池袋暴走事件に見られる国の歪みは正せないのか!我が国の民主主義の遅れはここにも・・・。
この人物が、いまだに留置されず、のほほんと「無罪」を主張し続けることが出来る、この国の歪みには、多くの国民がいら立ち、怒りを覚えていることだろう。
『高齢だから』などとかばう人もいるだろうが、刑務所の中には、介護を受けながらでも罪の償いを続けている人々も沢山いる。
なのに、この男は、償いもせず恥知らずにも無罪を主張し、普通の家で暮らし、賠償を求められると「争う」と言うのだから、恐ろしい事態だ。
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池袋暴走事故、賠償求める 遺族、元院長は争う姿勢
共同通信、2/9(火) 11:36配信
2019年4月の東京・池袋の乗用車暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(34)らが、運転していた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(89)=自動車運転処罰法違反罪で公判中=に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、東京地裁(鈴木秀雄裁判長)で開かれ、元院長側は請求棄却を求めた。
訴状によると、原告は亡くなった妻真菜さん=当時(31)=と長女莉子ちゃん=同(3)=の親族9人で、慰謝料など計約1億7千万円を請求。無罪を主張する元院長の刑事裁判が長引く可能性を見越して提訴した。拓也さんは「早く元院長から真実を聞きたい」と説明している。
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フレンチレストランの予約の時間に遅れると車を飛ばし、何の罪もない親子跳ね飛ばし、拘置されることもなく警察の調べは終わり、挙句の果てには車の構造のせいにする。
これほど厚かましい人間は、どのようにすれば出来上がるのだろうか
やはり、ぬぐいがたい特権階級意識があるのだろう。
当時、現場検証には内閣府の安倍秘書官の一人が立ち会っていた。
その後の情報管理も素晴らしかった。
そして、上に書いた通り、二人も人を殺しておいて、反省もしていないのに刑務所に入れられることもない。
特定政治勢力に尽くした官僚の恩恵なんだろう。
しかし、それにしても我が国の司法はどうなっているんだろうか。
三権分立と言うが、それは名ばかり。
森友加計事件でも同じだが、司法が機能していない。
それは、分立していない何よりの証拠。
シカリさんは、今、真剣に日本の在り方を考えないと未来はないと考えています。
オリンピック組織委員会の森会長の差別発言に見られる政治ムラの鈍さ、反動的姿勢は世界の物笑いの種だ。こうしたムラこそが日本を沈没におとしめようとしている。そして、こうしたムラを作っている政治制度を根底から見直さないと、どうしようもない状況になる。
ムラを支える議院内閣制、無駄に多い地方議員たちの中央への隷属とヨイショ。さらに、機能しない司法制度。
現在の内閣が全てを牛耳る仕組みから、司法については独立の管理委員会の下に置くということも考えて良いんじゃないでしょうか。
いずれにしても、このままじゃいけない!!