江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

え~~っ!!ラムダ株のスクリーニング検査を実施せず!?危機感ゼロの菅政権は一日も早く退陣して下さい。

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ラムダ株?知りませんよ。


オリンピックが終わり地元に帰った警察官の感染が毎日のように確認されていますが、それ以外にも、夏休み旅行・お盆の帰省などの様々な要因からでしょうが、毎日、感染者数・重症者数の記録が更新されている。

 

九州でも、福岡県は常に多くの感染者を出し、それが周囲に滲み出て全域に感染を広げていましたが、ここに来て、各県の感染拡大が半端ない。

 

言うならば、多方面からの感染者の流入による「同時多発感染状態」になっている。

 

首都圏や大都市は入院できる病院の数も多いが、地方都市ではそうした資源が限られている。

 

現在の状況が1週間も続けば入院できない事態が発生するのでは、と怖くなってくる。

 

シカリさんにしても、山ノ神にしても、いわゆる基礎疾患を持っている身。

 

感染者が溢れて、通常診療の制限などが行われるようになったら・・・。

 

ところで、現在、感染を広げている感染力の強い「デルタ株」は、全国で主流になっているようですね。

 

しかし、このデルタ株より感染力が強く、致死率が高い「ラムダ株」がオリンピック関係者によって持ち込まれているらしいが、なんとしても感染拡大を防いでいただきたい。

 

ラムダ株に対しては、現在、菅政権が唯一の頼みの綱としているワクチンも効かないと聞いたことがあります。

 

当然、政権としても危機感を抱いて対応している、と思っていたら、なんと、なんと、スクリーニング検査も実施していないというから驚きです。

 

菅総理は、昨年の就任あいさつで「自助、共助、公助」と言い放ち、『自分のことは自分で』を基本として政権運営に当たると言っていたけど、この思想は、ガンとして揺るがないようだ。

 

自分の生活・人生は自分で、これは、当然の話し。

 

でも、一人で生きれないから社会・国家を構成し税金を納め、選挙で代表者を決め、政治執行を委任している。

 

ところが、委任を受けた総理が、委任されたことは忘れているのか、「自分のことは自分で」と突き放す。

 

自分でやろうとしてもできないことの第一に来るのが、公衆衛生の管理ではないでしょうか。

 

つまり、政治や行政がやるべき第一の仕事だと思うんですけどね。

 

でも、時の総理の思想で、その大事な仕事を放置する。

 

東京都などは、加えて、手が回らなくなり、感染経路の調査すら放置してしまった。

 

本当に、この国は、どうしようもない国に成り下がっているよ。

 

野党の皆さん、これまでのいきさつにこだわらず大同団結して、国民の命を守る政権を創り出して下さい。

 

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五輪関係者から7月上陸「ラムダ株」は厚労省ノーマーク!市中蔓延は時間の問題

日刊ゲンダイ、8/17(火) 9:06配信

 

 すでに日本に上陸していたことが分かった、南米ペルー由来の新型コロナウイルスの変異株「ラムダ株」。先月、空港検疫で五輪関係者から初めて確認されていたのに、厚労省はメディアに問われるまで公表しなかった。

 

 心配なのが、上陸を許したラムダ株が、この先、市中に蔓延することだ。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

 

 「アルファ株(英国株)やデルタ株(インド株)の上陸から市中への蔓延プロセスを見ると、まず流行国からの渡航者のコロナ陽性が空港検疫で見つかり、その後、市中に広がっています。空港検疫の抗原検査は精度が低いため、検疫をすり抜けたラムダ株の感染者が『陽性』と知らないまま、市中で行動しているのでしょう」

 

 まだラムダ株かどうか確定していないが、8月12日にも羽田空港に到着したペルーに滞在歴がある50代男性と30代男性のコロナ陽性が確認された。  

 また、ラムダ株は中南米を中心に40カ国以上で確認されている。

 

厚労省はスクリーニング検査も実施せず

 ラムダ株はデータが少なく、WHO(世界保健機関)は「懸念される変異株」より下位の「注目すべき変異株」の指定にとどめているが、強い感染力と抗体への耐性を持つ恐れには警戒を示している。

 

 ラムダ株の感染力はデルタ株に匹敵するとの指摘がある。また、抗体への耐性について、ニューヨーク大の多田卓哉博士研究員は、これまでにない変異が細胞との接続部分に見られることから、3~5倍程度ワクチンの有効性が下がる可能性を指摘している。  

 ところが、厚労省はノーマーク。ラムダ株を「注目すべき変異株」にも指定せず、空港検疫以外は、陽性者のウイルスがラムダ株かどうかを確認するスクリーニング検査も実施していない。

 

 「現在、デルタ株についてはスクリーニング検査をしていますが、すでにデルタ株は市中に広がっており、検査の意味は薄らいでいる。市中にいるかどうかという段階のラムダ株こそ、スクリーニング検査を徹底的に行うべきです。早期発見、早期隔離によって、感染拡大を防げます。デルタ株が落ち着いても、ラムダ株に置き換われば、切れ目なしに感染爆発が続くことになりかねません」(中原英臣氏)

 

 五輪をきっかけにラムダ株が上陸し、蔓延したら最悪である。すぐにラムダ株のスクリーニング検査を始めるべきだ。