江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

自民党過半数割れを起こせば、安倍は辞めざるを得ない!!


「選別」だ「排除」だと血なまぐさい報道が続いている民進党希望の党への合流(?)。

報道によると、これまで民進党に貢献してきた方々が、かなり「排除」される見込みとか。

さらには、こうした方々が無所属等で立候補した場合、その選挙区に刺客を立てるとか。え~~?

でも、その刺客は、どちらに刃を向けることになるのでしょうか?

自民党公明党は、全選挙区に候補者を擁立するわけで、他の候補者となると共産党幸福実現党くらいでしょうか。

そこに、民進党リベラル候補と希望の党の候補者が降り立った場合、まず、リベラルの票が希望の党に行くことは考えづらい。となると、希望の党の候補者はどこから票を取るかと言うと、間違いなく自民党公明党の候補者の票を剥ぎ取ることになるのではないでしょうか。

これって、楽観的過ぎるでしょうか。



自民過半数割れも?小池新党大躍進 民進との合流ウラに小沢氏 全465議席予測

Iza,2017.10.1 08:00

 天下分け目の激闘が始まった。衆院は28日午後、解散され、総選挙(10月10日公示-22日投開票)に突入した。
 安倍晋三首相は、北朝鮮少子高齢化という国家的危機に対峙するため「国難突破解散」を断行した。
 そこに小池百合子都知事が国政政党「希望の党」(小池新党)を結成し、殴り込みをかけてきたため、選挙戦の構図は一気に激変している。
 夕刊フジで、選挙プランナーの松田馨氏に現時点での議席予測を依頼したところ、自民党は230議席単独過半数(233)を割り込んだ。小池新党は148議席を確保し、第2党に躍進する見通しとなった。予測が現実となれば、安倍首相の責任問題も浮上しかねない。「小池劇場」は、わが国にとって吉か凶か。
 「小池氏が『希望の党』を立ち上げ、自民党に代わる無党派層の『受け皿』を作った。『自民党vs小池新党』という構図ができつつある。分かりやすい対決構図ができたことで、無党派層が小池新党になだれ込む可能性が高まった」
 松田氏は「10・22衆院選」について、こう分析した。
 衝撃の議席予測は別表の通り。投票率は50%後半とした。「1票の格差」を是正する「0増10減」(小選挙区0増6減、比例区0増4減)が実施され、衆院定数は475から465に減った。
 今回の衝撃予測では、設立直後の小池新党が148議席を獲得し、第2党に躍進する勢いとなった。
 夕刊フジの前回予測(14日発行)時点では、小池氏に近い若狭勝衆院議員と、民進党を離党した細野豪志環境相による「若狭・細野新党」は35議席と伝えたが、一気に4倍以上議席を確保する見通しだ。


衆院解散総選挙議席予測(28日現在)
 ・・・・小選挙区 比例 議席予測 解散時議席 
 自民党 171  59  230  287 
 公明党   9  24   33   35 
 民進党   -   -    -   88
 自由党   -   -    -    2
 希望の党 92  56  148   11 
 共産党   1  26   27   21 
 維新の会  4  10   14   15 
 社民党   1   1    2    2 
 無所属  11   0   11   11
     289 176  465  472 



上記の予測だと、大幅な自民党議席減で安倍晋三の退陣は決まりでしょう。

しかし、問題は最近の血なまぐさい応答に国民はかなり白けているということは忘れてはいけないでしょう。

それでも、勝ちを担保する方法はあると思う。

「反安倍」「脱原発」を明確にした戦いを続ければ勝てると思う。


民進前原誠司執行部に不満爆発「話が違う!」 民進左派、参院巻き込みリベラル新党構想急浮上

産経新聞10/1() 7:55配信

 ■「話が違う」地方・連合も不満爆発
 新党「希望の党」への合流を決めた民進党前原誠司執行部が30日、激震に見舞われた。希望の党を率いる小池百合子東京都知事民進党からの公認申請者を厳格に選別する方針で、希望者全員の公認を求める地方組織や連合が「話が違う」と不満を爆発させたのだ。小池氏が「排除する」と明言したリベラル派は参院民進党を巻き込み、別の新党結成を模索する動きも出てきた。 (広池慶一)
 「民進党が独自の力で乗り越えられる状況ならば、こういった選択肢はなかった。安倍晋三政権をストップさせるのが野党第一党の責務だ」
 前原氏は30日、党本部で開いた全国幹事会の冒頭でこう訴え、希望の党への合流方針に理解を求めた。
 しかし、出席者からは「民進党出身者の全員が希望の公認を得られるのか」といった見立ての甘さへの懸念が続出。希望の党側で「選別」に言及する関係者が多いことへの批判も集まり、前原氏は小池氏から「自分以外の発言は取り合わないでもらいたい」と釈明されたことも紹介した。
 民進党北海道連の市橋修治幹事長は記者団に「民進党公認の道を開くよう求めたが『民進党では選挙はやらない』の一点張りだった」と怒りをぶちまけた。党大阪府連は30日夜、小池氏が日本維新の会との間で希望の党の候補を大阪府内の選挙区に擁立しないと合意したことに反発し、候補予定者が対応を協議した。
 不満は党内にとどまらない。連合の神津里季生会長は30日、前原氏に直談判するため、急遽(きゅうきょ)党本部に乗り込んだ。合流に関して前原氏と事前に腹合わせした内容と、希望の党側の実際の動きが違いすぎるからだ。
 神津氏は合流の条件として(1)民進党と連合が結んだ政策協定の丸のみ(2)民進党の公認申請者全員を受け入れる-ことを希望の党に求めていた。前原氏も「できるだけ全員を希望に合流させる」と語っていた。
 しかし希望の党の第1次公認リストで枝野幸男代表代行(埼玉5区)に対抗馬が立つなど、民進党のリベラル派を積極的に排除する構図が鮮明になった。
 神津氏は会談後、記者団に「排除はおかしい。できるだけみんなが行くことが一番望ましい」と不快感を示した。連合幹部は「連合の要望が受け入れられなければ希望の党の候補に推薦は出さない」と突き放す。
 合流判断を覆すための両院議員総会開催を求める署名を集める動きが出るなど、党内は混迷を極めている。ただ、排除される民進党のリベラル派も生き残りをかけて動き出した。
 赤松広隆衆院副議長は30日、名古屋市で記者団に「新しい政党も選択肢の一つ」と言及した。
 新党を作るには、原則国会議員5人以上の参加が必要だが、衆院解散に伴い前衆院議員はカウントできない。そこで「参院民進党の現職から5人を借りて『救済新党』を作る」(閣僚経験者)案が浮上している。政党に所属して衆院選に出馬すれば、比例代表で復活当選する可能性が生まれるなど、メリットが多い。


 

前原君の方針により混乱に巻き込まれて、挙句の果てには希望の党からの公認をもらえないリベラルの皆さんの政治家としての前途を保障するのも前原君の責務でしょう。


一刻も早く分党を認めて、財産分与を行い選挙への道を保障する必要がある。

毒を食らう過程で様々な誤算や想像もしない副作用が出ている。かと言って、安倍を引きずり下ろすという目標を見失ってはいけない!

あとは、副作用にいち早くケアをすることです。

モジモジしている暇はない。

前原君よ、再度の決断が必要ですよ。