江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

ワイドショー豹変、アスリートの成果を横取りし感動ポルノ仕立て、アスリートの悲鳴は伝えず。

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あれほど、東京オリンピック開催の問題を追及していたワイドショーだが、このところ、毎日、各競技の良いとこどりで、アスリートの成果を横取りする行為が横行している。

 

『え、コロナはどうしたの?』って感じで、全枠を使ってコロナ情報を流していた羽鳥慎一モーニングショーなども、そのほとんどが『盛り上がりシーン』の垂れ流し。

 

今では、感動ポルノの典型的な番組になっている。まあ、テレ朝をはじめとしてテレビ局がそうして生きてきたことは分かるが、いかにも、浅ましい。

 

それどころか、アスリートが日本の気候について悲鳴を上げているのに、そのことについても多くの番組で取り上げていない。

 

ただただ、日本のアスリートの活躍ぶりやこれまでの苦労話を流している。なんだか、番組編成の仕方が、かび臭くて、ウンザリですよ。

 

さて、本題ですが、ロシアのアスリートやテニスのジョコビッチ選手らが、酷暑と湿度の問題で競技時間の変更を求めているようだが、いまだに、結論が出ていない。確か、声を上げたのは23日か24日だったと思うが・・・。

 

なんでも、IOCは「必要であれば競技日程の変更を認める」方針を示したそうだが、どうなっているのだろうか?

 

スケートボード選手たちも、『午前9時の時点ですでに耐えられないほどの暑さで、トリックを行うのに気が散って仕方がなかった』と苦情を言っていたそうですよ。

 

安倍マリオは、2013年9月の招致レースの時、夏の東京について、「この時期の天候は晴れることが多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候」な~~んて売り込んだんですよね。

 

さすが、ウソつきの天才!!

 

招致は出来たものの、出だしからトラブルばかり、挙句の果てには、アスリートから「競技が出来ない」との苦情続出。

 

バブルで守られているはずの新型コロナ感染症も、なんだか、どこまで効果があるのか、アスリートや関係者の感染が続いている。

 

組織委員会にしても、政府にしても、東京都にしても、招致して開催している以上、アスリートを守り、関係者を守り、競技を最高の状態で開催できるように全力であたれ!

 

そして、マスコミは感動ポルノで視聴率を上げようと浅ましい番組構成はせず、アスリートや国民を守るための冷静な報道をやりなさい。

 

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ジョコも日程再考を訴える 東京の暑さに各選手ぐったり

時事通信社、7/25(日) 13:28配信

 

 【AFP=時事】 東京五輪のテニスで、夏のうだるような暑さに各選手が苦戦する中、男子の世界ランキング1位であるノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)もロシア五輪委員会(ROC)ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に同調し、試合の時間を遅らせてほしいと訴えた。

 

 ジョコビッチは24日の男子シングルス1回戦でウーゴ・デリアン(Hugo Dellien、ボリビア)に6-2、6-2で快勝したが、他の多くの選手と同じように、大会のプレー環境が非常に過酷だと感じた。

 

 これについては、焼け付く太陽の下での試合を経験したメドべージェフが、開始時間を夜間に遅らせるように大会側に訴えていたが、ジョコビッチも「100パーセント賛成だ」と話し、国際テニス連盟ITF)に午前11時開始の再考を求めたことを明かした。

 

 「正直に言って、例えばなぜ午後3時スタートにしないのか理解できない。テニスには門限のようなものがあって、日付が変わる前に終わらなくてはならないと聞いた」

 

 「しかし自分は今(センターコートの)最後の試合を終えたところだが、まだ5時にもなっていない。あと7時間くらい余裕があるし、コートにはすべて照明も付いている」

 

 「時間をずらせば、みんながもっとずっと楽になる。主催者がなぜそうしないのかが分からない。彼らが判断を変更するとは思えないが、そうしてくれることを願っている」 【翻訳編集】 AFPBB News