江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

メンタリストDaiGo。マスメディアが作った虚像。麻原彰晃の二代目になれるか?

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メンタリストDaiGo(以下、ダイゴさんと書きます)という有名人が差別的な発言をしたとして話題になっているようです。

 

どのような発言かと言うと

 

 生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」

 

 「ホームレスの命は(自分にとって)どうでもいい」

 

シカリさんは、差別的以上に、攻撃的で扇動的な心の持ち主だと感じます。

 

人の言葉をどのように受け取るかは、人によって様々。

 

一体どのような人だろうと思い、ネットでプロフィールを調べてみました。(シカリさんは、この人はテレビで2・3度見たことがあります。それ以上の知識はありませんでした。)

 

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メンタリストDaiGoのプロフィール


1986年静岡県出身。

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。
人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。
その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動。ビジネスや話術から、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにした著書は累計300万部。
ジェネシスヘルスケア株式会社顧問、新潟リハビリテーション大学特任教授

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あれ?

 

この人も慶応大学出身?

 

この前、コロナ関連給付金を騙し取った元経産省職員も慶応大学じゃなかったか?

 

偶然にしても嫌な感じですね。^^;

 

それはそうと、この人を有名人に押し上げてくれたのは、知識より経験よりテレビの力だったと思うが違うだろうか?

 

随分前に、何かの番組で見て、とても嫌な感じを抱いたことを覚えています。

 

何が嫌な感じかと言うと、『マスメディアが、またぞろ、虚像を作ろうとしている』と感じたからです。

 

番組では、相手の心理を読み、何かを当てるような内容でしたが、ダイゴさんの手法は、普通に街角で占いをやっているおばさんたちと同じレベルで、驚きもしなかった。

 

簡単に言うと、相手の答えを一定の方向に行くように誘導する手法でした。

 

もちろん、この手法を使うにしても、瞬間的に言葉を分類し、収斂先を想像し、その範囲に答えが集まるような質問を出せる力はかなりなものです。

 

まあ、メディア関係者にとっては、番組作りには好都合の素材だったんでしょうね。

 

それで重宝されて有名になり、あちこちから引っ張りだこになったようです。

 

それでつい調子に乗って本心をしゃべっちゃったんでしょうね~。

 

誰しも過ちは犯すことはあるし、自らの過ちから立ち直ることだってできると思う。

 

ダイゴさんも『やばい』とおもったのか、『悪かった』と思ったのか、真意は分からないが、ユーチューブで謝罪したそうです。

 

その一部は次の通りです。

 

これだけたくさんの本を読んでも知識を得ても知れない無知が招いた失態と反省した。完全な僕の落ち度気分を害された人にはひたすら謝罪します」

 

「・・・そこから抜け出したいという人に、さすがにあの言い方はちょっとよくなかったなと。差別的であるし、これは反省だなと。謝罪します。大変申し訳ありませんでした」

 

<シカリ的解釈>

 

「これだけたくさんの本を読んで」・・・本棚を背景にユーチューブで発信したようですが、ここにも自分の偉大さを示そうとする意識が見られますね。

 

「落ち度」・・・落ち度、ということはちょっとした間違い、というイメージへの誘導が感じられます。

 

「気分を害された人に」・・・政治家や有名人の謝罪会見でよく使われる言葉ですが、「被害を受けた人は一部ですよ」と暗にほのめかしていますね。

 

「ちょっとよくなかった」・・・これは「落ち度」と同じような効果を持たせると同時に、少し悪質な所は、問題を茶化すような無意識かもしれないが、傾向が感じられる。

 

「これは反省だな」・・・この言葉は、とても重要なポイントだと思います。この言葉でワシが感じるのは、「他人事か」という嫌な感じと、「ちょっとよくなかった」と同じでふざけた意識を感じます。

 

と言うことで、シカリさんがこの人から受けた印象は、決してよろしくありません。反省の意思は感じられません。(他にも問題だらけだけど・・・)

 

で、そんなことを記事にするのか、と突っ込まれそうですが、そうではありません。

 

問題は、こうやってマスメディアは「モンスター」を育ててしまうということです。

 

かつて麻原彰晃と言う人物がいて、週刊誌や一部のテレビで取り上げられ、あっという間に社会に影響を及ぼす人間になって、オウム真理教なる宗教(?)を作り上げ、あの大事件を引き起こした。

 

ダイゴさんが、この後どのような人生を歩むのか知らないが、現時点でかなりの信者を手に入れている。(メンタリストと言いながら手法が怪しいので、「信者」と書きました。)

 

マスメディアは、人の持つ能力に注目するのは良いが、実像を伝えてほしいものだ。

 

少しは懲りてほしいが、マスメディアは組織的に学べない構造になっているから怖い。(テレビ朝日のオリンピック終了後のスタッフの騒動を見ればわかる。)

 

彼らは視聴率さえ取れれば良いのだから、深く考えないし、振り返らない。

 

結局、現在の新型コロナ騒動と同じで国民一人一人が、自分で身を守るしかない。

 

なんと、情けない社会なのでしょうか・・・。

 

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メンタリストDaiGo「ひたすら謝罪します」 YouTubeでの差別発言に反省示す 「これだけたくさんの本を読んでも知識を得ても知れない無知が招いた失態」

中日スポーツ、8/13(金) 23:32配信

 

 メンタリストのDaiGoが13日夜、自身のYouTubeチャンネルを更新。

 「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「ホームレスの命は(自分にとって)どうでもいい」など差別的ともとれる発言で非難が相次いだことについて「これだけたくさんの本を読んでも知識を得ても知れない無知が招いた失態と反省した。完全な僕の落ち度、気分を害された人にはひたすら謝罪します」とコメントした。  

 発言の背景として「猫が好きなので猫の命が人の命より大事だということがあった。そもそもホームレスや生活保護にお金を使うのはおかしいと。ただ、ホームレスや生活保護の人には働きたくても働けない、これから頑張って働くために社会復帰を目指している人がいて、支援する人がいる。そこから抜け出したいという人に、さすがにあの言い方はちょっとよくなかったなと。差別的であるし、これは反省だなと。謝罪します。大変申し訳ありませんでした」と改めて語った。  

 今後については「ホームレスになった人がなぜそういう選択をしたのか、生活保護にもハードルがある。何をどう思って生活保護を受けることを考えたのか、何を悩み、どういうことに苦しんでいるのか、どう考えて生きているのか知らずに批判した。活動自粛というよりも、プロの人に聞いたり、ホームレスや生活保護の現場に行こうと思う」と意欲を見せた。