが、あちこちで聞かれるような国になると良いですね。

 

ボケ(木瓜)の花

春にも花をつけてくれたんですが、また・・・。なんで、今頃?

花言葉:『先駆者』『指導者』『平凡』『退屈』『早熟』『熱情』『魅感的な恋』『妖精の輝き』

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