専門家が「制御不能」と表現した新型コロナ。2週間後には火葬場が確保できなくなる。
ついに、専門家が「制御不能」と言う言葉を発しましたが、政府の皆様や小池都知事はどのように受け止めたのでしょうか。
今朝の「羽鳥モーニングショー」で玉川さんが東京都の統計から「昨日は、入院は一人しか増えていない。つまり、入れない状況になっている」と言う旨の発言をしていた。
つまり、新規入院者数ー(回復退院+死亡退院)=1。
昨日の東京都の新規感染者数は4989人。
この数字のギャップに付いていけない。
自宅療養が2万人、入院調整中が1万人!
早くから専門家が指摘していた危機的状況に陥ってしまったわけだ。
今頃、「帰省しないで」と呼び掛けたところで、効果が出るのは2・3週間後のこと。
さらに、効果が出て感染者数が減少傾向に向かうのは、それから約1カ月かけて徐々に減少するという話しだ。
つまり、オリンピック開会前のレベルまで減少するのは9月下旬頃。
それまでは、入院は絶望的。
とすると、次に発生するのは何かというと、大量の死者。
昨年だったか、外国で死者の埋葬が追い付かなくて、ずらりと並んだ棺の画像を見たことがあった。
まさか、この日本であのような事態に陥るなんて思いもよらず、『後進国は可哀想だな~』と思っていた。
なんと悲惨なことでしょうか、これから徐々に耳に入ってくるのが、『火葬場が足りない』という情報だろう。
この暑い夏、火葬できない死体はどうされるかと言うと、おそらく業務用の冷蔵庫で火葬の順番待ちをすることになるのだろう。
どうか、そうならないことを祈るのみです。
そうした悲惨な状況を回避できる一つの方法としては、大規模収容施設を設置し、感染者を自宅ではなく、医療者の目の届くところに置くことだと思う。
前の大阪知事の橋下徹さんは、「誰が設置するのか。政府に設置することを認めるのか』などと言っているようだけど、東京都が自衛隊に災害出動を要請し、災害時の緊急医療施設として作れば良いじゃないですか。(法的に問題があるようなら、とっとと国会を開催して法改正をすればいい)
こうした事態でも何も有効な方針も出せず、発信も出来ず、発言したかと思うと自らの責任を問われないように意味不明の言葉を並べ立てるだけの菅総理。
一方、この前、「若い人は早くワクチンを打ってください」と発言し、「準備も出来ないことを言うな」とネットで炎上した小池都知事は、今日は、「雨もコロナも災害の危険が」などと発言している。
昨年から災害レベル・有事レベルの危険だと指摘されていたことを知らなかったのだろうか。
いや、この事態を見て、誰よりも多くのデータに接しているのに、有事であることを感じないのだろうか。
何とも、国も都も、鈍感で無責任な指導者で、現在の事態は「人災」と言うしかない。
政府は、オリンピック開会前にラムダ株が日本に入っていたのに公表していなかったとか。
なんでもラムダ株は、致死率が非常に高いという。
仮にラムダ株による感染が広がった場合には、現状に輪をかけて悲惨な状況が出現することになる。
そうなる前に、こぞって政府や東京都に「有事対応」を求めましょう!
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都内の自宅療養者ついに2万人超え、専門家も「感染者急増で制御不能」
読売新聞、8/12(木) 22:05配信
東京都は12日、同日時点の新型コロナウイルス感染による自宅療養者が、過去最多の2万726人に上ったと発表した。新規感染者も過去2番目に多い4989人に達し、同日開かれた都の新型コロナのモニタリング(監視)会議で専門家は「感染者が急増し、制御不能な状況だ」と強い危機感を示した。
都内の自宅療養者は、7月31日に1万人を超えてから10日あまりで倍増。初めて2万人を上回った。都基準の重症者は過去最多だった前日から21人増えて218人となり、入院患者数も3668人と6日連続で過去最多を更新。医療提供体制の逼迫(ひっぱく)は厳しさを増している。