江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

国民は、ひたすら安倍晋三の退陣を待っている!各党は、敵を間違えるな!


やっと、希望の党の1次公認候補者の発表や立憲民主党の政党届けが受理され、それぞれスタートラインに立った。

最近では、希望の党設立をめぐる小池と前原のグダグダの交渉に対する批判が大きく報道されるようになってきています。(いろいろありましょうが・・・)

しかし、忘れてならないのは、今回の解散総選挙が何のために行われるのか、ということ。まさか、国難救国解散とか思っていないでしょうね。^^;

言わずと知れた、安倍晋三のための安倍晋三による解散。森友・加計学園事件隠し逃げ切りたい解散。

国民だって、安倍晋三のウソ吐きにはウンザリで、解散についてどんなに説明を重ねたところで、信用が回復するどころか、かえって不信をかっている。2日の報道ステーションで興味あるデータが示されましたので、ご覧ください。

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国民は、バカではありませんよ。

もう、ウンザリしているんですよ。政党や候補者の皆さんは、そこんところをしっかり肝に銘じて、くだらん批判合戦に陥らないように、正々堂々と戦い、国会に出ることが出来たならば、国民の代表として安倍晋三を引きずりおろしていただきたい。


希望の党 第一次公認候補192人を発表
日テレ、10/3() 17:55配信

 衆議院選挙の台風の目となっている希望の党は3日午後、第一次公認候補192人を発表した。希望の党は今後の追加公認とあわせ、衆議院過半数233人以上の候補者を擁立する方針。
 若狭前衆院議員「非常に今後の政権交代を目指すということが、十分可能な状況になってきていると思います。出身母体は違うにせよ、一致団結して、あるいは力を合わせて、この選挙戦を何が何でも今の国政政治を変えていくという思いで選挙戦を戦っていきたい」
 希望の党立憲民主党の枝野代表や菅元首相、長妻元厚労相などの選挙区には対抗馬を擁立した。一つの選挙区に複数の野党候補が立候補すると与党を利する可能性があるが、希望の党立憲民主党との対決姿勢を見せている。
 一方で、野田前首相や岡田元代表、安住元財務相など無所属で立候補する民進党の前議員の選挙区には候補者を立てていない。
 関係者によると、民進党の前原代表は「無所属で出れば希望の党から対抗馬を立てないので立憲民主党には加わらないでほしい」と説得したということだが、それを裏付ける形になっている。



前原君、そんな説得していたんか~。選挙が終わったら、キチンと説明してね。
 

希望の党」の政策協定書全文【17衆院選
時事通信社10/3() 18:06配信

 希望の党が公認候補と取り交わした政策協定書の全文は次の通り。
希望の党 小池百合子代表殿
              政策協定書
 私は、希望の党の公認を受けて衆院選に立候補するに当たり、下記事項を順守すること、当選した場合には希望の党の所属する会派に所属して国会活動を行うこと、希望の党党員として政治活動を行うことを誓います。
 記
 1希望の党の綱領を支持し、「寛容な改革保守政党」を目指すこと。
 2、現下の厳しい国際情勢に鑑み、現行の安全保障法制については、憲法にのっとり適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する。
 3、税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が全ての国民に行き渡る仕組みを強化すること。
 4憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進めること。
 5、国民に負担を求める前に国会議員が身を切る改革を断行する必要があること、および、いわゆる景気弾力条項の趣旨を踏まえて、201910月の消費税10%への引き上げを凍結すること。
 6、外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。
 7、政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
 8希望の党の公約を順守すること。
 9希望の党の公認候補となるに当たり、党に資金提供をすること。
 10、選挙期間が終了するまで、希望の党選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。
  年 月 日
 第48衆院選 立候補予定者(署名欄)


この協定書なるものを見れば希望の党の現状が良くわかりますね。 
協定書と言うのは、色んな団体が利害を調整して今後の履行事項を確認する者でしょう。
立候補予定者が党首に対して「協定書」は、あり得ない。内容も、悲惨。事務局がないのでしょうね。
実際に選挙戦に入って、スケジュール管理・資金管理・スタッフ管理・資材管理など、ちゃんと出来るのでしょうかね~。民進党のスタッフがそこんところは担うのでしょうか?
あれ?「脱原発」とかどこにも入っていないじゃないですか。
ところで、希望の党立憲民主党が競合するんじゃないかとの不安が出ていますが、確かに、旧民進党の票を奪い合うと考えると、その心配はごもっとも。
しか~し、希望の党は「保守」と日本語で言っているじゃないですか。ですから、希望の党が奪うべき票は、自民党や維新の会などの票田にあるんですよ。立憲民主党は、リベラルと言っているし、常識的には、棲み分けが成り立つはず。
残念ながら、希望の党は「一応」政権党を目指すということで全国に広く候補者を立てるでしょう。そうなると、心配されるのがバッティング。一部には、「刺客」を送るとか言われますが、票田が違うことを繰り返し訴える必要があります。
そこで問題になるのが、いわゆる無党派層。ここをどのように崩すのか。お互いの知恵の出し具合が効果の差となって出るんでしょうね。この層には、相手を批判するというのは逆効果。正攻法で、打倒安倍の必要性を訴えるのが効果的でしょう。

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政権交代を望む人々が38%。現状維持が44%。

ほぼ、同じレベル。6%の差は、北朝鮮問題での危機感でしょうか。「こんな時に、政権交代なんて」ということでしょう。大丈夫ですよ、こんな時に解散して無政府状態でも問題ないのですから。


<細川元首相>「選別、こざかしい」小池氏を批判
毎日新聞10/3() 7:30配信

 ◇前原代表について「名も実も魂も取られてしまうのでは…」
 細川護熙元首相は2日、毎日新聞のインタビューで、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党について「(安倍政権を倒す)倒幕が始まるのかと思っていたら、応仁の乱みたいにぐちゃぐちゃになってきた。政権交代までいかなくとも、せめて自民党を大敗させて、安倍晋三首相の党総裁3選阻止まではいってもらわないと」と語った。小池氏が衆院選に立候補する可能性は「恐らくないだろう」とも述べた。
 小池氏は日本新党結党以来、折に触れ、細川氏からアドバイスを受けてきた。希望の党の公認を巡り、リベラル勢力や首相経験者を選別することに「同志として小池氏を手助けしたいと考えてきたが、排除の論理を振り回し、戸惑っている。公認するのに踏み絵を踏ませるというのはなんともこざかしいやり方で『寛容な保守』の看板が泣く」と強く批判した。
 同じく日本新党出身の前原誠司民進党代表については「名を捨て実を取ると言ったが、状況をみていると、名も実も魂も取られてしまうのではないかと心配になる」と述べた。
 さらに自身が日本新党を結成したことを振り返り「政権交代という大目標に立ち向かうときは怒濤(どとう)のように攻め立てなければ成功しない」と、候補者擁立などで混迷する「小池の乱」に苦言を呈した。ただ、「首相を目指すのであれば、保守やリベラルにこだわらず、器量の大きい人でいてもらいたい」と、門下生への思いやりもにじませた。【鈴木琢磨



殿のお言葉は、なんとも、味がありますね。

小池都知事が総選挙に出るのか、出ないのか、マスコミで騒がれていますけど、政権交代を目指すのに、党首が選挙に出ないというのは、実に、不思議ですね。

さらに、「何年たっても変わらない。あんなところに帰る気持ちはない」とかおっしゃっていますけど、じゃあ、なぜ、政党を作って候補者を立てるんですか。無責任の極みですね。でも、ほっときましょう。所詮、この程度の人間なんですから。6日くらいには、また、なにかイベントを仕掛けて盛り上げようとするでしょうが、その手法もいつまで通用するものやら。

打倒安倍の陣営の皆さん。雑魚の動きに左右されず、それぞれの選挙に集中しましょうね。国民は、ただただ、ひたすら安倍晋三の退陣を待っているのですから!