国民の不安を無視してオリパラ開催のみならず、有観客(1万人)を検討できる理由??
政治は、常に検証されず、政権の座にある政治家は美味しい思いをして、結果責任を取ったためしがない。
それのみならず、次の選挙でも自民党はたいして負けない???
不思議な国だよ、ニッポン。
元々そのような風土にあることと、ある偶然がオリンピックに突っ走る自公政権を助けるのかもしれない。
今回のオリパラについて、国民の多くが「中止あるいは延期」と望んでいる。それは言うまでもなく、新型コロナの感染が広がり、またしても「自粛、自粛」の生活が長引くだろうことが予想できるからですよね。
こうした国民の意向は全く無視してIOCに隷属した自公政権は、ひたすら有観客開催に突っ走っている。
公明党の山口とか言う政治家は、オリパラを中止したら国民が不安がる、などと言い出す始末。
良く言うよ!!
不安に陥れているのは、お前たちのいい加減な国政のかじ取りと秘密主義、誤魔化しが原因だろうが!!
まあ、いくら愚痴っても、開催し、しかも有観客でのオリンピック・パラリンピックをテレビで大々的に放送し、感動(?)を日本国内隅々まで伝えるのでしょうからね。
確かに、そうすると一部には潮目が変わるでしょうね。しかし、相変わらず増減する感染者数は、国民を感動から現実に引き下ろすでしょう。
なんとも中途半端な感動をありがとう。
ところで、話しを元に戻すが、開催をして感染が増えることは京都大学の教授などが指摘している通りだろう。しかし、自公政権の連中は責任を認めないだろう。
なんと言うか。
『夏休みやお盆休みで人流が増えたこともあって感染が増えたのだろう。どこまでオリパラが要因で増えたのかについては検証できません』
で、中途半端な感動を過大に評価して9月解散、10月総選挙となるのでしょうか?
どこまでもふざけた話だよ!!
日本の政治には、切腹、閉門蟄居、お家取潰しなどの責任を取る制度への移行が必要です。
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玉川徹氏が心理的な影響危惧 「どういう言い方をしても5000人が1万人」
デイリー、6/17(木) 11:10配信
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が17日、政府が東京五輪・パラリンピックの観客の上限を1万人とする方向で検討していると報じ、テレビ朝日の玉川徹氏は「どういうふうな言い方をしたとしても5000人が1万人」と、人々に自粛を促す上での悪影響を主張した。
玉川氏は「感染者数に最も大きな影響を与える要素って何かと考えると、人々の心理なんだと思う。つまり自分たちが恐れて自粛をするかしないかというところ、一番心理的なものが数に影響を与えるんだと思う」と自説を展開。
緊急事態宣言が出る前から減少が始まっていた第1波を例に挙げ「あの当時は、あれぐらいの数でも『これは大変だ』と思って自粛する人が自粛を始めたことによって減り始めたと。で、緊急事態宣言が出て、なおさらそれに拍車がかかったということだと思う」と推察。 玉川氏はそれらを踏まえ「今回のこの入場者数がどういう影響を与えるのかといえば、やっぱり単純に見て、どういうふうな言い方をしたとしても5000人が1万人。これは、やっぱり影響としては『あっ、いいのね』っていう方向の影響になる可能性の方が圧倒的に高い。今以上に大変な状況なんだと思わなければ皆さん自粛しない。だから、そっちと逆の方向に振れるようなことをするべきではないと僕は思うんですよ」と危惧した。
西村経済再生相が16日に「より厳しい措置、慎重な措置だ」と説明したことから、キャスターの羽鳥慎一が「今までのルールだと5000人が(収容人数50%の)3万4000人、国立競技場のメインの競技場の場合は3万4000人になるから、それから見れば(上限1万人は)当然厳しくなってるんですよっていう西村さんの主張なんですけど」と説明したが、玉川氏は譲らず。
「それは政府が決めた独特のルール範囲内ではそういうふうに解釈しますと言ってるんであって、表面的に見えているのは5000人が1万人に緩和されるってことですから」と持論を押し通した。